永続罠(制限カード) (1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、 お互いのフィールドにそれぞれ1種類の種族のモンスターしか表側表示で存在できない。 お互いのプレイヤーは自身のフィールドの表側表示モンスターの種族が2種類以上の場合には 1種類になるように墓地へ送らなければならない。
ユニオンの降臨で登場した永続罠。
お互いのフィールドに存在できるモンスターの種族をそれぞれ1種類ずつに制限する効果を持つ。
複数の種族が混在するデッキが相手であるなら、相手の召喚行為はこれ1枚で大幅に制限される。
既に複数の種族が存在している状態で発動した場合、選択した種族以外のモンスターを除去できるのも大きな利点。
モンスターの展開を重視するビートダウンや、種族が散りやすいエクストラデッキのモンスターに頼るデッキには、致命傷になる事もある。
この他、《冥府の使者ゴーズ》を特殊召喚された時には、冥府の使者カイエントークンの特殊召喚を防ぐ事もできる。
自分は、【不死武士】のような種族統一デッキを使えばよく、併せて《一族の結束》を採用すれば、攻撃力も上げられる。
《DNA改造手術》や《アンデットワールド》で相手モンスターの種族を操作したり、《おジャマトリオ》を相手フィールドに展開すれば、たとえ相手が種族統一デッキであっても、モンスターの召喚を防ぐ事も可能である。
《アルカナフォース0−THE FOOL》を送りつけてモンスターの召喚を妨害する【群雄愚者】等、このことを利用したデッキ構築も存在する。
ただし、モンスターのセットは封じられないので注意したい。
反転召喚はできずリバースした時には墓地へ送られるものの、フィールドから墓地へ送られた事で効果が発動して思わぬ反撃を受ける場合もある。
また、フィールドのモンスターが存在しない状態になれば、モンスターの召喚への制限も一時解除されるため、そこから反撃されないように注意したい。
- フリーチェーンで発動できる。
モンスターが存在しない場合でも発動できる。(08/09/28)- 効果発動時に処理はない。
- 効果処理時、モンスターの種族が1種類になるようにお互いに墓地へ送る(破壊はしない)。(08/09/16)
- 効果の適用中、モンスターの召喚に対して様々な制約が科せられる。
- 「フィールドの表側表示モンスターの種族が2種類以上になるようにモンスターを表側表示でフィールドに出す」行為(召喚・反転召喚・特殊召喚)自体が封じられる。(08/08/23)
- 表側表示モンスターとは種族が異なるモンスターを裏側表示で通常召喚・特殊召喚する事はできる。(08/08/04)
- 表側表示モンスターとは種族が異なるモンスターを表側表示でアドバンス召喚する事はできない。(08/07/23)
リリースにより表側表示モンスターが存在しなくなる場合でもリリース自体が不可能となる。- 表側表示モンスターとは種族が異なるモンスターを特殊召喚する効果は、コストにより表側表示モンスターが存在しなくなる場合でも発動自体できない。
- 「複数の種族のモンスターを同時に特殊召喚できる効果」について。
- 《DNA改造手術》が適用中の場合について。
- 悪魔族以外が存在する場合に《群雄割拠》を墓地へ送って《トラップ・イーター》を特殊召喚する事は不可能。(09/09/06)
- 効果の適用中に複数の種族が存在してしまった場合、後から表側表示になった別種族のモンスターを即座に墓地へ送る。
- セットしたモンスターが何らかの方法でリバースした場合、リバースしたモンスター(選択した種族ではないモンスター)を墓地へ送る。(08/08/04)
必ず「後からリバースした方」が墓地に行くのであり、この時「元から表側表示で存在していた方」を墓地へ送る事は不可能。(10/06/10)- ダメージステップに戦闘でリバースした場合、ダメージ計算後戦闘破壊される前(《魂を削る死霊》等のモンスターの自壊と同じタイミング)に墓地へ送る。(11/06/04)
なお、その際にリバースした時の効果は発動できない。(20/12/28)- 表側表示モンスターとは種族が異なる相手モンスターをコントロール奪取した場合、種族が2種類存在した事をもってコントロール奪取したモンスターを墓地へ送る。(08/07/23)
- このカードによる「モンスターを墓地へ送る」処理はカードの効果として扱わない。
(「プレイヤーは◯◯しなければならない」効果を参照)
よって《E・HERO ワイルドマン》など、罠カードの効果を受けないモンスターでも墓地へ送られてしまう。- このカードは「最初に存在した種族しか出させない効果」ではない。
フィールドに表側表示モンスターが存在しなくなった場合には制限はなくなり、あらゆる種族のモンスターを召喚できるようになる。
その後再び1体目を出した際に改めて種族が指定される。
Q:相手フィールドのモンスターと種族の異なるモンスターを、自分が《ギブ&テイク》等で相手フィールドに特殊召喚する事はできますか?
