速攻魔法 フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。 エンドフェイズ時まで、選択したモンスターの攻撃力は800ポイントダウンし、 このカード以外の魔法・罠カードの効果を受けない。
STORM OF RAGNAROKで登場した速攻魔法。
モンスター1体を弱体化する事で魔法・罠カードの効果を受けない状態にする。
相手モンスターに使用して戦闘の補助としたり、自分のモンスターに使用して相手の魔法・罠カードの妨害を無力化できる便利なカード。
単体弱体化だけでなく魔法・罠カードによる強化も無力化できるため、戦闘補助として非常に強力である。
《オネスト》等のモンスター効果は防げないが、ダメージステップに発動でき、奇襲性も高い。
また、自分のモンスターに使用して、《月の書》や《奈落の落とし穴》等の魔法・罠カードから守る手段となる。
シンクロ召喚を妨害する《月の書》等の魔法カードはカウンター罠以外では無効化しにくかったため、このカードの登場は朗報と言える。
また、攻撃力ダウンを逆手に取って、リクルーターのように戦闘破壊されることで効果を発動するモンスターに対して使えば攻撃できる上に自爆特攻しやすくする事もできる。
逆に相手モンスターに使用してこちらの戦闘ダメージを抑えたり《収縮》や《突進》のような運用も可能。
さらに、破壊はできないものの、《レベル制限B地区》等の攻撃妨害や《スキルドレイン》等の効果無効を突破する手段にもなる。
《人造人間−サイコ・ショッカー》に使えば、先出しの《スキルドレイン》を以後無効化し続けることもできる。
攻撃力がダウンするのはマイナスだが、強力な効果を目当てに出した効果モンスターなどに使う場合は、そのデメリットも軽減できる。
また、守備力は変化しないので、自分フィールド上の表側守備表示のモンスターや攻撃力0のモンスターに使えばノーリスクで魔法・罠カード耐性を持たせる事ができる。
このように使い道が多く、攻撃的なデッキが苦手とする多くの妨害を突破できるため、総じて強力と言える。
速攻魔法であり単体ではディスアドバンテージだが、モンスターを切らさなければ腐りにくく、有用なカードである。
Q:ダメージステップ時に発動できますか?
A:はい、できます。(10/11/13)
Q:攻撃力800未満のモンスターを選択できますか?
A:はい、できます。その場合、そのモンスターの攻撃力は0になります。(10/11/13)
Q:攻撃力が0のモンスターを選択できますか?
A:はい、できます。その場合、「魔法・罠カードの効果を受けない」効果だけが適用されます。(10/11/13)
Q:このカードの効果が適用されているモンスターが裏側表示になり、そのターンのうちにリバースした場合、このカードの効果は適用されますか?
A:いいえ、適用されません(10/11/13)
Q:《青眼の白龍》に《収縮》を使用した後に、そのモンスターにこのカードを使用した場合、ステータスはどうなりますか?
A:《収縮》の効果によって半減した攻撃力1500から、さらに800減少した700となります。(10/12/06)
Q:このカードの効果が適用されているモンスターは、融合素材や儀式召喚のためのリリースにできますか?
A:いいえ、できません。(10/11/19)
Q:このカードの効果が適用されているモンスターが自身をコストとしない効果を発動し、それに対して《天罰》が発動されました。どのように処理しますか?
A:モンスターの効果の発動は無効にされず効果はそのまま適用され、破壊されずフィールドに残ります。(10/11/17)
Q:このカードの効果が適用されている《剣闘獣ラクエル》がエンドステップに効果を発動した場合、《王宮の弾圧》で無効にできますか?
A:できます。(11/07/18)
Q:このカードの効果が適用されているモンスターを魔法・罠カードの対象にとれますか?
A:発動はできますが、効果の適用はされません。(10/11/14)
Q:このカードの効果によって攻撃力が500以下になった機械族モンスターを対象に《機械複製術》を発動した場合、同名モンスターを特殊召喚できますか?
A:調整中。(10/12/29)
Q:このカードによって《未来融合−フューチャー・フュージョン》によるモンスター破壊効果を無効化させることができますか?
A:はい、できます。
この場合、その後に《未来融合−フューチャー・フュージョン》がフィールド上を離れても、モンスターは破壊されません。(10/11/19)
Q:《リミッター解除》を使用した後、機械族にこのカードを使用した場合エンドフェイズのモンスター自壊効果を無効化させることができますか?
A:いいえ、その場合でも既に適用されている《リミッター解除》の効果は無効にできず、エンドフェイズ時に自壊します。(10/12/29)
Q:《BF−疾風のゲイル》の効果で攻撃力が半分になったモンスターにこのカードの効果を使いました。エンドフェイズに攻撃力はどうなりますか?
A:《BF−疾風のゲイル》の効果で半分になった数値に戻ります。(10/11/21)
Q:効果を使った《ダークエンド・ドラゴン》にこのカードの効果を使いました。エンドフェイズに攻撃力はどうなりますか?
A:《ダークエンド・ドラゴン》の元々の攻撃力から効果を使った数値分ダウンします。(11/03/27)
Q:こちらが《六武衆の影武者》を召喚し、その召喚に対し相手が《連鎖除外》を発動、その《連鎖除外》にチェーンして《六武衆の影武者》を対象にこのカードを発動しました。《連鎖除外》の処理はどうなりますか?
A:召喚した《六武衆の影武者》は除外されません。デッキ、手札の同名カードが除外されるかどうかは調整中。(10/11/27)
Q:《ドラグニティ−ドゥクス》等のモンスターを装備する効果の処理時、このカードの効果が適用されている場合で《ドラグニティ−ファランクス》は《ドラグニティ−ドゥクス》に装備されますか?
A:《ドラグニティ−ドゥクス》の装備モンスターは装備魔法カードとして扱いますが、装備カードを装備する事が、魔法カードの効果を受ける事と同じではありません。
したがって、このカードの効果が適用された《ドラグニティ−ドゥクス》は、自身の効果によって《ドラグニティ−ファランクス》を装備する事ができます。
ただし、このカードが適用されたモンスターは《アームズ・エイド》のような装備することで装備モンスターのステータスを変動させる効果を受けません。(10/12/28)
Q:《デモンズ・チェーン》(永続罠)の発動にチェーンして、あるいは効果の適用後からこのカードを発動して魔法・罠の効果を受けなくなったモンスターは、次のターン以降この《デモンズ・チェーン》の効果を受けますか?
A:いずれの場合も永続罠の効果は一時的に無効化されます。次のターン以降は永続罠の効果を受けます。(11/01/31)
Q:《強制転移》の発動にチェーンして、このカードを発動して魔法・罠の効果を受けなくなったモンスターは、コントロールを変更されますか?
A:このカードが適用されたモンスターは、《強制転移》によってコントロールを変更されません。(11/04/13)