*《&ruby(けんせい){剣聖};−ネイキッド・ギア・フリード/Gearfried the Swordmaster》 [#md2d0736]
 効果モンスター
 星7/光属性/戦士族/攻2600/守2200
 このカードは通常召喚できない。
 このカードは「拘束解除」の効果でのみ特殊召喚する事ができる。
 このカードが装備カードを装備した時、相手フィールド上モンスター1体を破壊する。

 [[FLAMING ETERNITY]]で登場した、[[光属性]]・[[戦士族]]の[[特殊召喚モンスター]]。~
 2600の[[攻撃力]]と、[[相手]][[モンスター]]を[[破壊]]する[[誘発効果]]を持つ。~

 [[《増援》]]・[[《戦士の生還》]]で[[召喚]]を補助できる。~
 しかし、単体では機能せず、[[装備魔法]]を用いる[[効果]]なので、安定性に欠けている。~
 [[蘇生]]が不可能ということもあり、[[デッキ]]バランスには細心の注意を払う必要がある。~
 [[破壊]]の条件は[[装備魔法]]を装備するのみのため、条件さえ満たせば[[コスト]]を要求しない。~
 [[表示形式]]等の縛りもなく、[[発動]]さえできれば一方的に[[アドバンテージ]]を稼ぎつつこの[[カード]]の強化ができる、優秀な[[効果]]と言える。~
 装備[[カード]]全般のため、[[《鎖付き爆弾》]]などの[[罠カード]]による奇襲も可能。~
 また、回数制限もないため、複数の[[装備カード]]を握っていれば複数[[除去]]も可能である。~

 [[攻撃]]も通らずに[[除去]]されると[[手札]]消費が激しいので、[[《我が身を盾に》]]等で守りたい。~
 [[《神剣−フェニックスブレード》]]を使えば[[《放浪の勇者 フリード》]]に近い働きができる。~
 持ち味を活かすなら、[[【ベン・ケイ1キル】]]と混合させた[[【ギア・フリード】]]で使うと良い。
 しかし、専用の[[モンスター]]と[[魔法カード]]一組が必要であり、加えて[[装備魔法]]を用いる前提のため、安定性に欠ける。~
 [[《増援》]]・[[《戦士の生還》]]などで[[特殊召喚]]の補助はできるが、[[蘇生]]は不可能なため、[[除去]]されると再利用は手間がかかる。~
 また、[[効果]]のためには複数の[[装備魔法]]の採用が前提となることもあり、[[デッキ]]バランスには注意が必要。~
 [[《鉄の騎士 ギア・フリード》]]は[[装備魔法]]との相性ではこの[[カード]]とは大きく異なるため、[[【ギア・フリード】]]との相性も難しい。~
// 強化系の[[装備魔法]]を多用する性質から、[[【ベン・ケイ1キル】]]等の方が共存を図りやすい。
//1キルを阻害してしまうため共存は不能

 [[《神剣−フェニックスブレード》]]であれば再利用が容易であり、[[《放浪の勇者 フリード》]]に近い働きができる。~
 この時、[[《拘束解放波》]]を用いれば[[魔法・罠カード]]も[[除去]]しつつもう1体[[モンスター]]を[[破壊]]する下準備ができる。~
 基本的には[[モンスター]]の[[破壊]]ができるため、[[装備魔法]]の選択肢は[[《レインボー・ヴェール》]]等よりも[[攻撃力]]アップや再利用しやすいものが優先される。~
 [[特殊召喚]]に手間がかかるために[[《我が身を盾に》]]等で守るか、大量の[[装備魔法]]で一気に[[フィニッシャー]]にしてしまいたい。~
 
-[[《強奪》]]を使われると、[[コントロール]]を奪われる上に[[モンスター]]まで[[破壊]]され目も当てられない。~
現在は[[禁止カード]]なので、[[《薔薇の刻印》]]を使用する[[【植物族】]]相手の時に留意する程度でよい。

