効果モンスター 星4/闇属性/獣戦士族/攻1800/守 600 (1):このカードが効果で墓地へ送られた場合、 相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターの攻撃力をターン終了時まで0にする。 (2):自分フィールドの「ムーンライト」モンスターを対象とする 魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、 墓地のこのカードを除外して発動できる。 その発動を無効にし、お互いのプレイヤーは1000LP回復する。
Vジャンプ(2016年3月号) 付属カードで登場した闇属性・獣戦士族の下級モンスター。
効果で墓地へ送られた場合に相手モンスターの攻撃力を0にする誘発効果、ムーンライトを対象とする効果の発動を無効にしてお互いのライフを回復する誘発即時効果を持つ。
(1)は効果で墓地へ送られた場合に発動できる単体弱体化効果。
基本的には融合素材として墓地へ送られた場合に発動する事になる。
ムーンライト融合モンスターはどれも攻撃的な性能を持ち、特に《月光舞獅子姫》以外は相手モンスターをサンドバッグにできるので弱体化の恩恵が大きい。
この効果自体はムーンライト専用でもないため、墓地肥やし手段を採用していれば、使い切りの戦闘破壊補助として利用できる。
特に属性が共通し攻撃力0を利用する【レプティレス】では、《おろかな埋葬》等と共にピン挿しして置けば任意のタイミングで発動でき、補助しやすい。
《犬タウルス》は、ダメージ計算時にこのカードを効果で墓地へ送ることができるため相性が良い。
他にも【炎王】や【オッドアイズ】等、このカードを破壊できるキーカードを保有しているデッキには採用の余地がある。
(2)はムーンライトを対象とする効果の発動を無効にする効果。
墓地で発動するので(1)の効果とも併用しやすく、《月光舞獅子姫》以外のムーンライト融合モンスターの耐性の穴を補ってくれる。
しかし、そのカードを破壊しないので、《ダーク・アームド・ドラゴン》のような1ターンに何度でも発動できる効果は1度しか回避できない。
また、1000ポイントという意外と侮れない量のライフを相手にも与えてしまう。
攻める際は(1)の効果やムーンライト融合モンスターの特性上さほど気になるものではないが、相手ターンに使う場合はライフコストの確保にも繋がる。
他にも、コストとして除外するとムーンライトに豊富な蘇生・サルベージ手段が使えなくなるので、安易に使わずマストカウンターをしっかり見極めた運用を心がけたい。
総じて、ムーンライトの長所を伸ばしつつ、短所もある程度補えるモンスターであると言える。
下級ムーンライトの中では攻撃力も最も高く、効果を使う機会がなくてもアタッカーとして活躍できる。
Q:特殊召喚された《クリフォート・アーカイブ》が、《機殻の生贄》を装備しています。
《月光紅狐》の(1)の効果を使うと、攻撃力はいくつになりますか?
A:0になります。(16/05/06)
Q:特殊召喚された《クリフォート・アーカイブ》が、《月光紅狐》の(1)の効果を受け攻撃力0になっています。
《スキルドレイン》を発動した場合、《クリフォート・アーカイブ》の攻撃力はいくつになりますか?
A:0のままです。
なお、ターンを終えた場合は攻撃力2400になります。(16/05/06)