遊戯王カードWiki - 《禁じられた聖典》のバックアップ(No.10)

《禁(きん)じられた聖典(せいてん)》 †

速攻魔法
お互いのモンスターが戦闘を行うダメージ計算時に発動できる。
ダメージステップ終了時まで、
このカード以外のフィールド上のカードの効果は無効化され、
その戦闘のダメージ計算は元々の攻撃力・守備力で行う。

　発動されれば戦闘へ介入するほぼ全ての効果は無効になり、純粋に元々の攻撃力（守備力）で上回る方が勝利を収めることになる。
　モンスター効果を無効にするだけなら、こちらは《禁じられた聖杯》に大きく利便性で劣る。
　だが、《オネスト》を始めとしたコンバットトリックはもちろん、既に与えられている残存効果による攻撃力の変動も無視できる点で勝る。
　また、特定のモンスターを対象に取る効果ではないのも見逃せない。

　ただ考えなしに使うのでは《禁じられた聖杯》の方が扱いやすいことは否めないため、このカードを採用するのであればモンスターを戦闘破壊することに意義のあるカードと組み合わせたい。

通常モンスター同士や、攻守の変動していないモンスター同士の戦闘時にも発動可能。
戦闘する２体とこのカードしかフィールドにない状態でも発動可能。
なお、戦闘破壊後に墓地で発動する効果等は無効にできない。

イラストでは、「禁じられた」シリーズに登場している女性が聖典を抱えて持ち出そうとしている。
だが、奥のドアの影から《神の宣告》の宣告している者にその一部始終を見られている。