*《&ruby(きょくしんせいてい){極神聖帝};オーディン/Odin, Father of the Aesir》 [#xfafb1c5]
 シンクロ・効果モンスター
 星10/光属性/天使族/攻4000/守3500
 「極星天」と名のついたチューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
 1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動する事ができる。
 このカードはエンドフェイズ時まで魔法・罠カードの効果を受けない。
 また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが
 相手によって破壊され墓地へ送られた場合、
 そのターンのエンドフェイズ時に自分の墓地に存在する
 「極星天」と名のついたチューナー1体をゲームから除外する事で、
 このカードを墓地から特殊召喚する。
 この効果で特殊召喚に成功した時、
 自分のデッキからカードを1枚ドローする事ができる。
 ※[[エンドフェイズに適用終了となるカードに対するエラッタ>エラッタ#end]]に伴い、[[テキスト]]内の「[[エンドフェイズ]]時」は「[[ターン]]終了時」と読み替えて使用する。~

 [[STORM OF RAGNAROK]]で登場した[[光属性]]・[[天使族]]の[[シンクロモンスター]]。~
 [[極神]]の1体であり、自身に[[効果]][[耐性]]を付与する[[起動効果]]、[[自己再生]]できる[[誘発効果]]、[[自己再生]]時に[[ドロー]]できる[[誘発効果]]を持つ。~

 [[レベル]]が10と高く、[[チューナー]]と非[[チューナー]]の数に制約があり、[[シンクロ召喚]]が難しい部類に入る。~
 [[重い]][[モンスター]]であるが、高い[[ステータス]]と強力な[[モンスター効果]]を持ち合わせている。~

 1つ目は自身に[[魔法・罠カード]]の[[耐性]]を持たせる[[効果]]。~
 この手の[[効果]]にありがちな常時の[[効果]]ではない点は、自身の[[カード]][[効果]]を適用するなどの[[コンボ]]ができる一方、[[相手]][[ターン]]は無防備になる弱点がある。~
 この手の[[効果]]にありがちな常時の[[効果]]ではない点は、自身の[[カード]][[効果]]を[[適用]]するなどの[[コンボ]]ができる一方、[[相手]][[ターン]]は無防備になる弱点がある。~
 [[極神]]には強力な専用サポートも存在するため、[[耐性]]付与のタイミングはうまく判断していきたい。~

 [[発動]]すれば[[破壊]][[効果]]はもちろん[[《光の護封剣》]]・[[《次元幽閉》]]等も効かなくなり、基本的には範囲が限定されかつ一度しか[[無効]]にできない[[《極神皇ロキ》]]より強力である。~
 あちらは他の[[モンスター]]の[[攻撃]]時や[[《聖なるバリア −ミラーフォース−》]]等で他の[[モンスター]]を守れる利点は存在するが、[[極神]]と他の[[モンスター]]が並ぶこと自体あまりない。~
 状況を選ぶことが多いあちらに比べ、自身のみでの[[耐性]]ではこちらが抜きん出ているが、あくまで自身しか守れない差異には留意したい。~
 また、指定のタイミングや[[チェーン]]の性質も含め、両者とも[[《奈落の落とし穴》]]などには無力な点も理解してフォローしておきたい。~

 2つ目の[[効果]]と3つ目の[[効果]]は連動しており、[[自己再生]]をしつつ[[ドロー]]できる。~
 [[自己再生]]には[[極星天]]と名のついた[[チューナー]]が必要となるものの、[[相手]]による[[破壊]]であれば手段は問わず1度限りの[[効果]]でもない。~
 高[[攻撃力]]の[[モンスター]]が[[蘇生]]し、その上[[ドロー]]もできるので、双方とも強力な[[効果]]といえる。

 [[種族]]・[[属性]]としても[[サポートカード]]は多く、一度[[シンクロ召喚]]に成功すれば[[《アテナ》]]等で[[蘇生]]可能の上、[[除外]]されても[[《奇跡の光臨》]]等で[[帰還]]できる。~
 [[光属性]]であり[[《オネスト》]]を使用すれば、4000もの[[戦闘ダメージ]]を与えられる。~


-[[自己再生]]の[[誘発効果]]についての裁定は、[[極神>極神#w19ea3fb]]を参照。~

-自身の[[効果]]を[[適用]]する前に受けていた[[魔法・罠カード]]の[[効果]]は基本的に打ち消されずそのまま[[適用]]される。~
例外についてはFAQを参照。~

