*《&ruby(きん){禁};じられた&ruby(ひとしずく){一滴};》 [#top]
*《&ruby(きん){禁};じられた&ruby(ひとしずく){一滴};/Forbidden Droplet》 [#top]
 速攻魔法
 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
 (1):自分の手札・フィールドから、
 このカード以外のカードを任意の数だけ墓地へ送って発動できる。
 その数だけ相手フィールドの効果モンスターを選ぶ。
 そのモンスターはターン終了時まで、攻撃力が半分になり、効果は無効化される。
 このカードの発動に対して、相手はこのカードを発動するために墓地へ送ったカードと
 元々の種類(モンスター・魔法・罠)が同じカードの効果を発動できない。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:https://twitter.com/YuGiOh_OCG_INFO/status/1242420899778830338

 [[RISE OF THE DUELIST]]で登場する[[速攻魔法]]。~
 [[コスト]]として[[手札]]・[[フィールドのカード]]を任意の枚数[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、その枚数分[[相手]][[フィールド]]の[[効果]][[モンスター]]の[[攻撃力]]を半分にし、[[効果]]を[[無効]]にする[[効果]]。~
 [[RISE OF THE DUELIST]]で登場した[[速攻魔法]]。~
 [[手札]]・[[フィールドのカード]]を任意の枚数[[コスト]]で[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、その数だけ選んだ[[相手]]の[[効果モンスター]]の[[攻撃力]]を半分にし、[[効果]]を[[無効]]にする[[効果]]を持ち、[[コスト]]にした[[カード]]と同種の[[カード]]の[[チェーン]]を封じる。~

 [[《迷い風》]]同様[[攻撃力]]を半減しつつ[[効果]]を[[無効]]にすることができる。~
 あちら同様[[効果]][[無効]]に加え、[[攻撃力]]半減できるため、その[[モンスター]]の[[戦闘]]での処理が容易になり、[[相手]][[ターン]]に[[コンバットトリック]]として使うことも可能。~
 ただしこちらは[[コスト]]として[[カード]]を[[墓地へ送る]]必要があるため、あちらに比べ[[ディスアドバンテージ]]が大きい。~
 一方[[対象をとらず>対象をとらない効果]]、任意の数の[[モンスター]]の[[攻撃力]]を半減し[[効果]]を[[無効]]できる点で優れる。~
 また[[速攻魔法]]であるため、[[発動]]までのタイムラグも存在せず、[[禁じられた]][[カード]]であるため[[《失楽の魔女》]]の[[サーチ]]に対応する。~
 [[《迷い風》]]同様[[攻撃力]]を半減しつつ[[効果]]を[[無効]]にすることができ、[[戦闘破壊]]の補助、[[コンバットトリック]]としても使える。~
 任意の数の[[モンスター]]に[[効果]]を及ぼせ、[[効果処理時]]に選択するために[[対象をとらない効果]]という利点もある。~
 また[[速攻魔法]]であるため[[発動]]までのタイムラグも存在せず、[[禁じられた]]に属するため[[《失楽の魔女》]]の[[サーチ]]に対応する。~

 さらに[[コスト]]として[[墓地へ送った]][[カード]]と同じ[[種類のカード>カードの種類]]([[モンスター]]・[[魔法>魔法カード]]・[[罠>罠カード]])の[[チェーン]]を封じられ、[[3種類のカード>カードの種類]]を[[コスト]]にすることで[[相手]]に[[チェーン]]されることがなくなる。~
 この[[カード]]は[[コスト]]として[[墓地へ送る]]ため、[[無効]]にされただ[[ディスアドバンテージ]]を負うことを防げるのは心強い。~
 [[コスト]]として[[カード]]を[[墓地へ送る]]必要があるため[[ディスアドバンテージ]]が大きいが、[[コスト]]に使った[[カード]]と同じ[[種類のカード>カードの種類]]の[[チェーン]]を封じる。~
 この[[効果]]により、[[モンスター]]を[[墓地へ送る]]ことで[[《神光の宣告者》]]などに対処されずにそちらを[[無効]]化するという、[[制圧]][[メタ]]として使うことが可能。~
 また[[攻撃力]]の半減があるため、[[《シューティング・クェーサー・ドラゴン》]]などの[[ステータス]]が高い[[制圧]][[モンスター]]に対しても強い。~
//や[[《超魔導竜騎士−ドラグーン・オブ・レッドアイズ》]]
 ただし、[[コスト]]としての[[墓地送り>墓地へ送る]]を阻害する[[《閃光の追放者》]]や[[《M・HERO ダーク・ロウ》]]には無力な点には注意。~
 また必ず[[コスト]]と同数の[[モンスター]]を選ばなければならないため、必ずしも狙い通りに[[チェーン]]を封じられるわけではない。~

