*《&ruby(ごうよく){強欲};で&ruby(どんよく){貪欲};な&ruby(つぼ){壺};》 [#top]
 通常魔法
 「強欲で貪欲な壺」は1ターンに1枚しか発動できない。
 (1):自分のデッキの上からカード10枚を裏側表示で除外して発動できる。
 自分はデッキから2枚ドローする。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:https://twitter.com/YuGiOh_OCG_INFO/status/711477091221381122

 [[ザ・ダーク・イリュージョン]]で登場する[[通常魔法]]。~
 [[デッキトップ]]から10枚を[[除外]]し、2枚を[[ドロー]]する[[効果]]を持つ。~

 [[《貪欲な壺》]]のような下準備の必要がなく、それでいて[[手札]]・[[フィールド]]の[[カード]]を減らさず2枚[[ドロー]]できるという点では、[[《強欲な壺》]]と同等の性能を持つ[[ドローソース]]である。~
 ただし、こちらは[[コスト]]として10枚もの[[カード]]を[[デッキトップ]]から無作為に[[除外]]するため、[[ドロー]]する前に欲しい[[カード]]が[[デッキ]]からなくなってしまう危険性を孕んでいる。~
 [[裏側表示]]での[[除外]]なので、[[除外]]した[[カード]]の[[誘発効果]]などは[[発動]]せず、その再利用も困難になるなど、[[手札]]が十分でない状態から使うと運の要素が大きく絡むため、考えなしに投入できる[[カード]]ではない。~
 特定の[[キーカード]]から展開を行う[[デッキ]]ではリスクも高いので、[[ハイランダー]]や[[【フルバーン】]]・[[【メタビート】]]等、[[サーチ]]系統が乏しい[[デッキ]]や、どの[[カード]]を失ってもさほど問題がない[[デッキ]]で真価を発揮するだろう。~

 [[カードの種類]]を問わず、枚数のみを参照する[[《魂吸収》]]や[[《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》]]であれば、この大量[[除外]][[コスト]]を存分に活かすことができる。~
 他にも、[[《カオス・エンド》]]の[[発動条件]]もこの[[カード]]1枚で満たせる、[[《ネクロフェイス》]]を[[召喚]]して[[デメリット]]を帳消しにしつつ[[強化]]するなどの運用が可能である。~
 いずれにせよ[[除外]][[コスト]]を何かに活かそうとすると、[[《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》]]を[[挿す>ピン挿し]]か、ある程度専用の構築をする必要がある。~

 上記の様な事を考えずに使用しても、1枚程度の[[発動]]ならそれほど[[デメリット]]を気にせず[[ハンド・アドバンテージ]]を稼げる。~
 絶対に消えてはまずい[[キーカード]]のない[[デッキ]]ならば採用が検討出来るだろう。~
 特に、[[発動条件]]や[[誓約効果]]、[[特殊召喚]]等の制限が一切存在しないのは大きい。~

-[[裏側表示]]で[[除外]]した[[カード]]は、[[自分]]は[[確認]]できるが[[相手]]は[[確認]]できない[[非公開情報>公開情報]]である。~
再利用こそ難しいが、どの[[カード]]が[[除外]]されたのか[[相手]]に見られないという点は[[メリット]]と言えるかもしれない。~

-[[発動]]する場合[[デッキ]]に計12枚の[[カード]]が必要になるので、40枚[[デッキ]]で3枚[[積み>積む]]した場合は何らかの[[カード]]を[[デッキ]]に[[戻す]]ギミックを利用しない限り3枚目は死に札になる。~
もっとも、3枚の《強欲で貪欲な壺》が全て[[手札]]に回ってくるような事態は稀なので、そこまで考慮に入れるべきことではないだろう。~
むしろフル投入する際に気をつける必要があるのは、残り枚数少ない[[デッキ]]への[[デッキ破壊]]である。~

//--[[コスト]]は[[デメリット]]と称されて然るべき枚数だが、それでも[[デッキ圧縮]][[カード]]としては実に12枚もの圧縮を、引いて即これ1枚で行えるという破格の性能を持っている。~
//不要なカードを減らしてドローの質を高めたり、墓地発動カードを落として次の手につなげるのが「デッキ圧縮」の意義であり、ランダムな裏側除外はデッキ圧縮にならない
//[[メインデッキ]]に特定の[[キーカード]]を入れる必要がないが、[[手札]]さえ増強できれば勝てるという[[デッキ]]には打ってつけであるとも言えよう。~

-[[裏側表示]]で[[除外]]された[[カード]]を活用できる[[カード]]は、下記の程度でいまだに数少ない。~
また、下記の[[カード]]を使おうにもその[[カード]]自体(あるいはその[[カード]]を出すために必要な[[カード]])が[[除外]]されてしまう可能性もある。~

--[[《ネクロフェイス》]]・[[《E・HERO エリクシーラー》]]で[[デッキ]]に[[戻す]]

--[[《PSYフレームロード・Ω》]]で[[墓地]]に[[戻す]]

--[[《原初の種》]]で[[手札]]に[[戻す]]

--[[《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》]]・[[《カオス・エンド》]]等の枚数を参照する[[カード]]に使う

-似たような名前を持つ[[《強欲で謙虚な壺》]]や[[《貪欲で無欲な壺》]]はそれぞれ対となる言葉が組み合わさっているが、この[[カード]]は「強欲」と「貪欲」とほぼ同じ意味の言葉が使われている。~
前者2枚は何らかの[[デメリット]]があるにも関わらずこの[[カード]]には目立った制約もなく確実に[[アドバンテージ]]を得られるなど、「強欲」かつ「貪欲」さが目立つ。~
しかし[[《強欲な壺》]]や[[《貪欲な壺》]]と比較した場合、[[コスト]]が非常に重く、2つ合わさっているにも関わらずそれらより優れてるとはいい難い。~
膨大な[[コスト]]を逆に活用する[[コンボ]]性こそあるものの、単純性能では元の[[《強欲な壺》]]の[[下位互換]]と見る向きが大きい。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[《強欲で謙虚な壺》]]
-[[《貪欲で無欲な壺》]]

-[[《トゥーン・キングダム》]]
-[[《サイ・ガール》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《強欲な壺》]]
-[[《貪欲な壺》]]

//―《強欲で貪欲な壺》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[ザ・ダーク・イリュージョン]] TDIL-JP066

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

----
&tag(《強欲で貪欲な壺》,魔法,通常魔法);