*《&ruby(きょくせんきおう){極戦機王};ヴァルバロイド/Barbaroid, the Ultimate Battle Machine》 [#sb4f399f]
 融合・効果モンスター
 星12/地属性/機械族/攻4000/守4000
 「ロイド」と名のついた機械族モンスター×5
 このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。
 このカードが攻撃した相手の効果モンスターの効果をダメージ計算後に無効化する。
 このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、
 相手ライフに1000ポイントダメージを与える。
 このカードは相手プレイヤーに直接攻撃をする事はできない。

 [[遊戯王GX 第8巻 付属カード>書籍付属カード#mdcdf65f]]で登場した[[地属性]]・[[機械族]]の[[融合モンスター]]。~
 [[2回攻撃]]できる[[永続効果]]、[[戦闘]]した[[モンスター]]の[[効果]]を[[無効]]にする[[誘発効果]]、[[戦闘破壊]]のたびに[[バーン]]を行う[[誘発効果]]、[[直接攻撃]]できない[[永続効果]]を持つ。~

 [[融合召喚]]するためには5体もの[[ロイド]]が必要であり、[[正規融合]]には極めて困難が伴う。~
 [[属性]]や[[カード名]]の関係上、[[《オーバーロード・フュージョン》]]や[[《ビークロイド・コネクション・ゾーン》]]にも対応していない。~
 優秀な[[《エクスプレスロイド》]]の[[サルベージ]][[効果]]を用いれば不可能ではないが、それでも合計6枚の莫大な消費を行っての[[正規融合]]を狙う意味があるとは言いがたい。~
 [[《エクスプレスロイド》]]によって自然に[[融合素材]]が揃うことも考えられなくはないので、[[【ビークロイド】]]では1枚投入しておいても無意味にはならないだろうが。
 [[《エクスプレスロイド》]]の[[サルベージ]][[効果]]を用いれば不可能ではないが、それでも合計6枚の莫大な消費に見合うとは言い難い。~
 [[《エクスプレスロイド》]]と[[《機械複製術》]]があれば[[融合召喚]]も楽になるが、[[《ギアギガント X》]]を出した方が良い。~

 [[ステータス]]の高さに加え[[攻撃]]に関する[[メリット]][[効果]]を3つも持ち合わせており、[[攻撃対象]]によっては自力で[[1ターンキル]]も狙える。~
 [[《リミッター解除》]]・[[《パワー・ボンド》]]への対応も含め確かに強力ではあるのだが、[[正規融合]]にはやはり見合わない。~
 [[直接攻撃]]できない[[デメリット]]も痛く、[[2回攻撃]]の[[メリット]]を殺してしまう場合がある。~
 この[[カード]]自体に[[耐性]]などはないので、[[除去]]されると大幅な[[ディスアドバンテージ]]になる。~
 また、素材の一つを[[《サイバー・ドラゴン》]]に変えるだけで[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]を出すこともできる。~
 あちらはこの[[カード]]よりも[[攻撃]]回数が多く、[[直接攻撃]]も可能で[[《オーバーロード・フュージョン》]]にも対応している。~

 唯一この[[カード]]を[[正規融合]]以外で[[フィールド]]に出せる、[[《幻想召喚師》]]で[[特殊召喚]]するのが妥当なところだろう。~
 [[自壊]]しない[[《地天の騎士ガイアドレイク》]]も存在するが、[[《禁じられた聖衣》]]などの回避手段を組み込む場合は有効な選択肢である。~
 [[《カオス・インフィニティ》]]による[[表示形式]]変更で[[戦闘ダメージ]]+[[バーン]]も狙えるため、実際の破壊力は[[《サイバー・エンド・ドラゴン》]]にも引けをとらない。~
 [[フィニッシャー]]に成り得ない場合でも、[[征竜]]をまとめて無力化したり、[[2回攻撃]]で[[《幻獣機ドラゴサック》]]等の[[耐性]]持ちを[[戦闘破壊]]するなど、この[[カード]]でなければ対処できない状況もある。~

-[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]が[[禁止カード]]に指定される以前は、[[【ビークロイド】]]での[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]要員として利用できた。~


