装備魔法 「X−セイバー」と名のついたモンスターにのみ装備可能。 装備モンスターが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、 相手フィールド上に存在するカード1枚を破壊する事ができる。 また、自分フィールド上に存在するモンスター1体をリリースする事で、 自分の墓地に存在するこのカードをデッキの一番上に戻す。
ANCIENT PROPHECYで登場した装備魔法。
X−セイバー専用の装備カードで、戦闘破壊時に破壊効果、墓地に存在する時にはデッキトップに戻す効果を発揮する。
戦闘破壊に成功すれば相手のカードを1枚破壊できるが、1体のモンスターが1ターンに2体以上戦闘破壊を行うことは稀であり、この効果を使えるのはほとんどの場合1ターンに1度となる。
1回効果を使うだけなら1:1交換止まりで一般的な除去カードに対する優位性が乏しく、2ターン以上維持しようとすると装備魔法ゆえの場持ちの悪さが目立つ。
X−セイバーのサポートカードとしては力不足であり、基本的に装備時の効果目当てで採用されることはない。
このカードの特徴は自身をデッキトップに戻す効果、それもそのコストの部分にある。
このカードは、「墓地で効果を発動し、自分モンスターを除去できる装備魔法」という珍しい性質を持っている。
《聖騎士の追想 イゾルデ》でデッキからこのカードを墓地へ送りつつモンスターを展開し、リリースされたり墓地に送られたりする事で効果を発動するカードに繋げた後に、このカードでリリースすることで効果を発動できるのだ。
リリースされる側のカードとしては、《宣告者の神巫》や《天球の聖刻印》などが考えられる。
リリースはコストなので、「墓地へ送られた時」などの「時の任意効果」のトリガーにはできないが、応用範囲は広い。
リリース後このカードはデッキトップに戻り、そのままだと次のターンドローしてしまうので、サーチ効果などを使ってデッキをシャッフルしデッキの奥に埋めてしまうのが良いだろう。
デッキに存在すれば再度《聖騎士の追想 イゾルデ》で墓地に落としてコンボの再起動ができる。
―イラスト関連
Q:チェーンブロックが発生するのはどのタイミングですか?
A:「カードの発動時」「戦闘破壊成功時」「回収効果使用時」です。
なお、回収効果は自分のメインフェイズにのみ、スペルスピード1で使えます。(09/04/19)
Q:相手フィールドのカードを対象にとりますか?
A:対象にとります。(09/05/24)
Q:リリースはコストですか?
A:コストです。(09/05/24)
Q:相打ち時に破壊できますか?
A:できません。(09/08/22)