*《&ruby(きんかぎょくじょう){金科玉条};》 [#top]
 装備魔法
 このカード名はルール上「宝玉」カードとしても扱う。
 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
 (1):デッキから「宝玉獣」モンスター2体を選び、永続魔法カード扱いで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
 その後、置いたカードとはカード名が異なる「宝玉獣」モンスター1体を自分の手札・墓地から選んで特殊召喚し、このカードを装備する。
 このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:https://yu-gi-oh.jp/news_detail.php?page=details&&id=1457

 [[PREMIUM PACK 2023>PREMIUM PACK#PP2023]]で登場する[[装備魔法]]。~
 [[宝玉]]としても扱う[[効果外テキスト]]、[[デッキ]]から[[宝玉獣]]2体を[[永続魔法]]扱いで[[魔法&罠ゾーン]]に[[置き>置く]]、さらに[[カード名]]が異なる[[宝玉獣]]を[[手札]]・[[墓地]]から[[特殊召喚]]しその[[装備カード]]となる[[効果]]を持つ。~

 展開を行いつつ[[魔法&罠ゾーン]]に2つの[[宝玉獣]]を補充でき、[[【宝玉獣】]]では極めて有用。~
 特に[[特殊召喚]]先が[[《宝玉獣 ルビー・カーバンクル》]]ならば[[魔法&罠ゾーン]]に置いた[[宝玉獣]]も展開できるため、一気に3体以上の[[モンスター]]を並べられる。~
 [[特殊召喚]]先が[[《宝玉獣 サファイア・ペガサス》]]の場合は計3体の[[宝玉獣]]が[[魔法&罠ゾーン]]に置かれることになる。~
 この場合、後は[[通常召喚]]か[[《宝玉の導き》]]などで[[《宝玉獣 サファイア・ペガサス》]]をもう1体出せば4体となり、[[《宝玉の氾濫》]]の[[発動条件]]も簡単に満たせる。~

 [[【A宝玉獣】軸>【宝玉獣】#decktype4]]では、[[魔法&罠ゾーン]]に[[置く]][[宝玉獣]]2体に自力で展開できる[[《A宝玉獣 ルビー・カーバンクル》]]を含めることで、実質3体分の展開札として利用可能。~
 [[特殊召喚]]したものが[[《A宝玉獣 サファイア・ペガサス》]]ならばそちらの[[効果]]でも[[《A宝玉獣 ルビー・カーバンクル》]]を置けるので、更にもう1体追加できる。~
 [[《A宝玉獣 コバルト・イーグル》]]が自身を[[手札]]から[[墓地]]へ送っての[[サーチ]][[効果]]を持つため[[墓地]]へ落ちやすいことから、序盤でも[[手札]]からではなく[[墓地]]からの[[特殊召喚]]を狙いやすいのも利点。~

 注意点としては、この[[カード]]は[[装備魔法]]であるため[[魔法&罠ゾーン]]を1枠占有する。~
 [[装備]]した[[宝玉獣]]が不在になれば[[破壊]]されて撤去はできるものの、[[《宝玉の氾濫》]]や[[《宝玉の樹》]]などと組み合わせることを考える場合は、短期間でも1枠圧迫することによる影響は大きい。~
 [[《宝玉獣 ルビー・カーバンクル》]]の[[特殊召喚]]などで即座に[[魔法&罠ゾーン]]を空ける算段があるなら問題ないが、それ以外の場合目指す盤面とそれまでの道筋はきちんと考えた上で[[発動]]する必要がある。~
 また、[[魔法&罠ゾーン]]が3枠開いていないと[[発動]]できないため、中盤で[[腐る]]リスクも考慮しておきたい。~

