血涙(けつるい)のオーガ》

効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻   0/守   0
相手ターンに1度のバトルフェイズ中に2回目の直接攻撃が宣言された時、
このカードを手札から特殊召喚する事ができる。
この効果で特殊召喚に成功した時、
このカードの攻撃力・守備力はこのターンに1回目の直接攻撃を行った、
フィールド上に表側表示で存在するモンスターと同じ数値になる。
このターン、この効果で特殊召喚したこのカードが
フィールド上に表側表示で存在する限り、
相手はこのカード以外のモンスターを攻撃対象に選択する事はできない。

 ABSOLUTE POWERFORCEで登場した闇属性悪魔族下級モンスター
 自身を手札から特殊召喚する誘発効果を持つ。

 《冥府の使者ゴーズ》下位互換と思われがちだが、魔法・罠カードがあっても特殊召喚できる点において優っている。
 しかし《冥府の使者ゴーズ》の存在から複数のモンスター直接攻撃する場合は攻撃力の低いモンスターから攻撃する事が多いので《冥府の使者ゴーズ》のように相手の攻勢を止めることは難しい。
 このカードを採用するなら《クリッター》《悪夢再び》《ダーク・バースト》などサーチサルベージを行えるカードも採用したい。

 また、攻撃を自身だけ制限させる効果は、直接攻撃を2回受ける状況から考えてあまり意味のない効果と言える。
 大概の状況ではこのモンスター1体しかフィールドに存在しないからである。
 他のモンスター攻撃できないだけでプレイヤーへの直接攻撃は制限できないため、《流星の弓−シール》を用いた 【ベン・ケイ1キル】直接攻撃モンスター連続攻撃を防ぐことはできない。

 召喚制限は無くレベル4なので通常召喚も可能だが、そのままではただの攻撃力0なのでほとんど意味が無い。
 リリースが必要とは言え、普通に大型モンスターとしても使える《冥府の使者ゴーズ》との差がここにも現れてしまっている。
 利点があるとすれば、いざと言う時にセットしてにできる事ぐらいだろうか。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:効果分類は何ですか?
A:特殊召喚誘発効果、数値変動が誘発効果攻撃対象選択制限は永続効果です。(09/11/14)

Q:《サイバー・ツイン・ドラゴン》などのように1回目と2回目の直接攻撃を宣言したモンスターが同じ場合でも特殊召喚できますか?
A:はい、その場合でも特殊召喚できます。(09/11/14)

Q:2回目の直接攻撃を宣言した時に1回目の直接攻撃を行ったモンスターフィールド上に存在しない場合でも特殊召喚すること自体できますか?
A:はい、できます。(09/11/14)

Q:1度目の直接攻撃を行ったモンスターが場を離れていた場合このカードの攻撃力はどうなりますか?
A:数値が変化せず、したがって0のままです。(09/11/14)

Q:攻撃力守備力を同じにする効果は1度目の直接攻撃を行ったモンスター対象に取りますか?
A:いいえ、対象を取りません。(09/12/09)

Q:2回目の直接攻撃宣言時に効果発動しなかった場合、3回目の直接攻撃宣言時に効果発動できますか?
A:できません。必ず「2回目」の時に発動します。(09/11/14)

Q:1回目(A)の直接攻撃宣言時に《魔法の筒》等で攻撃無効にした場合、2回目(B)の直接攻撃宣言時にこのカード特殊召喚できますか?
A:できません。無効にされた場合は数えないので、この場合は(B)を「1回目に直接攻撃したモンスター」と数えます。(09/11/14)

Q:自分フィールドモンスターがいるかどうかは不問ですか?
  (《サブマリンロイド》などに関係)
A:問いません。(09/12/12)

Q:変化した値は「元々の数値」になりますか?
A:なりません。(09/12/12)

Q:1回目の直接攻撃は成功する必要がありますか?
A:ありません。1回目の直接攻撃宣言後《エネミーコントローラー》等で攻撃を中断させた場合も2回目の直接攻撃宣言時にこのカード特殊召喚できます。(09/12/15)