 任意のタイミングで[[発動]]するのが難しくなるが、[[サクリファイス・エスケープ]]に利用することで[[コスト]]の重さを軽減するのもよい。~
 [[《非常食》]]との[[コンボ]]と同じく、[[《ゴブリンのやりくり上手》]]ならば[[発動]]に[[チェーン]]して[[墓地に送る]]ことで[[ドロー]]の増加も見込める。~
 任意のタイミングで[[発動]]するのが難しくなるが、先に[[発動]]した[[魔法・罠カード]]を[[コスト]]に使ったり、[[除去]]の[[対象]]となった[[モンスター]]を[[コスト]]に利用することで重さをある程度解消できる。~
 [[《非常食》]]との[[コンボ]]と同じく、[[《ゴブリンのやりくり上手》]]ならば[[発動]]に[[チェーン]]して[[墓地へ送る]]ことで[[ドロー]]の増加も見込める。~
 また、変則的な使い方として[[ダメージステップ]]中に[[攻撃]]を受けている[[モンスター]]を[[コスト]]にすることでその[[攻撃]]を実質的に無効化できる。~
 [[攻撃]]を回避しつつ[[相手]]の後続[[モンスター]]の[[弱体化]]に繋げることができれば理想的だろう。~

 競合相手となるのは[[《冥王結界波》]]。~
 こちらは[[コスト]]があり、複数体を[[無効]]化しようとすると、それに応じて[[コスト]]も増えるという[[デメリット]]がある。~
 しかし、[[コスト]]次第で[[チェーン]]封じを[[魔法・罠カード]]にも仕掛ける事ができる他、[[攻撃力]]の半減もある上に[[発動]]後の[[デメリット]]もない。~
 何より、[[速攻魔法]]であるため、[[モンスター効果の発動]]に[[チェーン]]して[[無効]]化したり[[相手]][[ターン]]での妨害ができるのが大きな優位点。~
 競合相手となるのは[[ノーコスト]]で[[モンスター効果]]の[[チェーン]]を許さず、[[効果]]の[[無効]]化が全体に働く[[《冥王結界波》]]。~
 こちらは複数体を[[無効]]化しようとすると、それに応じて[[コスト]]も増える[[デメリット]]があるが、[[コスト]]次第で[[魔法・罠カード]]の[[チェーン]]も封じられる他、[[攻撃力]]の半減もある上に[[発動]]後の[[デメリット]]もない。~
 何より[[速攻魔法]]であるため、[[モンスター効果の発動]]に[[チェーン]]して[[無効]]化したり、[[相手]][[ターン]]での妨害ができるのが大きな優位点。~
 [[先攻]]ならば初手で握っても[[セット]]する事で[[相手]]の[[後攻]]1[[ターン]]目の動きの妨害に繋がるこちらを優先したい。~
 対して、[[後攻]]ならば[[ディスアドバンテージ]]無しで[[相手]]の[[先攻]]1[[ターン]]目で築いた布陣を崩せるあちらにも十分に利点はある。~
 また、[[自分]]にも影響のある[[永続カード]]を採用している場合、それらを[[コスト]]にして状況をリセットするという使い方もできる。~
//[[《魔鍾洞》]]など

