通常罠 (1):モンスターが召喚・反転召喚・特殊召喚された時に発動できる。 フィールドのモンスターを全て破壊する。
Spell of Mask −仮面の呪縛−で登場した通常罠。
モンスターが召喚・反転召喚・特殊召喚された時に発動し、フィールド上のモンスターを全て破壊する全体除去の効果を持つ。
1:1交換以上のポテンシャルを秘めた強力な召喚反応型罠カード。
トリガーとなるモンスターの召喚は自分・相手を問わない点、不特定多数のモンスターを破壊するので対象をとらない効果である点、既に召喚されたモンスターに対する除去としても使える点などが特徴。
自分がモンスターを展開した後では発動しにくいのが最大の欠点と言えるだろう。
このカードの発動後は自分のフィールドが空である場合が多いわけで、相手の召喚にうまく発動できても後続を展開され、結局大ダメージを負う可能性もある。
相手の動きを考えて効果的なタイミングを見極め、後続への対抗手段も用意したい。
相手の召喚時に発動するのが基本だが、自分のモンスターの召喚時に発動するのも1つの戦術である。
「破壊されても問題ない」・「効果破壊されない」・「効果破壊したい」・「墓地へ送りたい」といったモンスターとの併用が考えられる。
もしくは何らかの理由で自分フィールドを空にしたい場合にも使える。
召喚無効罠と違い、《人造人間−サイコ・ショッカー》等には無力である。
通常罠なのでダメージステップには発動できないことから、リクルーターや《冥府の使者ゴーズ》等、ダメージステップにモンスターが特殊召喚された場合には発動できないことも注意である。
―カード名関連
―発動条件のある《ブラック・ホール》
Q:相手が《自律行動ユニット》でモンスターを特殊召喚し、アドバンス召喚しようとしています。
相手が《自律行動ユニット》を使用したタイミングで、アドバンス召喚前に《激流葬》を発動できますか?
A:はい、できます。
ターンプレイヤーは(メインフェイズ開始直後を除き)アドバンス召喚の前に一旦優先権を放棄する必要があります。(09/08/22)
Q:相手が「召喚に成功した時」に発動する効果を持つモンスターを召喚しました。
この時、自分が《激流葬》を発動したいと考えている場合、どのような処理になりますか?
A:その相手モンスターの効果が先に発動し、その効果に対して《激流葬》をチェーン発動する形となります。
Q:相手が《手札抹殺》で暗黒界モンスターを2体以上捨てて特殊召喚したとき、発動できますか?
A:発動できます。
最後に特殊召喚されたモンスターに反応する形となります。
Q:《魂を削る死霊》を《早すぎた埋葬》で特殊召喚した時に《激流葬》を発動する事は可能ですか?
A:自身の効果によって《魂を削る死霊》が破壊された後、他にフィールドにモンスターが存在する場合であれば《激流葬》を発動する事ができます。(08/04/10)
Q:相手がモンスターを召喚した時にこのカードを発動し、相手はそれにチェーンして《神の宣告》を発動しました。
これらのチェーン処理を終えた後に、自分は別の《激流葬》を発動できますか?
A:できません。(13/04/25)
Q:相手フィールドに《PSYフレームギア・γ》と《PSYフレーム・ドライバー》が特殊召喚され、《PSYフレームギア・γ》の効果で自分の発動したモンスター効果が無効化されました。
この時に自分フィールドにセットしていた《激流葬》を発動することはできますか?
A:《PSYフレームギア・γ》の自身と《PSYフレーム・ドライバー》1体を特殊召喚する処理と、発動を無効にし破壊する処理は同時に行われる扱いとなります。
そのため、《PSYフレームギア・γ》自身と《PSYフレーム・ドライバー》を特殊召喚し、モンスターの効果の発動を無効にして破壊した後、他のカードの処理が続かないのであれば、《激流葬》を発動することができます。
例えば、チェーン1にて自分のモンスターの効果が発動し、チェーン2にて相手が《PSYフレームギア・γ》の効果を発動した場合、《PSYフレームギア・γ》の効果処理を終えた後、《激流葬》を発動できます。(19/03/11)