《極神聖帝オーディン》 †
シンクロ・効果モンスター
星10/光属性/天使族/攻4000/守3500
「極星天」と名のついたチューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動する事ができる。
このカードはエンドフェイズ時まで魔法・罠カードの効果を受けない。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが
相手によって破壊され墓地へ送られた場合、
そのターンのエンドフェイズ時に自分の墓地に存在する
「極星天」と名のついたチューナー1体をゲームから除外する事で、
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚に成功した時、
自分のデッキからカードを1枚ドローする事ができる。
STORM OF RAGNAROKで登場する光属性・天使族のシンクロモンスター。
チューナーと非チューナーの数に制約があり、かつレベルが10と高いため重いシンクロモンスターであるが、強力なモンスター効果を持ち合わせている。
1つ目はこのカードに魔法・罠カードの耐性を持たせる効果。
発動すれば、《光の護封剣》・《次元幽閉》なども効かなくなり、一度しか無効にできない《極神皇ロキ》のほぼ上位互換の効果だと言える。
2つ目の効果と3つ目の効果は連動しており、自己再生をしつつドローできる。
自己再生には極星天と名のついたチューナーが必要となるものの、相手による破壊であれば手段は問わず1度限りの効果でもない。
高攻撃力のモンスターが蘇り、ドローできるのでかなり強力なシナジー効果といえる。
- シンクロ召喚の際の台詞は「北辰の空にありて、全知全能を司る王よ!今こそ、星界の神々を束ね、その威光を示せ!!シンクロ召喚!天地神明を統べよ、最高神、《極神聖帝オーディン》!」。
- 《極神聖帝オーディン》がハラルドを後継者と認める前と後では、イラストが異なっている。
前者では正面を向いており、眼をつぶっている。
- 神話・伝承において―
「オーディン(オーディーン、オージン/Odin)」は北欧神話に登場する神の一柱であり、最高神である。
戦争と死を司る神であり、魔術や詩の達人でもある。
知識に対して非常に貪欲であり、飲めば知恵と知識を得られるというミーミルの泉の水を飲む代償として左目を差し出したり、ルーン文字の秘密を探るために自らの身にグングニルを突き刺した状態でユグドラシルに九日九夜吊るしたと言われている。
人間界によく干渉してくる神としても有名で、人間の前に現れる際には、鴉を連れたフード姿の老人として登場する。
北欧の伝承等で、妙に物知りなフード姿の老人が登場してきた場合、その正体は十中八九オーディンである。
ヴァルキリー達を使役してヴァルハラ宮殿に戦死者の魂(エインヘリアル)を集めさせ、来るべきラグナロクに備えているが、ラグナロクではフェンリルに呑みこまれて(または噛み殺されて)しまうとされている。
- トールやロキと異なり、長い白髭を蓄え、つばの広い帽子を被り、武器を持った隻眼の神という、原典を描いた絵画等にかなり忠実な姿をしている。
手に持っているのは杖にも見えるが先端がとがっていたり突いて攻撃していたりするのでおそらく槍(グングニル)であろう。
関連カード †
収録パック等 †