-登場時期や、[[攻撃力]]の半減・[[対象を取らない>対象をとらない効果]][[無効]]化・[[チェーン]]封じ等も考えると、[[《超魔導竜騎士−ドラグーン・オブ・レッドアイズ》]]への[[メタ]]としての役割を特に意識した[[カード]]だと思われる。~
-[[攻撃力]]を半分にした後に[[効果]]を[[無効]]にする処理順により、[[《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》]]のように[[効果]]で[[攻撃力]]を変動させている[[モンスター]]の[[攻撃力]]は、[[フィールド]]で[[適用]]している[[攻撃力]]を半分にした数値で固定される。~
処理についての詳しいことは[[発動した効果で攻撃力・守備力が指定された数値になる>ステータス#become]]も参照。~
--例:自身の[[効果]]で[[攻>攻撃力]][[守>守備力]]4000になっている[[《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》]]にこの[[カードの効果]]を[[適用]]した場合、[[攻撃力]]は半分の2000に、[[守備力]]は[[効果]]が[[無効]]になるため0になる。~

-[[モンスター]]・[[魔法>魔法カード]]・[[罠>罠カード]]をそれぞれ1枚ずつ含めて[[コスト]]を払えば[[相手]]に[[チェーン]]されることがなくなる。~
もっともそのためには最低3体の[[相手]][[モンスター]]が必要になる。~

--[[効果処理時]]に[[相手]]の[[効果モンスター]]の数が[[コスト]]の枚数未満になっていた場合は[[不発]]になる。~

-元々の[[種類>カードの種類]]を問うのは[[墓地へ送った>墓地へ送る]][[カード]]と[[チェーン]]しようとする[[カード]]の両方。~
[[魔法&罠ゾーン]]にある[[モンスターカード]]の[[効果]]の[[チェーン]]を防ぎたい場合、[[モンスターカード]]を[[墓地へ送れ>墓地へ送る]]ばいい。~

-単体での性能もさることながら[[メタカード]]としての性能も高い為、登場以降[[環境]]への採用率も高く市場価格も高額で取引されている一枚。~

--[[20/07/01>リミットレギュレーション/2020年7月1日]]以降の[[環境]]では、[[主流デッキ]]の一角を担うほどの結果を残している[[【電脳堺】]]や[[【エルドリッチ】]]などに対して有効な[[メタカード]]の一枚であることから、[[《抹殺の指名者》]]共々[[大会>環境]]内で高く採用されている。~

-[[イラスト]]では、[[《失楽の堕天使》]]が[[《堕天使マスティマ》]]を拘束して[[《禁じられた聖杯》]]から液体をかけようとしている。~
[[《堕天使マスティマ》]]は、あちらのページに記載している通り天界と通じている可能性が示唆されており、それを知った[[《失楽の堕天使》]]による粛清の場面なのだろうか。~
--[[効果]]は[[堕天使]]と特に繋がりはないが、[[堕天使]][[カード]]を[[コスト]]にした場合、[[モンスター]]は[[蘇生]]に繋げられ、[[墓地]]の[[魔法・罠カード]]も[[コピー]]できるので、[[【堕天使】]]との相性は中々よい。~
[[《堕天使マスティマ》]]は他の[[カード]][[イラスト]]にて天界と通じている可能性が示唆されており、それを知った[[《失楽の堕天使》]]による粛清の場面なのだろうか。~

//-原作・アニメにおいて―~
--[[効果]]は[[堕天使]]と特に繋がりはないが、[[堕天使]][[カード]]を[[コスト]]にした場合、[[モンスター]]は[[蘇生]]に繋げられ、[[墓地]]の[[魔法・罠カード]]も[[コピー]]できるので、[[【堕天使】]]との相性は悪くない。~
因みに同パックでは[[堕天使]][[カード]]が複数新規で登場し、[[【堕天使】]]が強化されているため、恐らくは意図的に揃えて収録したのだろう。~

--[[天界から追放された>《神の通告》]]はずの彼女が、なぜ[[《禁じられた聖杯》]]を持っているのかは不明。~
聖杯を所持したまま追放されたのか、[[《魔女の一撃》]]の後に天界から強奪したのだろうか?~

--余談だが、公式DBのこの[[カード]]に関するQ&Aでは、例として[[《堕天使マスティマ》]]が使われている。~

-原作・アニメにおいて―~
漫画OCGストラクチャーズの「ライト月子vs栞莉」戦にて、ライト月子が使用。~
[[《戦華盟将−双龍》]]の(3)に[[チェーン]]して[[発動]]する。~
[[手札]]の[[《ナチュル・モルクリケット》]]・[[《ナチュルの神星樹》]]・[[《スポーア》]]を[[墓地へ送る]]事で、[[《戦華の暴−董穎》]]・[[《戦華の叛−呂奉》]]・[[《戦華盟将−双龍》]]の[[効果]]を[[無効]]にしつつ[[攻撃力]]を[[弱体化]]させた。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[禁じられた]]

