*《&ruby(ヴァニティー・コール){虚無を呼ぶ呪文};/Vanity's Call》 [#tdda39d4]
 カウンター罠
 チェーン4以降にライフポイントを半分払って発動できる。
 このカードの発動時に積まれていたチェーン上の全てのカードの発動を無効にし、
 破壊する。
//テキストはDE1より

 [[CYBERDARK IMPACT]]で登場した[[カウンター罠]]。~
 [[チェーン]]に乗った[[効果モンスター]]・[[魔法カード]]・[[罠カード]]の全てを[[無効]]にする。~

 [[チェーンカード]]の一枚であり、[[チェーン]]4以降に[[発動]]できる。~
 また[[スペルスピード]]は3であり、[[カウンター罠]]にすら[[チェーン]]できる。~
 しかし、[[コスト]]が莫大であるため気軽には使えない。~

 [[【チェーンバーン】]]や[[【コアガジェット】]]等の[[チェーン]]を組む[[デッキ]]の[[メタ]]となる。~
 一度決めたら[[相手]]が態勢を立て直す前に速やかに勝負を決してしまいたい。~
 ただし、[[【チェーンバーン】]]に対しては有効な[[《レインボー・ライフ》]]が存在し、[[サイドデッキ]]に忍ばせておく意義も薄い。~
 能動的に[[発動]]するにはこちらも[[チェーンを積む]]必要があるが、損害がより大きくなる。~
 また、[[【コアガジェット】]]も主要パーツが規制されて組むのが難しくなっているため、こちらでの出番もあまり望めない。~

 主要パーツが[[制限緩和]]されて[[【コアガジェット】]]が復活した事は、この[[カード]]にとっても朗報と言える。~
 しかし莫大な[[ライフコスト]]にしては[[汎用性]]に欠ける[[カード]]である事には変わらず、同じく大きな[[ライフコスト]]を要する[[《神の宣告》]]などとバッティングしやすいのは、今後も悩みの種となるだろう。

-[[効果の発動]]に対応した[[カウンター罠]]は珍しい。~
直前の[[チェーンブロック]]以外の[[カード]]も[[発動]]と[[効果]]を[[無効]]にできる稀有な存在である。~

-[[相手]]が使ってきた[[カード]]に[[カウンター罠]]を[[発動]]し、その[[カウンター罠]]に[[《神の宣告》]]などを使ってきた場合、この[[カード]]を使えば痛み分けとなる。

**関連カード [#l4f90712]
-[[チェーンカード]]

-[[《神の宣告》]]

―《虚無を呼ぶ呪文》の姿が見られる[[カード]]
-[[《虚無空間》]]

**収録パック等 [#a4ad886c]
-[[CYBERDARK IMPACT]] CDIP-JP059
-[[DUELIST EDITION Volume 1]] DE01-JP074

**FAQ [#oece76d6]
Q:[[相手]]の場に、[[《血の代償》]]が既に[[表側表示]]で存在しています。~
  [[相手]]がこの[[《血の代償》]]の[[効果]]を[[発動]]し、それにさらに[[《血の代償》]]を2回[[チェーン]]させました。~
  このとき、《虚無を呼ぶ呪文》を[[発動]]できますか?~
A:はい、できます。

Q:上記の例のとき、[[《冥王竜ヴァンダルギオン》]]を[[特殊召喚]]できますか?~
A:可能です。(08/06/15)

Q:一つの[[チェーンブロック]]内に[[魔法>魔法カード]]・[[罠>罠カード]]・[[モンスター]][[効果]]の中で2種類以上が存在してそれらが《虚無を呼ぶ呪文》によって全部[[無効]]化された場合、[[《冥王竜ヴァンダルギオン》]]を[[特殊召喚]]することはできますか?~
  可能な場合、二つ・三つの中でどの[[効果]]が[[発動]]しますか?~
  いくつかの[[効果]]が[[発動]]したら、どんな順序で[[発動]]しますか?~
A:《虚無を呼ぶ呪文》の[[効果]]によって複数の[[相手]]の[[カード]]の[[発動]]を[[無効]]にした際に、[[《冥王竜ヴァンダルギオン》]]を自身の[[効果]]によって[[特殊召喚]]する事ができます。~
  また、[[特殊召喚]]された[[《冥王竜ヴァンダルギオン》]]の『●[[魔法>魔法カード]]:』『●[[罠>罠カード]]:』『●[[効果]][[モンスター]]:』の[[効果]]を、[[無効]]にした[[カード]]の種類に応じてそれぞれ任意の順番で[[チェーン]]を組み[[効果]]が[[発動]]します。(11/06/04)
//A:はい、[[無効]]にした種類に対応した[[効果]]をそれぞれ1回ずつ、[[発動]]した順番で[[チェーン]]を組んで[[発動]]します。

Q:また、[[自分]]の[[コントロール]]する[[カード]]も同時に[[無効]]化した場合、[[《冥王竜ヴァンダルギオン》]]はその[[カード]]の種類による[[効果]]を[[発動]]することができますか?~
  例:「[[チェーン]]1・[[相手]]の[[《収縮》]]→[[チェーン]]2・[[自分]]の[[《ホルスの黒炎竜 LV8》]] →[[チェーン]]3・[[相手]]の[[《天罰》]]→[[チェーン]]4・[[自分]]の《虚無を呼ぶ呪文》」~
A:[[無効]]にした[[相手]]の[[コントロール]]する[[カード]]に応じた[[効果]]のみを[[発動]]します。~
  例の場合[[魔法カード]]と[[罠カード]]を[[無効]]にした場合の[[効果]]を任意の順番で[[発動]]し、[[効果モンスター]]の[[効果]]を[[無効]]にした際の[[効果]]は[[発動]]しません。(12/03/10)

Q:一つの[[チェーンブロック]]内に[[相手]]が[[罠カード]]等の同じ種類の[[カード]]を3枚[[発動]]してその[[発動]]をこのカードの効果で[[無効]]にして[[《冥王竜ヴァンダルギオン》]]は[[特殊召喚]]した場合、[[《冥王竜ヴァンダルギオン》]]の[[効果]]は複数回[[発動]]しますか?~
A:いいえ、その場合は[[発動]]するのは1回のみになります。(07/08/22)
//公式より http://yugioh.faq.konami.jp/EokpControl?&tid=38939&event=FE0006