A:このカードの効果が適用中に、自分が相手フィールドに特殊召喚したい時、相手フィールドのモンスターと同じ種族のモンスターしか特殊召喚できません。
《ギブ&テイク》を発動する場合にも、相手フィールドのモンスターと同じ種族のモンスターしか対象に選択できません。(16/07/23)
Q:自分フィールドに悪魔族のモンスターが2体存在する時、どちらか一体をリリースしてドラゴン族のモンスターを「アドバンス召喚でアドバンスセット」することはできますか?
A:可能ですが、アドバンスセットしたモンスターが何らかの方法でリバースした場合、リバースしたモンスター(選択した種族ではないモンスター)が墓地へ送られます。(08/09/28)
Q:フィールドに悪魔族のモンスターが存在するとき、「通常召喚でセット」されていたドラゴン族のモンスターを反転召喚できますか?
A:選択されたものと異なる種族のモンスターを反転召喚することはできません。(08/08/21)
Q:自分フィールドに1体の表側表示モンスターがいるとき、これをリリースし別の種族のモンスターを召喚・特殊召喚することはできますか?
A:別の種族のモンスターの召喚・特殊召喚という行為自体行うことができません。
別の種族のモンスターをセットすることは可能です。(08/08/21)
Q:何らかのモンスターが存在するときに《マジカルシルクハット》の効果で特殊召喚された魔法・罠カードが表側表示となった場合、どうなりますか?
A:それらは「種族無し」として扱うため、特にどれかを破壊したりはしません。(08/06/23)
Q:《群雄割拠》が適用中に選択した種族以外の墓地のモンスターを対象に《死者蘇生》を発動することはできますか?
A:発動することができません。(08/08/21)
Q:自分フィールドに悪魔族モンスターが存在する状態で、墓地の《サイバー・ドラゴン》を対象に《死者蘇生》を発動し、それにチェーンして《群雄割拠》が発動された場合はどうなりますか?
A:《サイバー・ドラゴン》は特殊召喚されず、墓地に残ったままとなります。(10/11/06)
Q:《召喚僧サモンプリースト》の効果の発動にチェーンして《群雄割拠》が発動された場合、魔法使い族以外のレベル4モンスターを特殊召喚し、墓地へ送ることはできますか?
A:《召喚僧サモンプリースト》の効果は効果処理時に特殊召喚するモンスターを選びます。
その時点では《群雄割拠》が適用されているため魔法使い族以外のモンスターを特殊召喚することはできません。(08/08/21)
Q:相手フィールドと自分フィールドに種族が違うモンスターが1体ずつ存在する場合、《強制転移》は発動できますか?
A:はい、発動できます。(09/09/30)
Q:相手フィールドと自分フィールドに種族が違うモンスターが複数存在する場合、《強制転移》は発動できますか?
A:はい、発動でき、入れ替えた後に種族が異なる場合は入れ替えたモンスターが墓地へ送られます。(09/09/30)
Q:このカードの効果適用中、自分フィールドにモンスターが存在しない場合、「複数の種族のモンスターを特殊召喚できる効果」(《次元融合》など)を発動できますか?
A:可能です。
種族の異なるモンスターを同時に特殊召喚する事もできますが、その場合特殊召喚した直後に1つの種族を選び残りは墓地へ送ります。(14/10/20)
Q:このカードの効果適用中、自分フィールドに《ハーピィ・クィーン》が存在し、《ハーピィ・レディ》が3体が除外されています。
この時、《異次元からの帰還》を発動することはできますか?
A:はい、可能です。(09/02/12)
Q:このカードの効果適用中、自分フィールドに戦士族モンスターが存在し、戦士族モンスターが4体、幻神獣族が1体除外されています。
この時、《異次元からの帰還》を発動することはできますか?
A:発動できます。
この場合戦士族モンスターのみを特殊召喚します。(14/10/20)
Q:このカードと《DNA改造手術》(機械族宣言)の適用中に、「複数の種族のモンスターを特殊召喚できる効果」を発動できますか?
A:できます。
この場合モンスターはフィールドに残り続け、《DNA改造手術》が破壊または無効になった時にモンスターの種族が1種類になるようモンスターを選択し墓地へ送ります。(08/08/04)
Q:《群雄割拠》が適用中、バトルフェイズ終了時に《剣闘獣ラクエル》の効果を発動することはできますか?