-「オーディン(オーディーン、オージン/Odin)」は北欧神話に登場する神の一柱であり、最高神である。~
[[ヴァルキリー>《ヴァルキリー》]]達を使役して[[ヴァルハラ宮殿>《神の居城−ヴァルハラ》]]に戦死者の魂([[エインヘリアル>エインヘリアル・トークン]])を集めさせ、来るべき[[ラグナロク>《神竜 ラグナロク》]]に備えている。~
最終的には、[[ラグナロク>《神竜 ラグナロク》]]では[[フェンリル>《フェンリル》]]に呑みこまれたとされている。~
--[[トール>《極神皇トール》]]や[[ロキ>《極神皇ロキ》]]と異なり、長い白髭を蓄え、つばの広い帽子を被った、槍を持つ隻眼の神という、原典を描いた絵画等にかなり忠実な姿をしている。~
[[イラスト]]で手に持っているのは杖に見えるが、槍であることがアニメの描写で確認できる。~


-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sの「遊星vsハラルド」戦においてハラルドが使用。~
[[《極星天ヴァルキュリア》]]と[[エインヘリアル・トークン]]2体を[[シンクロ素材]]として[[シンクロ召喚]]される。~
[[三極神>極神]]に対する遊星の[[永続罠]]《モンスター・チェーン》の[[効果]]を[[無効]]にして[[《クラスター・ペンデュラム》]]を[[戦闘破壊]]した。~
その後、[[《セイヴァー・スター・ドラゴン》]]の[[効果]]と[[《シューティング・スター・ドラゴン》]]の[[戦闘]]によって[[破壊]]された際、[[エンドフェイズ]]に[[自己再生]]して[[ドロー]][[効果]]を[[発動]]した。~
最終的にハラルドの[[永続罠]]《ギャラルホルン》によって、ゲームから[[除外]]された。~
[[攻撃]]名は「ヘヴンズ・ジャッジメント」、[[効果]]名は「インフルエンス・オブ・ルーン」。~
//攻撃名はゲームより。

--[[シンクロ召喚]]の際の台詞は「北辰の空にありて、全知全能を司る皇よ!今こそ、星界の神々を束ね、その威光を示せ!![[シンクロ召喚]]!天地神明を統べよ、最高神、《極神聖帝オーディン》!」。~
//字幕より。~

--アニメでは、[[極神]]共通の変更に加え、[[魔法・罠カード]]の[[耐性]]は[[幻神獣族]][[モンスター]]全てに持たせる事が可能であったため、弱体化している。~

--この[[カード]]が[[シンクロ召喚]]される際、[[《極星天ヴァルキュリア》]]が剣で描いた光輪が[[《極星天ヴァルキュリア》]]と[[エインヘリアル・トークン]]2体を包み込んで高速回転するという、通常の[[シンクロ召喚]]とは異なる珍しい演出がなされた。~

--[[自己再生]]の際には、光と共に天より降りる演出がなされた。

--「ハラルドの家に代々受け継がれている」という設定を持っている[[カード]]。~
言葉通りに受け取ると現在確認できる現存する最も古い[[カード]]であるが、元々デュエルモンスターズには代々受け継ぐほどの歴史はないため、設定上の矛盾が生じる。~
古代エジプトの石版が[[カード]]に形を変えたように、[[神>極神]]としての力だけを形を変えて受け継いできたのかもしれない。

---《極神聖帝オーディン》がハラルドを継承者と認める前と後では、[[イラスト]]が異なっている。~
後者はOCGでの[[イラスト]]と同じであるが、前者では正面を向いており、眼を閉じている。~

--[[デュエル]]で[[召喚]]された際のソリッドビジョンでは[[トール>《極神皇トール》]]や[[ロキ>《極神皇ロキ》]]の何倍もあろうかという巨躯であったが、アーククレイドルにビフレストを架ける際に[[召喚]]されたときは他の2体と同程度のサイズに縮んでいた。

--[[攻撃]]名が、漫画GXの「十代vsマッケンジー」戦でマックが使用した[[罠カード]]《ヘブンズ・ジャッジメント》と似ている。

-コナミのゲーム作品において―~
遊戯王5D's Duel Transerに、「オーディン」というゲームオリジナルキャラクターが登場するが、特にこの[[カード]]との関連性はない。

**関連カード [#zf94f6fe]
-[[極神]]
-[[極星天]]

―[[イラスト]]関連
-[[《極星宝ドラウプニル》]]

