*《&ruby(きょうれつ){強烈};なはたき&ruby(お){落};とし/Drastic Drop Off》 [#j8b56a91]
 カウンター罠
 相手がデッキからカードを手札に加えた時に発動する事ができる。
 相手は手札に加えたカード1枚をそのまま墓地へ捨てる。
//://ygo-news.pytalhost.com/sets/DT11/047.jpg

 [[PHANTOM DARKNESS]]で登場した[[カウンター罠]]。~
 名前の通り、より強烈になった[[《はたき落とし》]]であり、名実共に[[上位互換]]である。~

 [[ドロー]]した[[カード]]はもちろんのこと、[[デッキ]]から[[サーチ]]された[[カード]]もその[[対象]]となる。~
 [[カード]]を[[サーチ]]する[[効果]]は多く、強力なため、多くの場面で活躍が見込める。~
 [[コスト]]も無いので、完全な[[1:1交換]]が可能。~
 ただ、[[《E・HERO エアーマン》]]などの[[サーチ]][[効果]]に[[発動]]しても[[アドバンテージ]]が打ち消せるわけではないので一応の注意は必要。~
 何も考えずに[[発動]]し[[《D−HERO ダッシュガイ》]]等を[[墓地]]に送っては意味がない。~
 それどころか[[暗黒界]]の2つ目の[[効果]]を[[発動]]された、では笑い話にしかならない。

 しかし、[[カウンター罠]]であることが強みであり、[[《豊穣のアルテミス》]]の恩恵を受ける。~
 [[コスト]]もない、完全な1:2交換に持ち込め、[[《裁きを下す者−ボルテニス》]]があればそれを出すことも可能。~
 気軽に使える[[カウンター罠]]として、[[【パーミッション】]]にいれておくとよい。~
 ただし、この[[カード]]で[[《冥王竜ヴァンダルギオン》]]を[[特殊召喚]]できない点には注意。

-[[カウンター罠]]であるおかげで[[《はたき落とし》]]とは違い、[[ドロー]]された[[速攻魔法]]は《強烈なはたき落とし》の[[発動]]に[[チェーン]]する事はできない。~
その代わり[[《カウンター・カウンター》]]によって[[無効]]化される可能性ができたが、[[《カウンター・カウンター》]]の採用率の低さを考えると無視できる[[デメリット]]である。

-恐ろしい事に[[《アスワンの亡霊》]]など、何らかの手段を用いてこの[[カード]]を繰り返し使用することで往年の[[【八汰ロック】]]を擬似的に再現できる。~
方法は次の通り。
++何らかの方法で[[相手]]の抵抗手段をなくし[[《アスワンの亡霊》]]を[[召喚]]。
++[[相手]]の[[ドローフェイズ]]で《強烈なはたき落とし》一枚目(仮にAとする)を[[発動]]。~
[[ドロー]]した[[カード]]と《強烈なはたき落とし》Aは[[墓地]]へ。
++[[《アスワンの亡霊》]]で[[攻撃]]。《強烈なはたき落とし》Aを[[デッキの一番上]]に[[戻す]]。
++《強烈なはたき落とし》二枚目(B)を[[セット]]。
++[[相手]]の[[ドローフェイズ]]で、《強烈なはたき落とし》Bを[[発動]]。[[ドロー]]した[[カード]]と《強烈なはたき落とし》Bは[[墓地]]へ。
++[[自分]]の[[ドローフェイズ]]で、《強烈なはたき落とし》Aを[[ドロー]]する。
++ii.に戻る。以下[[無限ループ]]。


-[[《マインドクラッシュ》]]同様、[[巻き戻し]]で使うことが多くなりがちである。
-[[ドローフェイズ]]に[[カード]]を[[ドロー]]した後、すぐに[[手札]]を[[シャッフル]]してしまうと、[[相手]]にこの[[カード]]を発動された際、どの[[カード]]を[[ドロー]]したかが正確に分からなくなってしまう。~
そのため、[[公認大会]]では結果的に反則負けになる危険もあるので注意が必要である。~
--[[《マインドクラッシュ》]]同様、[[巻き戻し]]で使うことも多い。

-[[《地獄の扉越し銃》]]同様、何も[[無効]]にしない[[カウンター罠]]。~
[[ダメージステップ]]でも[[発動]]できるようにするため、[[カウンター罠]]になったのだろう。

-[[イラスト]]で強烈なはたき落としをくらっているのは[[《グリーン・ガジェット》]]。~
見事に粉々にされている。~
MASTERGUIDE2に載っているが、この[[イラスト]]の[[《グリーン・ガジェット》]]は、[[《イエロー・ガジェット》]]によって[[手札]]に[[加えた>加える]]ものらしい。~
使われた[[プレイヤー]]は1ヵ月悪夢にうなされたらしく、余程ショックだったのだろう。~
実際にも[[ドローフェイズ]]に[[相手]]の表情を読んで[[発動]]すれば強烈な精神的[[ダメージ]]を与える事が可能である。~

-外国版では、[[ウルトラレア>Ultra]]に格上げされている。

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#k5219f17]
-[[《はたき落とし》]]

-[[サーチャー]]

―[[イラスト]]関連
-[[《グリーン・ガジェット》]]

**収録パック等 [#acd0fc44]
-[[PHANTOM DARKNESS]] PTDN-JP074 &size(10){[[Rare]]};
-[[DUEL TERMINAL −オメガの裁き!!−]] DT11-047

**FAQ [#aabad95c]
Q:[[相手]]の通常の[[ドローフェイズ]]で[[ドロー]]した時でも[[発動]]することができますか?~
A:はい、[[発動]]する事ができます。(07/11/23)

Q:[[カードの効果]]で[[相手]]が[[ドロー]]した場合も[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]する事ができます。ただし[[ドロー]]した後に別の[[効果]]処理がある場合は[[発動]]できません。(07/11/23)

Q:[[相手]]が[[手札]]に[[加える]]タイミングで何らかの[[効果]]が[[発動]]された場合、それに[[チェーン]]して[[発動]]できますか?~
A:はい、できます。(07/11/25)~
(ただし[[《ワタポン》]]などの[[手札誘発]]に[[チェーン]]できるかは[[調整中]](11/04/10))

Q:[[相手]]が複数枚の[[カード]]を[[手札]]に[[加えた>加える]]場合、[[捨てる]][[カード]]はどのように選択しますか?~
A:[[相手]]が[[カード]]を1枚選んで捨てます。(07/11/24)

Q:[[ドローフェイズ]]の通常[[ドロー]]で[[《サイクロン》]]を[[ドロー]]しました。~
  [[相手]]がこのカードを[[発動]]する前に、[[自分]]は[[《サイクロン》]]を[[発動]]できますか?~
A:できます。また、[[ドロー]]された[[カード]]が[[発動]]された場合、[[手札]]に[[ドロー]]した[[カード]]が存在しなくなります。~
  よって、この[[カード]]を[[チェーン]]して[[発動]]することはできません。(09/03/06)

//質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//質問だけの投稿はお止めください。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。