効果モンスター 星4/闇属性/魔法使い族/攻1500/守1000 このカード名の(2)の効果はデュエル中に1度しか使用できない。 (1):「極星」リンクモンスターの効果でこのカードのみが除外された場合に発動できる。 レベルの合計が10になるように、「極星」モンスターを自分フィールドから1体、デッキから2体墓地へ送る。 その後、EXデッキから「極神」モンスター1体を特殊召喚する。 (2):自分の「極神」モンスターが戦闘以外の方法で相手によって墓地へ送られた場合、 墓地のこのカードを除外して発動できる。 同名カードが自分の墓地にない「極神」モンスター1体をEXデッキから特殊召喚する。
EXTRA PACK 2019で登場する闇属性・魔法使い族の下級モンスター。
エクストラデッキから極神を特殊召喚できる効果、極神が墓地へ送られた場合に別の極神をエクストラデッキから特殊召喚できる効果を持つ。
(1)は特定条件を満たした場合に極神を特殊召喚できる効果。
現状で発動条件を満たせるのは、《極星天グルヴェイグ》の効果で除外した場合に限られる。
あちらの効果で極星をリクルートできるため、フィールドに極星が必要という条件も満たせる。
あちらのリクルートを1体のみに制限する点で相性は悪いように見えるが、極神を出すのであれば、除外枚数はこのカード1体のみで済み、さらに墓地にカードを増やせる。
レベルの合計が10になる組み合わせについてはチューナーかどうかは問われないため、チューナー3枚を墓地へ送ることもできる。
加えてデッキ圧縮や墓地アドバンテージに繋げられる利点がある。
《極星天グルヴェイグ》自体のリンク召喚は非常に容易なため、専用サポートとはいえ、腐る心配はないだろう。
2枚目のこのカードを墓地へ送ることで(2)の効果にもつながる。
ただし、この効果はシンクロ召喚扱いではないので、特殊召喚した極神は自己再生できない。
既にシンクロ召喚している極神がいない場合では墓地を肥やす意味が薄い。
(2)も極神を特殊召喚する効果。
墓地へ送られた場合に別の極神を出せ、戦線を維持することができる。
これにより、(1)の効果で出した極神が自己再生できないデメリットを補える。
しかし、自己再生ではないため、こちらは《極星天グルヴェイグ》のリンク先を埋めてしまう。
別の極神である必要があるために、エクストラデッキの圧迫や、最適な効果を選択できない可能性も存在し、扱いづらさが目立つ。
シンクロ召喚されている極神が破壊され墓地へ送られた場合に(2)の効果を使うと、この効果とその自己再生を合わせて2体の極神が並ぶ。
とはいえ、そうするためには(1)を利用せず正規のシンクロ召喚を行っておく必要があり、構築段階で役割の判断が求められる。