*《強制転移/Creature Swap》 [#c3409bfc]
 通常魔法（準制限カード）
 お互いが自分フィールド上モンスターを１体ずつ選択し、
 そのモンスターのコントロールを入れ替える。
 選択されたモンスターは、このターン表示形式の変更はできない。

　第２期から登場した、[[モンスター]][[コントロール交換]][[魔法>魔法カード]]。~
　自分の貧弱な[[モンスター]]と相手の強力な[[モンスター]]を簡単に交換してしまえるという凶悪な[[魔法>魔法カード]]。~

　攻める際には非常に優秀なカード。~
　お互いに自分のフィールドから指定する必要はあるが、相手フィールド上の[[モンスター]]が１体であれば確実に奪い取ることが可能。~
　[[《スケープ・ゴート》]]の[[羊トークン]]等、渡す[[モンスター]]さえ用意できれば逆転の一手となることも多い。~
　[[《強奪》]]と比較するに、[[効果]]が永続であり、[[表示形式]]を問わず、[[対象を取る効果>対象をとる（指定する）効果]]でない点で勝る。~

　また、「[[墓地]]に行った時」に発動する[[効果]]を持つ[[モンスター]]を相手に押しつけることも非常に有効。~
　その上で送りつけた[[モンスター]]を[[破壊]]すれば、本来の持ち主がその[[効果]]の恩恵に与る事ができる。~
　[[サーチャー]]や[[リクルーター]]等の[[コントロール]]を相手に渡してから奪った[[モンスター]]で[[破壊]]しても、[[効果]]は元々の持ち主が使うことができる。~
~
　[[スピリット]][[モンスター]]と併用した場合、完全な[[コントロール奪取]][[魔法>魔法カード]]に変貌する。~
　[[【スピリット】]]を組むなら、[[《死のマジック・ボックス》]]と共に[[必須カード]]になるだろう。~
~
　[[レベルアップモンスター]]や[[《ハイドロゲドン》]]のように、相手[[モンスター]]を[[破壊]]した時に[[効果]]を発動する[[モンスター]]とも相性がいい。~
　弱い[[モンスター]]を送りつけて[[破壊]]することで、簡単に[[発動条件]]を満たせるからだ。~

-このように簡単に場を制御できる能力を持っているが、[[モンスター]]がいなければ扱えない点から、[[準制限カード]]に落ち着いている。~

-このカードからの回避方法
--「[[モンスター]]をフィールドから離れさせる。」~
＝お互いに１体以上[[モンスター]]がいなければ[[効果]]は不発に終わる。~

--「　[[《リビングデッドの呼び声》]][[《スケープ・ゴート》]]等で[[モンスター]]の数を増やす。」~
＝交換する[[モンスター]]は、お互いのコントローラーが選ぶため狙いを外させる。~

--「[[魔法>魔法カード]]の[[効果]]を受けなくなるカードをフィールドに出す。」~
＝[[《ホルスの黒炎竜 ＬＶ６》]]や[[《サイレント・ソードマン ＬＶ５》]]、[[《絶対魔法禁止区域》]]等。~

-[[《マシュマロン》]]等[[戦闘で破壊>戦闘破壊]]されない弱小[[モンスター]]を[[攻撃表示]]で送りつけ、それを複数回攻撃することでライフを大きく削る戦術も存在する。~
相手の場に強力[[モンスター]]がいようと、ほぼ[[直接攻撃]]できるようなものである。~
これを「サンドバッグ」といい、[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]で殴る[[１ターンキル]]も存在する。

-原作・アニメにおいて―~
GXでの「ヘルカイザー亮VSマスター鮫島」戦において、[[《サイバー・エスパー》]]の効果により亮の[[手札]]にあったことが確認されている。~
発動すれば[[《サイバー・エンド・ドラゴン》]]を取り戻すことができたのだが、それこそ鮫島の想定内の戦術であった。~
亮は変わり果てた今でも[[《サイバー・エンド・ドラゴン》]]をリスペクトしているはず。必ず自らの手元に戻すだろうと鮫島は悟った。~
しかしこの後、亮がこのカードを《ロスト・プライド》の発動コストに選ぶ事により、鮫島の予想しない結末に…。~

**関連カード [#sa99f173]
-[[《シエンの間者》]]
-[[《死のマジック・ボックス》]]

-[[《強奪》]]

**収録パック等 [#ob6af4da]
-[[デュエリストパック−ヘルカイザー編−]] DP04-JP018
-[[BEGINNER'S EDITION 2]] BE2-JP190 &size(10){[[Super]]};
-[[DUELIST LEGACY Volume.5]] DL5-072 &size(10){[[Rare]]};
-[[Mythological Age −蘇りし魂−]] MA-33
-[[STRUCTURE DECK−マリク編−]] SDM-026
-[[ストラクチャーデッキ−ドラゴンの力−]] SD1-JP018
-[[ストラクチャーデッキ−アンデットの脅威−]] SD2-JP020
-[[ストラクチャーデッキ−海竜神の怒り−]] SD4-JP021
-[[プロモカード]] PC5-JP003

**FAQ [#zffe583f]
Ｑ：このカードで[[《魂を削る死霊》]]を渡した場合、その[[《魂を削る死霊》]]は[[破壊]]されますか？~
Ａ：いいえ。このカードは対象を選択して発動する[[効果]]ではないため、[[《魂を削る死霊》]]は[[破壊]]されません。

Ｑ：[[《ホルスの黒炎竜 ＬＶ６》]]や[[《ホルスの黒炎竜 ＬＶ４》]]はこのカードの[[効果]]を受けますか？~
Ａ：いいえ、受けません。また、それらのカードをこのカードの[[効果]]処理時に選ぶこともできません。

Ｑ：「選択された[[モンスター]]は、このターン[[表示形式]]の変更はできない。」とありますが、既に[[表示形式]]を変更した[[モンスター]]を選択することは出来ますか？~
Ａ：はい、選択することができます。

Ｑ：このカードで[[裏側表示]][[モンスター]]を選択することができますか？~
Ａ：はい、選択することができます。