*《&ruby(けっせんゆうごう){決戦融合};−ファイナル・フュージョン》 [#m9cfb22d]
 通常罠
 (1):自分フィールドの融合モンスターが
 相手フィールドの融合モンスターと戦闘を行うバトルステップに、
 その融合モンスター2体を対象として発動できる。
 その攻撃を無効にし、お互いのプレイヤーは
 その融合モンスター2体の攻撃力の合計分のダメージを受ける。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:4/21発売のVJより

 [[コレクターズパック−伝説の決闘者編−]]で登場する[[通常罠]]。~
 [[融合モンスター]]同士の[[戦闘]]を[[無効]]にして、[[お互い]]にその2体の[[攻撃力]]の合計分の[[ダメージ]]を受ける[[効果]]を持つ。~

 [[カードの発動]]には、[[自分]]と[[相手]]が共に[[融合モンスター]]を[[コントロール]]している必要がある。~
 [[融合モンスター]]と遭遇する場面はあまりないため、能動的に[[発動]]しようと思うのであれば、こちらから[[融合モンスター]]を[[相手]]に[[送りつけ]]たりする工夫が必要となる。~
 [[融合モンスター]]と遭遇する場面はあまりないため、能動的に[[発動]]しようと思うのであれば、こちらから[[融合モンスター]]を[[相手]]に[[送りつけ]]たりする必要がある。~
 とはいえ、わざわざ[[融合モンスター]]を[[送りつけ]]た上で、[[自分]]も用意するのは容易なことではない。~
 [[シャドール]]では[[エクストラデッキ]]から[[特殊召喚]]された[[融合モンスター]]を[[送りつけ]]ることで[[《影依融合》]]で[[メインデッキ]]の[[モンスター]]を[[融合素材]]にできるため、この[[カード]]の[[発動条件]]を満たしやすくなる。~
 また、[[自分]]の[[攻撃]]時にも[[発動]]できるので、自分の[[ターン]]に[[《簡易融合》]]を使い、[[送りつけ]]る手もある。
 さらにそこまで手間をかけて見返りは[[バーン]]、それも[[自分]]が[[ライフ・アドバンテージ]]を一切得られないとなれば割に合わない。

 そもそも、[[自分]]の[[融合モンスター]]を[[送りつけ]]てこの[[カード]]を[[発動]]できれば勝利できる状況というのは、ほとんどの場合最初からその[[モンスター]]2体で[[直接攻撃]]すれば勝利できる状況ということである。~
 この[[カード]]を[[使用]]することで、勝てる状況も[[引き分け]]になってしまうのでは戦略として話にならないと言わざるを得ない。~
 [[相手]][[フィールド]]に[[モンスター]]がいることを想定するなら、この[[カード]]や[[送りつけ]]・[[バーン]][[メタ]]を入れるスペースに[[除去]]や追加で[[融合]]できるギミックを入れるほうが手軽かつ見返りが多く事故も呼ばない。~
 [[攻撃]]が不可能な[[《簡易融合》]]に関しても、[[ライフコスト]]を要求する時点で相性が悪い。~
 [[シャドール]]なら[[《影依融合》]]のために[[融合モンスター]]を[[送りつけ]]る意味がなくはないが、その後この[[カード]]につなげる意味は薄く、[[《融合解除》]]にでも繋げばよい。~

 [[融合モンスター]]は[[攻撃力]]が高いものが多いため、[[バーン]][[ダメージ]]は殆どの場合非常に大きくなる。~
 よく使われる[[融合モンスター]]の大半が2000台以上の[[攻撃力]]を持つことを考えると、最低でも4000〜5000程度の[[ダメージ]]を想定することになる。~
 しかし、この[[ダメージ]]はお互いに及ぶため、ゲームエンドまで持っていくことも比較的容易な一方で[[引き分け]]となってしまうリスクも高い。~
 可能な限り、[[相手]]だけに[[ダメージ]]を与えられるよう、[[バーン]]を防ぐ[[カード]]と併用したいが、[[融合モンスター]]を使用する[[デッキ]]にそれらを無理に採用すると、[[事故]]の原因となる。~
 [[融合モンスター]]への[[メタ]]としても、この[[カード]]と[[融合モンスター]]、場合によっては自分が敗北しないための[[バーン]][[メタ]]の3つを用意し[[攻撃宣言]]を介さなければいけないなど、効率は恐ろしく悪い。~
 事前に[[《サイクロン》]]などで除去されるのは勿論、[[除去]][[効果]]持ちの[[融合モンスター]]や[[《古代の機械究極巨人》]]等この[[カード]]が通用しないものも多い。~
 [[《重爆撃禽 ボム・フェネクス》]]などの[[バーン]][[効果]]持ちに[[発動]]できても、その[[効果]]とこの[[カード]]の[[効果]]の[[ダメージ]]で[[自分]]の[[ライフ]]が非常に厳しくなり、自滅する可能性も高い。~
 普通に[[《強制脱出装置》]]などを積んだほうが無難である。