-[[《鉄の騎士 ギア・フリード》]]が鎧を脱ぎ捨てた姿。~
[[城之内>《城之内》]]曰く、このカードを含む「ソードマスター」という[[種族]]の人間は、自分の強大すぎる力に枷をかけ封印していたのだと言う。~
naked(ネイキッド)は「裸・むき出しの」を意味する英単語。~
鎧を脱いだにも関わらず[[守備力]]は上がっている。~
しかし彼にとって鎧は自分の強大な力を封じる物だったため、おかしい事では無いのかもしれない。~
//もっとも、原作での[[《鉄の騎士 ギア・フリード》]]は[[《寄生虫パラサイド》]]に対抗する為の「人」ではなく「鉄の塊」でできた[[戦士族]]であり、むしろ[[機械族]]に属しかねない無機質なモンスターだったのだが。

-&ruby(けんせい){剣聖};とは剣の道を極めた者に対しての敬意を表す最高峰の呼び名。

-原作・アニメにおいて―~
アニメオリジナル「ドーマ編」における「城之内vs竜崎」戦において城之内が使用。~
[[《真紅眼の黒竜》]]と《ヘルモスの爪》を[[融合]]させた[[装備魔法]]《レッドアイズ・ブラックドラゴンソード》が装備された時、自身の[[効果]]で[[《タイラント・ドラゴン》]]を[[破壊]]した。~
その後、竜崎に[[直接攻撃]]を行い[[フィニッシャー]]となった。~
デュエルモンスターズ界の伝説の戦士らしい。~
《ヘルモスの爪》の[[効果]]で[[《真紅眼の黒竜》]]を装備していた時の[[攻撃]]名は「ダークメガスラッシュ」。~

--アニメでの[[カード名]]は《&ruby(ソードマスター){剣聖};−ネイキッド・ギア・フリード》であり、OCGとは異なる。~

--ドーマ編[[オリジナルカード]]のうちでOCG化された数少ない一枚。~
10ヶ月間にわたり放送されたにもかかわらず、このカードと[[《ワタポン》]]・[[《トラップ・ジャマー》]]・[[《拘束解除》]]・[[《死者転生》]]・[[《ガーディアン・エアトス》]]・[[《オレイカルコス・シュノロス》]]の7枚だけである。~
他のドーマ編の[[オリジナルカード]]は非常に強力なカード(いわゆる「[[壊れ>パワーカード]]」)やルール上の処理が厄介なカードが多いためであろう。~
その様な中で、アニメと同様の効果でOCG化されたのは珍しい。

**関連カード [#l7d327d6]
-[[《拘束解除》]]

-[[《鉄の騎士 ギア・フリード》]]

-[[《フェニックス・ギア・フリード》]]

-[[《ソード・マスター》]]

**収録パック等 [#if4d2ab5]
-[[FLAMING ETERNITY]] FET-JP022 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]]};
-[[EXPERT EDITION Volume.3]] EE3-JP142 &size(10){[[Ultra]]};
-[[ストラクチャーデッキ−戦士の伝説−]] SD5-JP016

**FAQ [#k8df89d1]
Q:《剣聖−ネイキッド・ギア・フリード》に[[《強奪》]]を使用した場合、《剣聖−ネイキッド・ギア・フリード》の「[[相手]][[モンスター]]1体を[[破壊]]する。」という[[効果]]の処理はどちらの[[プレイヤー]]が行いますか?~
A:《剣聖−ネイキッド・ギア・フリード》の「[[相手]][[モンスター]]1体を[[破壊]]する。」という[[効果]]は、[[《強奪》]]を[[発動]]し《剣聖−ネイキッド・ギア・フリード》の[[コントロール]]を得ている[[プレイヤー]]が使用します。(05/03/18)~

Q:《剣聖−ネイキッド・ギア・フリード》に装備[[罠カード]]を装備した場合、[[効果]]は適用されますか?~
A:はい。装備[[罠カード]]を装備した場合も、[[効果]]は適用されます。(05/03/18)~

Q:このカードの様な[[召喚条件]]を持つ[[モンスター]]は、[[フィールド]]に[[セット]]することが出来ますか?~
A:[[セット]]は[[通常召喚]]に含まれるため、できません。~

Q:[[《ギルフォード・ザ・レジェンド》]]で複数枚の[[装備魔法]]を同時に装備した場合、どうなりますか?~
A:その場合でも[[相手]][[モンスター]]1体を破壊します。(10/09/15)