(きん)じられた聖典(せいてん)

速攻魔法
お互いのモンスターが戦闘を行うダメージ計算時に発動できる。
ダメージステップ終了時まで、
このカード以外のフィールド上のカードの効果は無効化され、
その戦闘のダメージ計算は元々の攻撃力・守備力で行う。

 PRIMAL ORIGINで登場した速攻魔法
 フィールド上のカードの効果無効にし、現在の攻撃力守備力ではなく元々の攻撃力・守備力ダメージ計算を行うようルールに介入する効果を持つ。

 発動されれば戦闘へ介入するほぼ全ての効果無効になり、純粋に元々の攻撃力(守備力)で上回る方が勝利を収めることになる。
 モンスター効果無効にするだけなら、こちらは《禁じられた聖杯》に大きく利便性で劣る。
 だが、《オネスト》を始めとしたコンバットトリックはもちろん、既に与えられている残存効果による攻撃力の変動も無視できる点で勝る。
 また、特定のモンスター対象に取る効果ではないのも見逃せない。

 ただ考えなしに使うのでは《禁じられた聖杯》の方が扱いやすいことは否めないため、このカードを採用するのであればモンスター戦闘破壊することに意義のあるカードと組み合わせたい。

関連カード

イラスト関連

収録パック等

FAQ

Q:《禁じられた聖槍》効果が適用されたモンスターダメージ計算を行う際にこのカード発動した場合、効果は適用されますか?
A:《禁じられた聖槍》効果が適用されたモンスター効果は無効になりませんが、ダメージ計算元々の攻撃力・守備力で行います。(14/02/26)

Q:《毒蛇神ヴェノミナーガ》戦闘を行うダメージ計算時、このカード発動しました。
  この場合、《毒蛇神ヴェノミナーガ》は、このカードの効果を受けますか?
A:《毒蛇神ヴェノミナーガ》モンスター効果はこのカードの効果を受けないため無効になりませんが、元々の攻撃力・守備力戦闘を行うため、攻撃力は0でダメージ計算を行います。(14/02/20)

Q:《右手に盾を左手に剣を》効果を受けた《青眼の白龍》戦闘を行うダメージ計算時、このカード発動した場合、元々の攻撃力はいくつとして計算しますか?
A:《右手に盾を左手に剣を》によって変化した数値は、元々の攻撃力・守備力として扱うため、攻撃力は2500として計算を行います。(14/02/20)

Q:岩石族モンスター3体を除外して特殊召喚された《メガロック・ドラゴン》戦闘を行うダメージ計算時、このカード発動した場合、元々の攻撃力はいくつとして計算しますか?
  また、上記の《メガロック・ドラゴン》が事前に《禁じられた聖槍》効果を受けていた場合はどうなりますか?
A:このカードによって《メガロック・ドラゴン》効果無効化されるので元々の攻撃力は0として計算を行います(14/02/20)
  事前に《禁じられた聖槍》効果を受けていた場合は、特殊召喚する際に除外した岩石族×700ポイントの数値を元々の攻撃力として扱うので2100となります。(14/02/20)

Q:《デモンズ・チェーン》対象となっている《マシュマロン》との戦闘時、このカード発動しました。
  この場合、《デモンズ・チェーン》効果《マシュマロン》効果は既に無効になっていますが、このカードの効果で改めて効果無効になりますか?
A:《デモンズ・チェーン》効果無効になっている《マシュマロン》もこのカードの効果により「ダメージステップ終了時まで」効果無効にして戦闘を行います。
  従って、《マシュマロン》戦闘破壊されない効果は適用されず、戦闘によって破壊されます。(14/02/24)