-[[手札]]・[[墓地]]に[[《宝玉獣 ルビー・カーバンクル》]]が存在すれば、[[宝玉獣]]を[[モンスターゾーン]]に4体、[[魔法&罠ゾーン]]に1つを並べられる。
>
+[[デッキ]]から[[《宝玉獣 サファイア・ペガサス》]]2体を選んで[[永続魔法]]として[[置き>置く]]、[[《宝玉獣 ルビー・カーバンクル》]]を[[特殊召喚]]してこの[[カード]]を[[装備]]。
+[[《宝玉獣 ルビー・カーバンクル》]]の[[効果]]で[[《宝玉獣 サファイア・ペガサス》]]2体を[[魔法&罠ゾーン]]から[[特殊召喚]]。
+[[《宝玉獣 サファイア・ペガサス》]]それぞれの[[効果]]で[[宝玉獣]]を[[永続魔法]]として[[置く]](この際、片方を[[《究極宝玉獣 レインボー・ドラゴン》]]とする)。
+[[《究極宝玉獣 レインボー・ドラゴン》]]の(3)を[[発動]]し、任意の[[下級]][[宝玉獣]]を[[リクルート]]して[[究極宝玉神]]を[[サーチ]]。
<
最後に[[リクルート]]したものが[[レベル]]3ならば[[レベル]]4と3を2体ずつ用意でき、[[ランク]]4と3を並べられる。~
あるいは、[[レベル]]3の2体で[[《彼岸の黒天使 ケルビーニ》]]を[[リンク召喚]]し、別の[[レベル]]3[[宝玉獣]]を[[デッキ]]から[[墓地へ送る]]事で、[[サーチ]]した[[究極宝玉神]]の[[特殊召喚]]を補助するのも良い。~