-この[[カード]]から[[攻撃]]を行った場合で、[[ダメージ計算]]後に[[相手]][[モンスター]]の[[効果]]を[[無効]]にする。~
[[相手]]から[[攻撃]]される場合や、[[ダメージ計算]]前に[[効果]]が[[発動]]する[[《A・O・J カタストル》]]などの[[効果]]は[[無効]]にできない。~

-[[機械族]]では初となる[[レベル]]12の[[モンスター]]である。~
この[[カード]]より[[攻撃力]]の高い[[《古代の機械究極巨人》]]や[[《マシンナーズ・フォース》]]でさえも[[レベル]]10止まりだった。~

-[[カード名]]から「バルバロイ」「バルバトス」、あるいは[[カード名]]とカラーリングから「バルバロッサ」を元にしていると思われる。~
これらについて詳しくは[[《神獣王バルバロス》]]を参照。
//上記の記述は議論により、記述固定されています。
//これは漫画・関連作品などで明確に関連性が決定・否定されるまでの記述固定とします。
//該当議論→http://yowiki.yugioh-portal.net/bbs/read.cgi?no=1197

-原作・アニメにおいて―~
漫画GXの「翔vsヨハン」戦において翔が使用。~
[[魔法カード]]《超機合体》によって[[墓地]]の《アイン・ロイド》・《ツバァイ・ロイド》・《ドライ・ロイド》・《フィア・ロイド》・《フュン・ロイド》の5体を[[除外]]して[[特殊召喚]]される。~
《ローチ・コック》と《クイーン・バタフライ ダナウス》を[[戦闘破壊]]した。~
最終的に《The tripping MERCURY》の[[効果]]で[[攻撃力]]を0にされ、[[戦闘破壊]]された。~

--漫画では[[効果]]を持たない[[モンスター]]だった。~

--ちなみに、漫画で[[融合素材]]となった[[モンスター]]は、上記において左からドイツ語の「1(ein)」「2(zwei)」「3(drei)」「4(vier)」「5(fünf)」に相当する。

--[[魔法カード]]《超機合体》の[[イラスト]]にはシルエットが描かれている。

--漫画GXの8巻に付属しているが、8巻までの時点ではこの[[カード]]は登場せず9巻で初登場している。~
類例に[[《ライオウ》]]や[[《E・HERO アブソルートZero》]]が存在する。

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#yb7851c7]
-[[ロイド]]

-[[2回攻撃]]

―類似[[無効]]化[[効果]]
-[[《アームズ・シーハンター》]]
-[[《エレキタリス》]]

―類似[[バーン]][[効果]]
-[[《インフェルノ》]]

-[[《デス・ヴォルストガルフ》]]

-[[《幻獣ロックリザード》]]

-[[《降雷皇ハモン》]]

―[[直接攻撃]]不可の[[モンスター]]は[[《V・HERO トリニティー》]]のページを参照

//―《極戦機王ヴァルバロイド》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//―このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#z2b5f106]
-[[遊戯王GX 第8巻 付属カード>書籍付属カード#mdcdf65f]] YG08-JP001 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#mfa2ccc3]
Q:[[効果]]分類は何ですか?~
A:[[2回攻撃]]と[[直接攻撃]]不可が[[永続効果]]、[[無効]]化と[[ダメージ]]が[[誘発効果]]です。(10/10/07)

Q:[[《クリッター》]]や[[《黄泉ガエル》]]など[[墓地]]で[[発動]]する[[モンスター]]を[[攻撃]]して[[破壊]]した場合も[[効果]]を[[無効]]にしますか?~
A:はい、[[無効]]になります。(10/10/04)

Q:[[《次元の裂け目》]]が存在する時に[[《見習い魔術師》]]を[[攻撃]]して[[破壊]]し[[除外]]された場合も[[効果]]を[[無効]]にしますか?~
A:いいえ、[[無効]]にならず[[《見習い魔術師》]]の[[効果]]は[[適用]]されます。(10/10/04)

Q:[[《E・HERO アブソルートZero》]]等の[[フィールド]]を離れた時に発動するモンスターを[[戦闘破壊]]した場合も無効になりますか?~
A:はい、無効になります。(10/10/05)

Q:[[相打ち]]の場合でも[[ダメージ]]を与える[[効果]]は[[発動]]しますか?~
A:はい、[[発動]]します。(10/10/09)

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//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。