*《&ruby(けいがん){慧眼};の&ruby(まじゅつし){魔術師};》 [#top]
 ペンデュラム・効果モンスター
 星4/光属性/魔法使い族/攻1500/守1500
 【Pスケール:青5/赤5】 
 (1):もう片方の自分のPゾーンに
 「魔術師」カードまたは「EM」カードが存在する場合に発動できる。
 このカードを破壊し、デッキから「慧眼の魔術師」以外の
 「魔術師」Pモンスター1体を選び、自分のPゾーンに置く。
 【モンスター効果】
 (1):このカードを手札から捨て、
 自分のPゾーンの、Pスケールが元々の数値と異なるカード1枚を対象として発動できる。
 そのカードのPスケールはターン終了時まで元々の数値になる。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除

 [[Vジャンプ(2015年6月号) 付属カード>書籍付属カード#VJ2015]]で登場した[[光属性]]・[[魔法使い族]]の[[下級>下級モンスター]][[ペンデュラムモンスター]]。~
 この[[カード]]を[[破壊]]して[[デッキ]]の[[魔術師]]を[[ペンデュラムゾーン]]に置く[[ペンデュラム効果]]、[[ペンデュラムスケール]]が変化している[[カード]]の[[ペンデュラムスケール]]を元に戻す[[起動効果]]を持つ。~

 [[ペンデュラム効果]]は自身を[[同名カード]]以外の[[魔術師]]に変換するもので、[[ペンデュラムスケール]]を1・3・8および4に変えられる。~
 状況に応じて適切な[[ペンデュラムモンスター]]を[[ペンデュラムゾーン]]に用意できる意義は大きく、[[《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》]]と違い即座に[[ペンデュラム召喚]]も可能。~
 もう片方に[[魔術師]]が置かれていれば、[[《時読みの魔術師》]]・[[《星読みの魔術師》]]の[[ペンデュラムスケール]]変更の[[デメリット]]を回避できる。~
 特に[[《時読みの魔術師》]]の[[発動条件]]を無視して[[ペンデュラムゾーン]]に置ける点は非常に優秀である。~
 [[効果]]を[[発動]]した後は[[エクストラデッキ]]に送られるので、即座に[[ペンデュラム召喚]]で[[フィールド]]に戻す事もできる。~
 [[同名カード]]の[[発動]]制限もないので、この[[カード]]2枚を[[ペンデュラムゾーン]]に置いてそれぞれの[[効果]]を使う事もできる。~
 [[《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》]]の[[サーチ]]にも対応しているので、[[手札]]に複数枚所持することも難しい事ではない。

 [[モンスター効果]]は、変化している[[ペンデュラムスケール]]を一時的に元に戻す[[効果]]。~
 [[魔術師]]は[[《星読みの魔術師》]]・[[《時読みの魔術師》]]・[[《相生の魔術師》]]と[[スケール>ペンデュラムスケール]]が変動する[[デメリット]]を持つものが多く、特に[[《時読みの魔術師》]]の[[デメリット]]を打ち消せる点は[[魔術師]]搭載型[[【EM】]]としては非常に心強い。~
 ただしこの[[効果]]を使うとこの[[カード]]は[[エクストラデッキ]]ではなく[[墓地]]に送られるため、[[ペンデュラム召喚]]できず[[ディスアドバンテージ]]となる。~
 [[ペンデュラム効果]]による[[サーチ]]を用いれば[[《時読みの魔術師》]]・[[《星読みの魔術師》]]の[[デメリット]]は容易に回避できるため、[[ペンデュラム効果]]の方を積極的に狙いたいところ。~
 多彩な[[ペンデュラム効果]]を持つ[[EM]]を一方の[[ペンデュラムゾーン]]に置いておきたい場合なら、[[コンボ]]の布陣を維持しつつ[[ペンデュラムスケール]]1・8を調達できるため、こちらの活用が選択肢にもなってくるだろう。~

 優秀な[[効果]]を持つが、いずれもあくまで他の[[魔術師]]の補助に徹しており、これ単体ではこれといった機能をしない点が欠点となる。~
 [[ペンデュラム召喚]]は最低2種の[[ペンデュラムモンスター]]と呼び出したい[[モンスター]]を必要とするが、そこに[[サーチ]]と[[デメリット]]回避のこの[[カード]]まで含めると、大きく[[メインデッキ]]の枠を食ってしまう。~
 同様に[[サーチ]]の役割を担う[[《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》]]等と比べ、[[エクストラデッキ]]に行き[[ペンデュラム召喚]]しても、[[モンスターゾーン]]では[[ステータス]]も低い[[バニラ]]なのもつらい。~
 自身の[[レベル]]は[[召喚]]及び[[ペンデュラム召喚]]しやすい4なので、[[エクシーズ素材]]にしたり[[《ルーンアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》]]の[[融合素材]]にして処理したい。~
 自身の[[ペンデュラム効果]]で[[《相生の魔術師》]]と[[《相克の魔術師》]]を[[ペンデュラムゾーン]]に用意しておけば、[[ランク]]4の[[ドラゴン族]][[モンスター]]にした後に[[《覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン》]]の[[エクシーズ召喚]]も狙える。~

-[[モンスター効果]]を使用した場合は、[[ペンデュラムスケール]]が変化する状況が後から発生しても元々の[[ペンデュラムスケール]]を維持する。(15/04/21)~
たとえば、一方の[[ペンデュラムゾーン]]が空白の状態で、もう一方にある[[《時読みの魔術師》]]を[[対象]]に[[発動]]したとする。~
この時点で[[《時読みの魔術師》]]の[[ペンデュラムスケール]]は8となり、その後もう一方に[[オッドアイズ]]・[[魔術師]]以外を置いても8のままである。~
ただし、その状態で[[ターン]]が終わり[[モンスター効果]]が終了すると、[[《時読みの魔術師》]]の[[ペンデュラムスケール]]は4となる。~

-初の「[[ペンデュラムゾーン]]に[[カード]]を置く[[効果]]」を持つ[[カード]]である。~

--あくまでこの[[カード]]の[[ペンデュラム効果]]として置いており、[[魔法カード]]の[[発動]]扱いとして置く通常の処理とは別物である。~
よって、[[《時読みの魔術師》]]が持つ''[[魔法カード]]としての[[発動条件]]''は無視され、[[自分]][[フィールド]]に[[モンスター]]がいても置く事ができる。~
また、[[《魔封じの芳香》]]のような[[魔法カード]]の[[発動]]を封じる[[効果]]が[[適用]]されていても置ける他、[[《神の宣告》]]や[[《魔宮の賄賂》]]等で[[無効]]にはできない。~

-[[魔術師]]と[[EM]]双方に対応するため、双方を混ぜた榊遊矢の[[ファンデッキ]]が作りやすくなった。~

-[[Vジャンプの付属カード>書籍付属カード#VJ]]では記念すべき100枚目にあたる。~

-「慧眼」とは、物事の本質を見極める力が優れていることを意味する。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[魔術師]]
-[[EM]]

//―《慧眼の魔術師》の姿が見られる[[カード]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[Vジャンプ(2015年6月号) 付属カード>書籍付属カード#VJ2015]] VJMP-JP100 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#faq]
Q:(1)の[[ペンデュラム効果]]で[[発動条件]]を満たしていない[[魔術師]][[ペンデュラムモンスター]]を[[ペンデュラムゾーン]]に置くことはできますか?~
A:置けます。(15/04/21)~
A:はい、できます。(15/04/22)~

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//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
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//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

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