*《&ruby(ち){血};の&ruby(こくいん){刻印};/Battle-Scarred》 [#cf7fd840]
 永続罠
 自分フィールド上に存在する「デーモン」という名のついた
 モンスター1体を選択して発動する。
 選択したモンスターがスタンバイフェイズに払うライフポイントは
 相手プレイヤーも払う。
 このカードがフィールド上から離れた時、選択したモンスターを破壊する。
 選択したモンスターがフィールド上から離れた場合、このカードを破壊する。

 [[闇魔界の脅威]]で登場した[[永続罠]]。~

 [[《万魔殿−悪魔の巣窟−》]]と[[シナジー]]していないため、[[デーモン]]の[[サポートカード]]の中ではかなり使いにくい。~
 [[デーモン]]の[[コスト]]は[[《万魔殿−悪魔の巣窟−》]]で軽減するのが普通なので役に立つ機会はないだろう。~

 また、「[[ライフポイント]]は[[相手]][[プレイヤー]]『も』払う」であり、決して「が」ではない。~
 [[自分]]も支払わなければならないのだ。~
 [[自分]][[フィールド]]上全体ではなく特定の[[デーモン]]1体分にしか適用できないので、[[相手]]も払う[[ライフコスト]]は各[[ターン]]500〜1000ポイント前後がせいぜいである。~
 [[デーモン]]の[[コスト]]は[[《万魔殿−悪魔の巣窟−》]]で軽減したり[[《巨大化》]]などで活かしたりするのが普通であり、[[バーン]]ならば[[《仕込みマシンガン》]]を使った際の[[ダメージ]]よりも低い事が多いので役に立つ機会は限られる。~
 この[[カード]]と[[対象]]となった[[デーモン]]の両方を維持し続けなければならないため、[[バーン]][[カード]]としての安定性は明らかに悪い。~

 しかもこれが[[破壊]]されるとせっかく[[召喚]]した[[デーモン]]も[[破壊]]される。~
 わざわざ弱点を増やしてどうしようというのか。
 さらに、「[[ライフポイント]]は[[相手]][[プレイヤー]]『も』払う」であり、[[自分]]が[[ライフコスト]]を払い続けることには何の変わりもない。~
 挙句に、この[[カード]]が[[破壊]]されるとせっかく[[召喚]]した[[デーモン]]も[[破壊]]されてしまう。~
 わざわざ弱点を増やすだけであり、この[[カード]]を無理に採用するくらいなら[[汎用性]]の高い[[罠カード]]を増やしたほうが良い。~

-[[イラスト]]では[[《切り込み隊長》]]が[[《ジェノサイドキングデーモン》]]にやられている。~
その後[[《切り込み隊長》]]は奇跡的に[[生還>《戦士の生還》]]したようである。~
この状況でどうやって助かったのだろうか?
この状況でどうやって助かったのだろうか?~

--[[英語名]]を直訳すれば「傷跡を残した戦い」であり、日本名と訳が異なっている。~
恐らくグロテスクな表現を避けるためであり、[[イラスト]]の血液も緑色に変更されている。~
//血液が緑色であるのも変な話であるが、円谷プロのウルトラマンシリーズに出てくる怪獣の血は同様の理由で緑色をしているため、そこから取ったのかもしれない。~
//そう考えた場合この血は[[《ジェノサイドキングデーモン》]]のものの可能性も出てくる。
//http://images4.wikia.nocookie.net/yugioh/images/d/d9/Battle-ScarredDCR-NA-C-1E.jpg


-原作・アニメにおいて―~
アニメGXの「十代vsタイタン」戦においてタイタンが使用。~
[[《迅雷の魔王−スカル・デーモン》]]の維持[[コスト]]を十代にも支払わせた。
[[《迅雷の魔王−スカル・デーモン》]]の維持[[コスト]]500を十代にも支払わせた。~

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#h70617d8]
-[[デーモン]]

-[[《迅雷の魔王−スカル・デーモン》]]
-[[《プリズンクインデーモン》]]

-[[《万魔殿−悪魔の巣窟−》]]

-[[《所有者の刻印》]]
-[[《破邪の刻印》]]
-[[《薔薇の刻印》]]
-[[《神龍の聖刻印》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《切り込み隊長》]]
-[[《ジェノサイドキングデーモン》]]

**収録パック等 [#g67b84e7]
-[[EXPERT EDITION Volume.1]] EE1-JP259
-[[闇魔界の脅威]] 305-044

**FAQ [#l9706c09]
Q:[[《万魔殿−悪魔の巣窟−》]]が場に存在する場合、[[相手]][[プレイヤー]]は[[ライフポイント]]を支払う必要がありますか?~
A:[[自分]]が支払う[[ライフポイント]]が無くなっているので、[[相手]][[プレイヤー]]も支払いません。

Q:[[自分]][[フィールド]]上に血の刻印を装備した[[《ヘルポーンデーモン》]]が存在する状態で[[自分]]の[[スタンバイフェイズ]]を迎えたとします。~
このとき[[自分]]の[[ライフポイント]]が8000で[[相手]]の[[ライフポイント]]が400の場合、 [[相手]]は[[ライフポイント]]が0になることによって[[デュエル]]に敗北しますか?~
Q:[[自分]][[フィールド]]上に《血の刻印》を装備した[[《ヘルポーンデーモン》]]が存在する状態で[[自分]]の[[スタンバイフェイズ]]を迎えたとします。~
このとき[[自分]]の[[ライフポイント]]が8000で[[相手]]の[[ライフポイント]]が400の場合、 [[相手]]は[[ライフポイント]]が0になることによって[[デュエル]]に敗北しますか?~
A:その場合、[[自分]]は500[[ライフポイントを支払い>ライフポイントを払う]]ますが、[[相手]]は[[ライフポイントを支払い>ライフポイントを払う]]ません。
よって、[[相手]]が[[デュエル]]に敗北する事はありません。(10/04/16)

Q:このカードの効果で[[《メンタルスフィア・デーモン》]]を選択して[[発動]]できますか?また、[[発動]]できる場合[[スタンバイフェイズ]]時に[[《メンタルスフィア・デーモン》]]の[[魔法・罠カード]]の発動を無効にする[[効果]]を[[発動]]する場合に、[[相手]]もその1000[[ライフポイント]]を払いますか?~
Q:この[[カード]]の[[効果]]で[[《メンタルスフィア・デーモン》]]を選択して[[発動]]できますか?また、[[発動]]できる場合[[スタンバイフェイズ]]時に[[《メンタルスフィア・デーモン》]]の[[魔法・罠カード]]の[[発動]]を[[無効]]にする[[効果]]を[[発動]]する場合に、[[相手]]もその1000[[ライフポイント]]を払いますか?~
A:はい、[[発動]]できます。また、[[ライフポイント]]は相手も払います。(10/07/22)

Q:このカードの効果で[[ライフポイント]]払う処理を行わない「[[デーモン]]」と名のついた[[モンスター]]を選択して[[発動]]する事はできますか?~
Q:この[[カード]]の[[効果]]で、[[ライフポイント]]を払う処理を行わない「[[デーモン]]」と名のついた[[モンスター]]を選択して[[発動]]する事はできますか?~
A:できません。(10/07/22)