通常罠 (1):自分フィールドの融合モンスターが 相手フィールドの融合モンスターと戦闘を行うバトルステップに、 その融合モンスター2体を対象として発動できる。 その攻撃を無効にし、お互いのプレイヤーは その融合モンスター2体の攻撃力の合計分のダメージを受ける。
コレクターズパック−伝説の決闘者編−で登場した通常罠。
融合モンスター同士の戦闘を無効にして、お互いにその2体の攻撃力の合計分のダメージを受ける効果を持つ。
発動するには、自分と相手が共に融合モンスターをコントロールしている必要がある。
【シャドール】や、《M・HERO ダーク・ロウ》等の融合モンスターを併用するデッキは増えたものの、お互いが融合モンスターをコントロールしているという状況はあまりない。
これだけ限られた発動条件でありながら、ダメージはお互いに受けるため自滅しかねず、非常に使い勝手が悪い。
少なくとも、相手からの攻撃を想定するなら《魔法の筒》で十分であり、このカードは余計なリスクを増やすだけである。
使うのであれば、融合召喚を頻繁に行うデッキ同士の対戦を想定したメタカードということになるか。
《マスク・チェンジ》や《影依融合》を搭載したデッキであれば、相手フィールドに融合モンスターがいる際に高攻撃力の融合モンスターを出して攻撃させることは難しくはない。
サイドデッキに投入しておき、自分が勝利した後の2戦目で使えば引き分けのリスクも比較的少ない。
ただし、この場合も残りのライフをどう削るか、特殊召喚から攻撃宣言までに行われる相手の妨害をどう凌ぐかといった課題は残る。
1ターンキルを狙える素質はあり、使いづらさが目立つものの、1枚のバーンカードとしてはトップクラスの火力を持つ事は確かである。
何らかの方法で融合モンスターを送りつけ、このカードを発動した上で《地獄の扉越し銃》を使えば即死級のダメージを与えられる。
もっとも、必要なパーツはあまりにも多く安定性に欠けており、ロマンデッキの域は出ないだろう。
―カード名関連
Q:攻撃を無効にする処理とダメージを与える処理は同時に行う扱いですか?
A:はい、同時に行う扱いになります。(14/05/17)
Q:効果解決時に対象に選択した攻撃した融合モンスターがフィールドに表側表示で存在しなくなった場合、残りの対象に選択したモンスターの攻撃力分のダメージを与える処理は行ないますか?
A:いいえ、行ないません。(14/05/18)
Q:効果解決時に対象に選択した攻撃された融合モンスターがフィールドに表側表示で存在しなくなった場合、攻撃を無効にする処理と残りの対象に選択したモンスターの攻撃力分のダメージを与える処理は行ないますか?
A:その場合攻撃を無効にする処理は行ないますが、ダメージを与える効果は2体の融合モンスターの攻撃力の合計分のダメージを与える処理ですので、1体分だけの攻撃力のダメージを与えるといった処理はできません。(14/05/18)
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