*《&ruby(きんきゅう){緊急};テレポート/Emergency Teleport》 [#l1d4d5f0]
 速攻魔法(制限カード)
 自分の手札またはデッキからレベル3以下の
 サイキック族モンスター1体を特殊召喚する。
 この効果で特殊召喚したモンスターは
 このターンのエンドフェイズ時にゲームから除外される。

 [[THE DUELIST GENESIS]]で登場した[[速攻魔法]]。~
 [[サイキック族]]専用の[[サポートカード]]であり、[[エンドフェイズ]]時に[[除外]]される[[効果]]を持つ。

 [[サイキック族]]専用の[[特殊召喚]][[サポートカード]]ではあるが、[[デッキ]]を選ばず[[シンクロ召喚]]に大いに役立つため、かつては大流行した。~
 [[エンドフェイズ]]までに[[フィールド]]から[[離れ>離れる]]させてしまえば[[除外]]されないので、[[特殊召喚]]後に[[リリース]]したり[[シンクロ素材]]にしてしまえばいい。~
 [[チューナー]]である[[《クレボンス》]]等を呼べば、即座に他の[[モンスター]]と[[シンクロ召喚]]に繋げる事ができる。~
 また、[[《メンタルマスター》]]などの[[リリース]]要員にしたり、[[速攻魔法]]であるため時には[[壁]]としても活用できる。~
 もちろん、[[帝]]をはじめとする[[上級モンスター]]の[[リリース]]要員として使うこともできる。~
 [[除外]]される事を逆手にとり、[[《サイコジャンパー》]]の交換材料にするのも良いだろう。~
 単純な[[効果]]だが、このように様々な方法に利用できる非常に優秀な[[カード]]といえるだろう。

 [[特殊召喚]]した[[サイキック族]]を上手く[[リリース]]要員や[[シンクロ素材]]として活用できた場合、実質的に[[デッキ]]を1枚分[[デッキ圧縮]]する事に成功している。~
 さらに、それによって場に出た[[モンスター]]の[[効果]]も併せれば、大きく[[アドバンテージ]]を稼ぐ事も可能である。

 [[除外]]された後でも、[[《異次元からの帰還》]]や[[《D・D・R》]]などで[[帰還]]させたり[[《サイコパス》]]で回収することもできる。~
 ちなみに[[《王宮の鉄壁》]]があれば呼び出した[[モンスター]]は[[除外]]されず[[フィールド]]に残る。

 忘れられがちだが、[[手札]]からも[[特殊召喚]]できる。~
 無論[[デッキ]]から[[特殊召喚]]した方が圧倒的に得だが、いざという時のために覚えておいて損はないだろう。

-[[《月の書》]]などによって[[裏側表示]]になった場合、[[エンドフェイズ]]に[[除外]]されない裁定が下った。(08/10/06)~
これまで[[除外]]する裁定が一般的だったので注意しよう。

-海外では[[カード・アドバンテージ]]が日本以上に重視されるためか、[[The Duelist Genesis]]での[[レアリティ]]は[[ウルトラレア>Ultra]]となった。

-上記のように、[[《クレボンス》]]・[[《サイコ・コマンダー》]]を[[特殊召喚]]することでお手軽に[[シンクロ召喚]]に繋げられた。~
-[[チューナー]]を[[特殊召喚]]して速攻[[シンクロ召喚]]に繋げる[[カード]]として、[[シンクロ召喚]]黎明期に大流行したカード。~
[[【サイキック族】]]以外の[[デッキ]]にも幅広く投入され、[[《クレボンス》]]や[[《サイコ・コマンダー》]]から[[《ゴヨウ・ガーディアン》]]などに繋げる仕事を請け負って環境の高速化に大きく貢献した。~
そのため、[[09/03/01>禁止・制限カード/2009年3月1日]]において[[制限カード]]に指定された。~
[[【シンクロ召喚】]]で主に使われていた[[カード]]なので、[[【サイキック族】]]にとってはやや巻き添えを喰った感もある。~
しかし、あまりにも手軽に[[シンクロ召喚]]を行えるのは[[【サイキック族】]]であっても変わらないので、カードパワーを考えれば仕方ない所か。
[[チューナー]]を呼び出すための「出張セット」の中心は、その後[[《ローンファイア・ブロッサム》]]を軸とした[[植物族]]へと移行し、更に近年では[[TG]]がその役割を請け負っている。

-「テレポート(teleport)」とは超能力の1つで、瞬間移動の事を指す。~
テレポーテーションとも言い、この能力を持つ者、もしくはこれを実現する装置をテレポーターと呼ぶ。

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sの「カーリーvsディヴァイン」(1戦目)においてディヴァインが[[使用]]。~
[[デッキ]]から[[《サイコ・コマンダー》]]を[[特殊召喚]]した。~
「カーリーvsディヴァイン」(2戦目)でも[[使用]]され、[[《メンタルプロテクター》]]を[[特殊召喚]]し[[《マジカル・アンドロイド》]]の[[シンクロ召喚]]に繋げた。

--ブレオ、ジャンがアンドレの才能を語る際のイメージ図で初手6枚のうちの1枚として登場。~
なお、残りの5枚は[[《サモンチェーン》]][[《レッド・ガジェット》]][[《サイコ・コマンダー》]][[《貪欲な壺》]][[《トラゴエディア》]]。~
[[【コアガジェット】]]を髣髴とさせる内容であった。

-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]ではディヴァインが使用。~
[[《マジカル・アンドロイド》]]の[[シンクロ召喚]]につなげる事が多い。

//-神話・伝承において―~

**関連[[カード]] [#j891fc03]
-[[《クリボーを呼ぶ笛》]]
-[[《光神化》]]
-[[《トゥルース・リインフォース》]]


―[[イラスト]]関連
-[[《メンタルプロテクター》]]

**この[[カード]]で[[特殊召喚]]できる[[サイキック族]] [#c56e3d45]
-[[レベル]]3
--[[《寡黙なるサイコプリースト》]]
--[[《静寂のサイコウィッチ》]]
--[[《サイコ・コマンダー》]]([[チューナー]])
--[[《メンタルプロテクター》]]
--[[《メンタルシーカー》]]([[チューナー]])
-[[レベル]]2
--[[《ガスタの希望 カムイ》]]
--[[《ガスタの巫女 ウィンダ》]]
--[[《クレボンス》]]([[チューナー]])
--[[《サイ・ガール》]]([[チューナー]])
--[[《サイコジャンパー》]]([[チューナー]])
--[[《タイム・エスケーパー》]]
--[[《テレポンD.D.》]]
--[[《ライフ・コーディネイター》]]
--[[《Psi-Beast》]]

-[[レベル]]1
--[[《カバリスト》]]
--[[《メンタルマスター》]]([[禁止カード]]・[[チューナー]])

**この[[カード]]を使用する代表的な[[デッキ]] [#a94773c4]
-[[【サイキック族】]]
-[[【緊テレダムド】>【ダムドビート】#pd909c53]]
-[[【コアガジェット】]]

**収録パック等 [#o8569423]
-[[THE DUELIST GENESIS]] TDGS-JP053

**FAQ [#a4176d45]
Q:この[[カード]]によって[[特殊召喚]]された[[モンスター]]が、[[《月の書》]]などによって[[裏側表示]]になった場合、[[エンドフェイズ]]に[[除外]]されますか?~
A:いいえ、[[除外]]されません。(08/10/06)

//Q
//A:
//質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//質問だけの投稿はお止めください。
//未発売カードに限り、(A:発売をお待ちください)とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。