-この[[カード]]と[[《宝玉獣 サファイア・ペガサス》]]の2枚から[[《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン》]]を出す準備を整えながら4体の[[モンスター]]を並べることも可能。
>
+[[《宝玉獣 サファイア・ペガサス》]]Aを[[召喚]]、[[《究極宝玉獣 レインボー・ドラゴン》]]を[[永続魔法]]として[[置く]]。
+[[《究極宝玉獣 レインボー・ドラゴン》]]の(3)を[[発動]]し、[[《宝玉獣 ルビー・カーバンクル》]]を[[リクルート]]して[[《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン》]]を[[サーチ]]。
+[[《宝玉獣 サファイア・ペガサス》]]Aと[[《宝玉獣 ルビー・カーバンクル》]]で[[《クロシープ》]]を[[リンク召喚]]。
+この[[カード]]を[[発動]]、[[デッキ]]の[[《宝玉獣 サファイア・ペガサス》]]2体(B、C)を選んで[[永続魔法]]として[[置き>置く]]、[[《宝玉獣 ルビー・カーバンクル》]]を[[特殊召喚]]。
+[[《宝玉獣 ルビー・カーバンクル》]]の[[効果]]で[[《宝玉獣 サファイア・ペガサス》]]2体を[[魔法&罠ゾーン]]から[[特殊召喚]]。[[墓地]]・[[デッキ]]から[[《宝玉獣 サファイア・ペガサス》]]Aと[[《宝玉獣 アンバー・マンモス》]]を[[永続魔法]]として[[置く]]。
+[[《宝玉獣 サファイア・ペガサス》]]Bと[[《宝玉獣 ルビー・カーバンクル》]]で[[《星導竜アーミライル》]]を[[リンク召喚]]。
+[[《宝玉獣 サファイア・ペガサス》]]Cと[[《星導竜アーミライル》]]を[[リリース]]し、[[《ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》]]を[[エクストラデッキ]]から[[《クロシープ》]]の[[リンク先]]に[[特殊召喚]]。
+[[《クロシープ》]]の[[効果]]で[[墓地]]の[[《宝玉獣 ルビー・カーバンクル》]]を[[特殊召喚]]。[[《宝玉獣 ルビー・カーバンクル》]]の[[効果]]で[[《宝玉獣 サファイア・ペガサス》]]Aと[[《宝玉獣 アンバー・マンモス》]]を[[特殊召喚]]。
+[[《宝玉獣 サファイア・ペガサス》]]Aの[[効果]]で[[墓地]]の[[《宝玉獣 サファイア・ペガサス》]]Bを[[永続魔法]]として[[置く]]。
+[[《クロシープ》]]、[[《宝玉獣 アンバー・マンモス》]]、[[《ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》]]で[[《世海龍ジーランティス》]]を[[リンク召喚]]。
+[[《世海龍ジーランティス》]]の[[効果]]で[[《世海龍ジーランティス》]]、[[《宝玉獣 ルビー・カーバンクル》]]、[[《宝玉獣 サファイア・ペガサス》]]Aを[[除外]]し、[[特殊召喚]]。
+チェーン1[[《宝玉獣 ルビー・カーバンクル》]]、チェーン2[[《宝玉獣 サファイア・ペガサス》]]Aの順で[[効果]]を[[発動]]し、[[《宝玉獣 サファイア・ペガサス》]]Aの[[効果]]で[[《宝玉獣 アメジスト・キャット》]]を[[永続魔法]]として[[置き>置く]]、[[《宝玉獣 ルビー・カーバンクル》]]の[[効果]]で[[《宝玉獣 アメジスト・キャット》]]と[[《宝玉獣 サファイア・ペガサス》]]Bを[[特殊召喚]]。
+[[《宝玉獣 サファイア・ペガサス》]]Bの[[効果]]で[[《宝玉獣 トパーズ・タイガー》]]を[[永続魔法]]として[[置く]]。
+[[《宝玉獣 サファイア・ペガサス》]]A、Bの2体で[[《No.60 刻不知のデュガレス》]]を[[エクシーズ召喚]]。[[効果]]で[[墓地]]の[[《宝玉獣 サファイア・ペガサス》]]Cを[[特殊召喚]]し、[[《宝玉獣 コバルト・イーグル》]]を[[永続魔法]]として[[置く]]。
+[[《宝玉獣 アメジスト・キャット》]]、[[《宝玉獣 ルビー・カーバンクル》]]で[[《彼岸の黒天使 ケルビーニ》]]を[[リンク召喚]]。[[《彼岸の黒天使 ケルビーニ》]]を用いて[[《宝玉獣 エメラルド・タートル》]]を[[墓地へ送る]]。
<
これによって[[墓地]]・[[フィールド]]に[[宝玉獣]]が7種類揃うため、[[《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン》]]を[[特殊召喚]]できる。~
--さらにそこから[[《彼岸の黒天使 ケルビーニ》]]+[[《世海龍ジーランティス》]]+[[《宝玉獣 サファイア・ペガサス》]]+[[《No.60 刻不知のデュガレス》]]+[[《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン》]]で[[攻撃力]]5000の[[《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》]]を[[リンク召喚]]できる。~
この状態から[[《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン オーバー・ドライブ》]]も[[特殊召喚]]でき、その[[効果]]から更なる展開も可能。~
この時[[《宝玉獣 ルビー・カーバンクル》]]と[[レベル]]3[[宝玉獣]]2体と[[《宝玉獣 サファイア・ペガサス》]]複数体を[[除外]]し[[特殊召喚]]すれば、[[《虚空海竜リヴァイエール》]]を絡めて多くの[[モンスター]]を展開できるだろう。~
[[メインデッキ]]に[[《コードブレイカー・ゼロデイ》]]を入れる必要があるが、[[《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》]]の[[リンク先]]は[[コードブレイカー]]とも相性がよく、これらを絡めて[[《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》]]に加えて複数体の[[リンク]]4以上の[[モンスター]]を並べられる。

-この[[カード]]のように、[[手札]]や[[墓地]]から[[モンスター]]を[[特殊召喚]]してその[[モンスター]]に[[装備]]する[[装備魔法]]は多く、その後に続いて別の処理を行う[[カード]]も複数存在する。~
しかし、この[[カード]]はまずこの[[カード]]の[[装備]][[対象]]とは関係ない別の処理が先に入り、その後に[[装備]]する[[宝玉獣]]を[[特殊召喚]]するという変わった処理となっている。~
これは、[[《宝玉獣 サファイア・ペガサス》]]や[[《宝玉獣 ルビー・カーバンクル》]]の[[特殊召喚]]時の[[効果]]が[[「時」の>「時」と「場合」]][[任意効果]]であるため、[[効果]]が[[特殊召喚]]で終わらないとこれらの[[効果]]が[[発動]]できないためだろう。~