 これらの性質から、この[[カード]]をメインの勝ち筋とするなら、専用の[[デッキ]]を構築するのが望ましいだろう。~
 ただし、この[[カード]]単体で[[1ターンキル]]クラスの[[ダメージ]]を与えるのは困難なので、他にも[[ダメージ]]を与える手段は必要である。~

 あるいは、[[【E・HERO】]]・[[【ジェムナイト】]]・[[シャドール]]といった[[融合召喚]]主体[[デッキ]]への[[メタ]]として用いる方法もある。~
 [[融合モンスター]]を扱う[[デッキ]]はそちらに[[アタッカー]]を頼ることが多く、[[融合モンスター]]を使わずに戦ってこの[[カード]]を阻止するという選択肢は取りにくい。~
 [[マッチ]]戦で1戦目を取っていれば必ずしも[[引き分け]]を防ぐ必要はなくなるので、[[効果ダメージ]]を回避する手段を用意せずともこの[[カード]]単体で利用することができる。~
 [[融合召喚]]をある程度以上戦術に組み込む[[デッキ]]であれば、[[環境]]次第で[[サイドデッキ]]に用意しておく価値はあるだろう。~

//モチーフ関連やカード名の和訳、意訳を記述。
//「原作・アニメにおいて」のすぐ上部に

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXの「十代vsカイザー亮」(2戦目)で十代が使用。~
[[《パワー・ボンド》]]・[[《リミッター解除》]]・[[速攻魔法]]《決闘融合−バトル・フュージョン》の応酬により[[お互い]]の[[モンスター]]の[[攻撃力]]が膨れ上がっていた際に、亮への「卒業祝い」として[[発動]]される。~
[[お互い]]に莫大な[[ダメージ]]を与えると共に会場中が噴煙で見えなくなるほどの演出を起こし、[[デュエル]]は[[引き分け]]となって決着した。~

--アニメでは[[攻撃]]を[[無効]]にする[[効果]]はなく、[[戦闘]]する[[モンスター]]が[[融合モンスター]]である必要もなかった。~
このままではあまりにも強力すぎるので、弱体化は必然のことだったと言える。~
このままではあまりにも強力すぎたが、大幅に[[弱体化]]してしまった。~

--発生した[[ダメージ]]の量はアニメ内では言及されなかったが、[[《E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン》]]の[[攻撃力]]が20900、[[《サイバー・エンド・ドラゴン》]]の[[攻撃力]]が36900だったので、[[お互い]]への[[ダメージ]]は57800。~
これは現在の遊戯王作品史上、最も大きい[[効果ダメージ]]である。~

-コナミのゲーム作品において―~
TAG FORCEシリーズでは3以降、[[OCG]]化に先駆け[[オリジナルカード]]として収録されている。~
アニメ版に[[融合モンスター]]同士の[[戦闘]]という条件が追加されており、[[OCG]]版の[[効果]]に近いものとなっているが、[[攻撃]]を[[無効]]にする[[効果]]はなかった。~

**関連カード [#vd755217]
//-[[フュージョン]]
//-[[融合]]
-[[フュージョン]]
-[[融合]]

-[[《破壊輪》]]

//―[[イラスト]]関連

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#cbb650b4]
-[[コレクターズパック−伝説の決闘者編−]] CPL1-JP018

//**FAQ
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。