遊戯王カードWiki - 《九十九スラッシュ》のバックアップ(No.8)

《九十九(つくも)スラッシュ/Tsukumo Slash》 †

速攻魔法
「九十九スラッシュ」は１ターンに１枚しか発動できない。
(1)：自分のモンスターが、そのモンスターよりも
攻撃力の高いモンスターに攻撃するダメージ計算時に発動できる。
その戦闘を行う自分のモンスターの攻撃力は、
そのダメージ計算時のみ自分と相手のＬＰの差の数値分アップする。

　PREMIUM PACK 18で登場した速攻魔法。
　攻撃する自分のモンスターの攻撃力に、お互いのライフの差分の数値を加える効果を持つ。

　ライフポイントの差の数値分の攻撃力を加算するため、自分のライフポイントが上回っている場合でも、下回っている場合でも発動できる。
　基本的には大幅なライフゲインか、ライフロスを組み合わせての１ターンキルを狙うことになる。

　ライフゲイン前提の場合、相手からダメージを受けると意味がないため、なるべく序盤に発動したい。
　このカードにチェーンして《体力増強剤スーパーＺ》を発動することで大幅な強化が可能。
　変わったところで【トーチ・テンペスト】においてコンボにより《魂吸収》で大量に回復した直後、もう１体のトーチトークンで《トーチ・ゴーレム》を攻撃してこのカードを発動し１ターンキルを狙うことも可能。

　ライフロス前提の場合、相手にも《神の宣告》等を使われると強化値が落ちるものの、その場合は１ターンキルしやすくなるため安定性はそれほど悪くない。
　《お注射天使リリー》であればあちらの効果にチェーンして発動することで自己強化前に発動条件を満たし、かつライフコストで消費した分の強化も行うことができる。
　《デビル・フランケン》であれば《デビル・フランケン》自体の攻撃で大幅に戦闘ダメージを加算でき、１ターンキルを狙いやすい。
　そのほか、【大逆転クイズ】のライフロス手段を使用することもできる。
　その場合、デッキトップ操作は不要だが攻撃モンスターを準備する必要がある。

原作・アニメにおいて―
漫画ZEXALの「遊馬vsアストラル」戦で遊馬が使用。
《Ｎｏ.３９希望皇ホープ》の攻撃の際に使用し、《Ｎｏ.９３希望皇ホープ・カイザー》の攻撃力10500を上回ることで戦闘破壊し、このデュエルに決着をつけた。

漫画版では発動条件はお互いのライフ差が100ポイント以下だった場合で、上昇値はお互いのライフ差×100ポイントだった。
イラストは《Ｎｏ.３９希望皇ホープ》のイラストの体勢からスラッシュが放たれているものだったが、OCGでは直立になっている。