通常魔法(禁止カード) 自分のデッキからカードを5枚選択して相手に見せる。 相手はその中から1枚を選択する。 相手が選択したカード1枚を自分の手札に加え、 残りのカードを墓地へ捨てる。
Magic Ruler −魔法の支配者−で登場した通常魔法。
デッキの5枚の中から1枚を相手に選択させてそれを手札に加え、残りを墓地へ捨てる効果を持つ。
通常魔法かつノーコストでありながら、5枚の内1枚を消費なく確実にサーチできる。
5枚の内1枚なのでサーチカードとしては不確定に思えるが、5枚の中に同名カードを含んでも良いため、相手による選択を最大二択にまで絞り込める。
あらゆる種族・属性・レベル・ステータスを選択でき、サーチ範囲や使い勝手の良さでは、右に出るものはない。
墓地を肥やす目的では使いづらくなるが、魔法・罠カードまでもサーチする事ができる。
《リチュアの儀水鏡》や《ジェムナイト・フュージョン》といった、墓地へ送られても活用できるものを選択してもよい。
何よりも、このカードの真価は、後半の墓地を肥やす性質にある。
テキストを言い換えれば、「相手は5枚中4枚を選択して墓地へ捨てなければならない」という事になる。
こちらは、前半の1枚とは違い、同名カードを混ぜる事で狙ったカードを確実に墓地へ送る事ができる。
墓地を肥やす事の主な使い道は、《おろかな埋葬》、メリットや噛み合わせの良いカードは墓地アドバンテージのページを参照。
また、《おろかな埋葬》にない使い方としては、これ単体で《裁きの龍》の召喚条件を満たしたり、《馬頭鬼》と蘇生したいアンデット族をセットで準備したりできる。
もちろん、《おろかな埋葬》と違い、手札は1枚補充されるので、消費はない。
これを阻害するには、発動自体を無効にするか、チェーンして《マクロコスモス》を発動するしかない。
─シリーズ関連
Q:《ライオウ》が存在する場合、このカードを発動できますか?
A:発動できません。(14/03/21)
Q:このカードの発動にチェーンして《ライオウ》が特殊召喚された場合、どのような処理を行いますか?
A:手札に加えられるカードは代わりに墓地へ送られます。(14/09/27)
Q:手札に加える処理と残りのカードを墓地へ捨てる処理は同時に行なう扱いですか?
A:はい、同時に行なう扱いです。(15/01/17)