-[[《迷い風》]]

-[[チェーンされない効果を持つカード>チェーン#antichain]]

―[[イラスト]]関連
-[[《失楽の堕天使》]]
-[[《堕天使マスティマ》]]

-[[《禁じられた聖杯》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[RISE OF THE DUELIST]] ROTD-JP065
-[[RISE OF THE DUELIST]] ROTD-JP065 &size(10){[[Super]],[[Secret]],[[Prismatic Secret>Secret#PS]]};
-[[RARITY COLLECTION −QUARTER CENTURY EDITION−]] RC04-JP065 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]],[[Collectors]],[[Secret]],[[Ex-Secret>Secret#ES]],[[Quarter Century Secret>Secret#QCSE]]};
-[[TACTICAL-TRY DECK 終撃竜サイバー・ドラゴン]] TT01-JPA24

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:
**FAQ [#faq]
***(1)の効果について [#faq1]
Q:10枚の[[自分]]の[[カード]]が[[除外]]されており、[[自分]]の[[モンスターゾーン]]に[[表側表示]]で存在する[[《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》]]は自身の(1)の[[モンスター効果]]によって、[[攻撃力]]・[[守備力]]が4000の状態になっています。~
  この状況で、その[[《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》]]に《禁じられた一滴》の[[効果]]が[[適用]]された場合、[[攻撃力]]・[[守備力]]はどうなりますか?~
A:質問の状況の場合、《禁じられた一滴》の[[効果]]が[[適用]]された[[モンスター]]の[[攻撃力]]は[[フィールド]]で[[適用]]されている[[攻撃力]]の数値の半分になりますので、[[《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》]]の[[攻撃力]]は4000の半分の2000になります。~
  また、[[《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》]]の(1)の[[モンスター効果]]は、《禁じられた一滴》の[[効果]]によって[[無効]]化されますので、[[《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》]]の[[守備力]]は0になります(20/07/27)~
//https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=5&fid=13277

Q:自身の[[効果]]で[[特殊召喚]]されている[[《黄金郷のコンキスタドール》]]を[[墓地へ送った]]場合、[[発動]]できなくなる[[カードの種類]]は何ですか?~
A:[[罠カード]]です。(20/05/14)
//https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=5&fid=8410

Q:[[自分]]の[[魔法&罠ゾーン]]に[[永続罠]][[カード]]扱いの[[《V・HERO ミニマム・レイ》]]が存在しています。~
  [[自分]]は[[《V・HERO ヴァイオン》]]を[[召喚]]しこの[[モンスター]]の(1)の[[効果]]を[[発動]]し、[[相手]]は[[チェーン]]して《禁じられた一滴》を[[モンスターカード]]1枚を[[墓地へ送って>墓地へ送る]][[発動]]しました。~
  [[自分]]はこれに[[チェーン]]して[[《V・HERO ミニマム・レイ》]]の(2)の[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:ご質問の場合、[[《V・HERO ミニマム・レイ》]]の(2)の[[効果]]を[[チェーン]]して[[発動]]することはできません。(23/09/10)~

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
----
//タグの記述は、必要になったタイミングで他のページを参考に追加してください
//※※重要※※
//タグ記述のルールはページ作成時に消さない!
//タグはテキストを含む全ての正確な情報が出てから1日経過した後で記述すること。一部でも不明な場合は記述しない。
//現在、タグが正常に削除されない不具合が存在するため、「テキスト不明」「英語名未表記」などの後で削除する必要があるような情報はタグにしない。
//効果等が全て明らかになるまでタグは入力しないようお願いします。コメントアウトにしてもタグとしての機能がなくなるわけではありませんので、COではなく「記述しない」ようお願いします。
//海外新規カードには、タグをつけないでください
&tag(《禁じられた一滴》,魔法,速攻魔法,禁じられた);