--処理の上では[[魔法&罠ゾーン]]に[[置く]]処理を先に行うが、実際は[[手札]]・[[墓地]]から[[特殊召喚]]する[[宝玉獣]]を事前に決めた上で、その[[同名カード]]を含まないよう[[魔法&罠ゾーン]]に[[宝玉獣]]2体を選んで[[置く]]形になる。~
誤って[[魔法&罠ゾーン]]に[[置く]][[宝玉獣]]に[[特殊召喚]]したい[[宝玉獣]]の[[同名カード]]を含んでしまうと本来[[特殊召喚]]したい[[宝玉獣]]が[[特殊召喚]]できなくなってしまう。~
場合によっては[[特殊召喚]]できる[[宝玉獣]]がいなくなってルール違反にもなり得るので注意。~

-「金科玉条」とは「黄金や珠玉のように善美を尽くした法律や規則」を意味する。~
ここから転じて、「自分の主義・主張、立場の絶対的な拠り所になる思想や信条」等の意味を持つ四字熟語となっている。~
現在では、「金科玉条のように(如く)〜」という表現で、古びた教えや自分に都合のいいルールなどに拘っている様を表す否定的な文脈で使われることも多い。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXにおける「十代vsミスターT(ヨハン)」戦でミスターT(ヨハン)が使用。~
[[デッキ]]から[[《宝玉獣 エメラルド・タートル》]]と[[《宝玉獣 ルビー・カーバンクル》]]を[[魔法&罠ゾーン]]に置きつつ、[[手札]]から[[特殊召喚]]した[[《宝玉獣 アメジスト・キャット》]]の[[装備カード]]となった。~
その後、[[メインフェイズ2>メインフェイズ]]に[[発動]]された[[《レア・ヴァリュー》]]で[[《宝玉獣 ルビー・カーバンクル》]]が[[墓地]]へ送られたことで[[自壊]]し、[[《宝玉獣 アメジスト・キャット》]]も[[破壊]]された。~
--アニメでは[[デッキ]]から[[魔法&罠ゾーン]]に[[置く]]2体の[[宝玉獣]]は[[レベル]]3以下に限定されていた。~
また[[特殊召喚]]は[[手札]]からのみで[[蘇生]]はできなかったが、代わりに[[カード名]]の制約が無く、[[魔法&罠ゾーン]]に[[置いた>置く]][[宝玉獣]]の[[同名カード]]も[[特殊召喚]]できた。~
さらに、[[発動]]時に[[魔法&罠ゾーン]]に[[置いた>置く]][[宝玉獣]]が[[魔法&罠ゾーン]]から[[離れた>離れる]]場合に[[自壊]]し[[装備]]された[[宝玉獣]]も[[破壊]]される[[デメリット]]があった。~

--この[[カード]]を[[装備]]していた[[《宝玉獣 アメジスト・キャット》]]が[[破壊]]される際、[[魔法&罠ゾーン]]には置かれていない。~
単に描写が省かれただけなのか、この[[カード]]自身にそのような[[効果]]があったのかは不明。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[宝玉]]

-[[宝玉獣]]

―[[イラスト]]関連
-[[《宝玉獣 アメジスト・キャット》]]
-[[《宝玉獣 サファイア・ペガサス》]]
-[[《宝玉獣 ルビー・カーバンクル》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[PREMIUM PACK 2023>PREMIUM PACK#PP2023]] 23PP-JP004 &size(10){([[N-Parallel]],[[Super]],[[Secret]],[[Secret RED Ver.>Secret#SESRV]])};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
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