A:同じ種族のモンスターがデッキに存在するのであれば、効果を発動することができます。
また、特殊召喚するモンスターは異なる種族でも問題ありません。(09/07/16)
Q:このカードの適用中に、剣闘獣モンスターの効果を発動し、デッキから異なる種族の剣闘獣モンスターを特殊召喚することはできますか?
A:自分フィールドに表側表示で存在するモンスターが効果を発動する剣闘獣のみであり、デッキにその剣闘獣と異なるカード名で同じ種族の剣闘獣が存在するならば効果を発動することができます。
その際に違う種族の剣闘獣を特殊召喚することも可能です。
デッキに異なる種族の剣闘獣しか存在しない場合は、効果を発動すること自体できません。(09/07/13)
Q:シンクロ召喚はできますか?
A:別の種族のシンクロモンスターはシンクロ召喚できません。
コンタクト融合や剣闘獣の融合モンスターについても同じです。(08/07/21)
Q:このカードの効果適用中、裏側守備表示の《剣闘獣ラクエル》と2体の裏側守備表示の剣闘獣をデッキに戻して、《剣闘獣ヘラクレイノス》を特殊召喚することは可能ですか?
A:裏側守備表示からの状態で特殊召喚できるならこのカードの効果は適用されないので、可能です。
ただし、融合モンスターの種族以外の剣闘獣が1体でも表側表示である場合は融合素材にできず、特殊召喚できません。(08/08/09)
Q:《スレイブタイガー》の効果にチェーンして発動した場合は選択した剣闘獣と異なる種族のモンスターを特殊召喚できますか?
A:できます。(09/02/05)
Q:このカードの効果の適用中、《融合》で自分フィールドの水族モンスターを墓地へ送り、戦士族の融合モンスターを融合召喚できますか?
A:できません。
このカードと水族モンスターが存在する場合、《融合》で水族以外の融合モンスターを融合召喚することはできません。(09/04/30)
Q:このカードの効果の適用中、自分フィールドに幻神獣族モンスターが存在します。
《名推理》のような特殊召喚されるモンスターの種族が不確定なカードを発動できますか?
A:発動できます。(14/10/20)
Q:このカードの効果の適用中、自分フィールドに水族モンスターが存在する場合、《宝玉の氾濫》を発動して墓地から獣族の宝玉獣を特殊召喚することはできますか?
A:相手フィールドに存在するカードの枚数よりも、自分の墓地に存在する水族の宝玉獣が多く存在していれば可能です。(09/09/24)
Q:相手フィールドにこのカードが表側表示で存在し、自分フィールドに悪魔族以外のモンスターが存在する場合、このカードを墓地へ送って《トラップ・イーター》を特殊召喚することはできますか?
A:その場合、悪魔族である《トラップ・イーター》を特殊召喚する事ができません。(09/09/06)
Q:フィールドにこのカードと《DNA改造手術》(戦士族指定)が存在する時に、元々の種族が戦士族ではないデュアルモンスターを再度召喚することはできますか?
A:この場合でも、元々の種族が戦士族ではないデュアルモンスターを再度召喚することができます。(15/07/11)
Q:自分フィールドに《ゼンマイラビット》が存在し、《ヴェルズ・サンダーバード》が自身の効果で除外されています。
このカードを発動した場合、《ヴェルズ・サンダーバード》は次のスタンバイフェイズにフィールドに戻りますか?
A:いいえ、フィールドに戻ることなく墓地へ送られます。(13/03/14)
Q:フィールドにこのカードと《アンデットワールド》が表側表示で存在する時に、元々の種族がアンデット族ではないモンスターが自分フィールドに表側表示と裏側表示で1体ずつ存在します。
この時裏側表示のモンスターを反転召喚できますか?
A:裏側表示のモンスターは《アンデットワールド》が存在しても元々の種族であるため、反転召喚できません。
ただし攻撃を受けるなどして表側表示になった場合はそのまま存在できます。(10/04/10)
Q:自分フィールドに《E・HERO ワイルドマン》と《トラファスフィア》のみが存在している時にこのカードを発動した場合、モンスターを墓地へ送る処理を行う必要がありますか?
A:その場合でも、《E・HERO ワイルドマン》か《トラファスフィア》のどちらかを墓地へ送らなければなりません。(17/03/17)
Q:相手フィールドに《光と闇の竜》と別のドラゴン族モンスター、自分フィールドに《群雄割拠》が存在し、相手の墓地にはドラゴン族モンスターが存在しない状態です。
この状態で《光と闇の竜》を破壊した場合、ドラゴン族以外のモンスターを対象に《光と闇の竜》の効果を発動することはできますか?