―《極神聖帝オーディン》の姿が見られる[[カード]]
-[[《神々の黄昏》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#y13641d9]
-[[【極星】]]

**収録パック等 [#d775020f]
-[[STORM OF RAGNAROK]] STOR-JP040 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]],[[Holographic]]};
**FAQ [#cd9dc22d]
//Q:[[特殊召喚]]と[[ドロー]]は同時扱いですか?~
//A:いいえ、それぞれ別の[[効果]]で別々に[[チェーンブロック]]が作られます。(10/11/13)

//Q:この[[カードの効果]]に[[チェーン]]し、[[《奈落の落とし穴》]]等が[[発動]]された場合どうなりますか ?~
//A:逆処理で[[耐性]][[効果]]が適用される前に[[破壊]]されます。(10/11/13)
//(特殊)召喚に成功したタイミングで起動効果を発動できなくなった(11/03/19)のでコメントアウト

Q:この[[カードの効果]]に[[チェーン]]して[[《月の書》]] で[[裏側守備表示]]にし、その[[ターン]]のうちに[[リバース]]した場合[[効果を受けない]][[効果]]は[[適用]]されますか?~
A:いいえ、[[適用]]されません。(10/11/13)

Q:[[《異次元からの帰還》]]で[[特殊召喚]]し[[魔法・罠カード]]の[[効果を受けない]][[効果]]を[[発動]]しました。~
 [[エンドフェイズ]]時、[[《異次元からの帰還》]]の[[効果]]によりゲームから[[除外]]されますか?~
A:このカードの[[魔法・罠カード]]の[[効果を受けない]]効果が終了する処理と[[《異次元からの帰還》]]で[[除外]]する処理どちらを先に処理するか[[プレイヤー]]の任意のタイミングで選択できますので、[[除外]]する事も[[除外]]しない事も可能です。(10/11/20)

Q:このカードが[[《収縮》]]や[[《ブラック・ガーデン》]]等の[[効果]]で[[攻撃力]]が半分になり、その後[[魔法・罠カード]]の[[効果を受けない]][[効果]]を[[発動]]した場合、[[攻撃力]]は元に戻りますか?~
A:いいえ、戻りません。(10/11/29)

Q:[[《DNA改造手術》]]で[[機械族]]になっているこのカードが[[《リミッター解除》]]の[[効果]]で[[攻撃力]]が倍になり、その後[[魔法・罠カード]]の[[効果を受けない]][[効果]]を[[発動]]した場合、[[攻撃力]]は元に戻りますか?また、[[エンドフェイズ]]時に[[破壊]]される[[効果]]は[[無効]]になりますか?~
A:いいえ、その場合でも[[攻撃力]]は元に戻らず、[[エンドフェイズ]]時に[[破壊]]されます。(10/12/30)

Q:このカードが[[《ワンダー・クローバー》]]や[[《ダブルアタック》]]の[[効果]]を受け[[2回攻撃]]できる状態の時に、[[魔法・罠カード]]の[[効果を受けない]][[効果]]を[[発動]]した場合、[[2回攻撃]]できますか?~
A:はい、その場合でも[[2回攻撃]]を行うことができます。(10/12/30)

Q:[[相手]]の[[墓地]]に存在するこのカードを[[《賢者の聖杯》]]の[[効果]]で[[特殊召喚]]し、その後[[魔法・罠カード]]の[[効果を受けない]][[効果]]を[[発動]]した場合、この[[カード]]を[[リリース]]、[[シンクロ素材]]にしたり[[攻撃]]することはできますか?また、[[エンドフェイズ]]時に[[コントロール]]はどうなりますか?~
A:その場合でも[[リリース]]や[[シンクロ素材]]にしたり[[攻撃]]することはできず、[[エンドフェイズ]]時に[[相手]]に[[コントロール]]が移ります。(10/12/30)

Q:[[《早すぎた埋葬》]]や[[《リビングデッドの呼び声》]]の[[効果]]で[[墓地]]からこの[[カード]]を[[特殊召喚]]しました。この[[カード]]の[[効果]]を発動した事で[[《早すぎた埋葬》]]や[[《リビングデッドの呼び声》]]が破壊された場合、この[[カード]]も[[破壊]]されますか?~
A:[[《早すぎた埋葬》]]や[[《リビングデッドの呼び声》]]が[[破壊]]された場合はこの[[カード]]の[[効果]]を受けないので、[[フィールド]]に残ります。(11/5/1)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。