A:この場合、《光と闇の竜》の効果はドラゴン族以外のモンスターを対象に選択して発動します。
よって、《光と闇の竜》の効果処理を行いフィールドのカードを破壊し、対象のモンスターを墓地から特殊召喚します。(10/12/19)
Q:上記の状況で可能な場合、相手の墓地にドラゴン族モンスターが存在する場合でも、別の種族のモンスターを対象に《光と闇の竜》の効果を発動することはできますか?
A:いいえ、その場合対象に選ぶことができるモンスターはドラゴン族モンスターのみになります。(13/12/07)
Q:このカードの効果が適用されている場合、自分フィールドのモンスターと異なる種族のモンスターを対象に《精神操作》を発動できますか?
A:はい、発動できます。
その際、《精神操作》によって相手のモンスターのコントロールを得た直後、種族が異なるため墓地へ送ります。(13/01/13)
Q:このカードの効果処理によって《トリック・デーモン》が墓地へ送られました。
《トリック・デーモン》の効果は発動しますか?
A:このカードによってモンスターを墓地へ送る処理は、効果による扱いとはなりません。
《トリック・デーモン》の効果は発動しません。(13/10/26)
Q:《亜空間物質転送装置》で除外されたモンスターをフィールドに戻す時、そのモンスターと種族の異なるモンスターと《群雄割拠》が自分フィールドに存在する場合、戻すべきモンスターは除外されたままになりますか、墓地へ送られますか?
A:墓地へ送られます。(14/11/06)
Q:《神禽王アレクトール》の効果で《群雄割拠》の効果が無効になっている状態で《クリッター》を召喚しました。
その後、ターン終了時に《群雄割拠》の効果が再び適用されたため、《クリッター》を墓地へ送りました。
この時《クリッター》の効果が発動しますが、どちらのターンのどのフェイズで発動した扱いになりますか?
A:調整中。(16/07/04)
Q:《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》を相手フィールドに特殊召喚する場合、どのような状況ならば可能ですか?
A:相手フィールドに悪魔族のみが存在する場合に可能です。
相手フィールドに悪魔族以外がいる場合は特殊召喚できません。
なお、自分フィールドには悪魔族以外がいても特殊召喚が可能です。(16/07/23)
Q:フィールドに《サイバース・コンバーター》と「サイバース族になった《軍隊竜》」がいます。
《軍隊竜》が戦闘破壊された時、その強制効果は発動自体をしない処理となりますか?
A:いいえ、「発動するが、特殊召喚を行わない」処理となります。(18/12/28)
Q:自分フィールドにモンスターは《軍隊竜》のみがいます。
《軍隊竜》が戦闘破壊された時、その効果にチェーンして《ヒーロー・シグナル》を発動しました。
《ヒーロー・シグナル》で戦士族を特殊召喚した場合、《軍隊竜》の効果は「《軍隊竜》を特殊召喚し、直後にそれを墓地へ送る」処理となりますか?
A:いいえ、「そのチェーンブロック内で特殊召喚をそもそも行わない」処理となります。(18/12/28)
Q:自分の墓地に《インフェルニティ・デーモン》が2体と《インフェルニティ・ビートル》と《インフェルニティ・ドワーフ》がそれぞれ1体存在しています。
このとき自分フィールドに1体だけ存在する《インフェルニティ・ミラージュ》をリリースしてその効果で《インフェルニティ・ビートル》と《インフェルニティ・ドワーフ》を特殊召喚できますか?
A:はい、リリースしたことで自分フィールドにモンスターが存在しなくなったため《インフェルニティ・ビートル》と《インフェルニティ・ドワーフ》を対象に効果を発動し、その2体を特殊召喚できます。(23/02/09)
Q:自分フィールドにモンスターが存在しないときに《鉄獣の抗戦》を発動しました。
エクストラデッキには《鉄獣戦線 銀弾のルガル》と《鉄獣戦線 徒花のフェリジット》が存在しています。
効果で《鉄獣戦線 キット》2体と《鉄獣鳥 メルクーリエ》1体を特殊召喚し、即座に《鉄獣鳥 メルクーリエ》を墓地へ送りました。
このとき、自分は《鉄獣の抗戦》の効果で《鉄獣戦線 キット》2体を素材に《鉄獣戦線 徒花のフェリジット》をリンク召喚できますか?
A:いいえ、特殊召喚したモンスター全てを素材にすることができなくなったため、《鉄獣戦線 徒花のフェリジット》をリンク召喚することができません。
結果として、特殊召喚した《鉄獣戦線 キット》2体が自分フィールドに残って処理が終了します。(23/02/09)