*《&ruby(グラディアルビースト){剣闘獣};アンダバタエ》 [#top]
 融合・効果モンスター
 星8/闇属性/獣戦士族/攻1000/守2800
 「剣闘獣アウグストル」+「剣闘獣」モンスター×2
 自分フィールドの上記カードをデッキに戻した場合のみ、
 EXデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
 (1):このカードが上記の方法で特殊召喚に成功した場合に発動できる。
 EXデッキからレベル7以下の「剣闘獣」融合モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
 (2):このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に
 このカードを持ち主のEXデッキに戻して発動できる。
 デッキから「剣闘獣」モンスター2体を特殊召喚する。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除

 [[COLLECTORS PACK 2017]]で登場した[[闇属性]]・[[獣戦士族]]の[[融合モンスター]]。~
 [[剣闘獣]]の1体であり、自身の方法で[[特殊召喚に成功した]]場合に[[エクストラデッキ]]から[[剣闘獣]][[融合モンスター]]を[[特殊召喚]]できる[[誘発効果]]を持つ。~

 [[融合素材]]に指定されている[[《剣闘獣アウグストル》]]は、[[手札]]から他の[[剣闘獣]]を[[特殊召喚]]できる[[効果]]を持つ。~
 [[《剣闘獣ダリウス》]]を[[特殊召喚]]し、その[[効果]]で[[墓地]]の[[剣闘獣]]を[[蘇生]]させれば[[融合素材]]を揃えることはできる。~

 (1)は、[[レベル]]7以下の[[剣闘獣]][[融合モンスター]]を[[エクストラデッキ]]から[[特殊召喚]]する[[効果]]。~
 ただし、自身の[[テキスト]]の[[特殊召喚]]でしか使えないため、[[リンクモンスター]]を事前に用意しなければ[[効果]]が使用できない。~
 一応、[[相手]]の[[リンクモンスター]]の[[リンクマーカー]]がこちらの[[フィールド]]に向いていれば話は別だが、期待することは難しいだろう。~
 (2)の[[リクルート]]も[[《剣闘獣ネロキウス》]]が同じ[[効果]]を持つので、(1)の[[効果]]が使えなければ意味がない。~
 [[リンクモンスター]]を用意しつつこの[[カード]]を出す手順については[[《剣闘獣総監エーディトル》]]を参照。~

 (1)が使えるなら[[アドバンテージ]]の塊である[[《剣闘獣ガイザレス》]]を基本的に[[特殊召喚]]することになるだろう。~
 そうすれば[[《剣闘獣ガイザレス》]]とこの[[カード]]で[[《剣闘獣総監エーディトル》]]を[[特殊召喚]]し、[[《剣闘獣総監エーディトル》]]の[[効果]]で再び[[《剣闘獣ヘラクレイノス》]]を[[特殊召喚]]して[[相手]]にプレッシャーを掛けることが可能。~
//計4枚の[[カード]]を[[破壊]]するなどの事が可能。~
//だが、[[オーバーキル]]気味になってしまい、また上記のように非常に手間がかかることを考えると、この[[カード]]を経由せずに直接[[《剣闘獣ガイザレス》]]を出した方がいいのが否めない。~
//エーディトルならヘラクレイノスを出した方が良くないだろうか

 また、この[[モンスター]]を[[特殊召喚]]できる状況では、[[《剣闘獣アウグストル》]]以外の[[剣闘獣]]2体を[[《剣闘獣エセダリ》]]に変えて、[[《剣闘獣総監エーディトル》]]の[[特殊召喚]]もできる。~
 [[《剣闘獣総監エーディトル》]]は[[ステータス]]が高い上に、[[特殊召喚]]する[[剣闘獣]]に[[レベル]]制限がなく、[[メインモンスターゾーン]]に移動させれば[[リンクモンスター]]無しでも[[発動]]できる。~
 総合的にみると[[《剣闘獣総監エーディトル》]]の方が利便性が高く、[[エクストラデッキ]]の枠も考えると優先するのは難しい。~
 ただし、この[[モンスター]]を[[特殊召喚]]できる状況では、[[《剣闘獣アウグストル》]]以外の[[剣闘獣]]2体を[[《剣闘獣エセダリ》]]に変えるなどすれば[[《剣闘獣総監エーディトル》]]が[[特殊召喚]]できる。~
 あちらの方が[[ステータス]]が高い上に、[[特殊召喚]]する[[剣闘獣]]に[[レベル]]制限がなく、[[メインモンスターゾーン]]に移動させれば[[リンクモンスター]]無しでも[[発動]]できるため、総合的には利便性が高く、[[エクストラデッキ]]の枠も考えると優先するのは難しい。~

 基本的には[[《剣闘獣アウグストル》]]を採用する[[デッキ]]において、あちらが[[融合素材]]関連のサポートを受けられるようにするために[[エクストラデッキ]]に投入する[[カード]]と言える。~

-[[召喚条件]]に名指しで指定されている[[鳥獣族]]の[[《剣闘獣アウグストル》]]とは似ても似つかない人型のトカゲのような姿をしている。~
これまでの[[剣闘獣]][[融合モンスター]]は指定された[[融合素材]][[モンスター]]と似た姿をしていたため、極めて異例と言える。~
どちらかと言えばアニメで[[融合素材]]になった[[《剣闘獣セクトル》]]に似ているが、あちらのような[[爬虫類族]]でもなく[[獣戦士族]]となっている。

-視界を遮る兜を被って戦ったとされる剣闘士アンダバタ(Andabatae)が名前の由来だろう。~


-原作・アニメにおいて―~
アニメARC-Vの「遊矢vs権現坂vsBB」戦でBBが使用。~
[[《剣闘獣アウグストル》]]・[[《剣闘獣ムルミロ》]]・[[《剣闘獣セクトル》]]の3体を[[デッキ]]に戻す事で[[エクストラデッキ]]から[[特殊召喚]]される。~
(1)の[[効果]]で[[《剣闘獣ガイザレス》]]を[[エクストラデッキ]]から[[召喚条件]]を無視して[[特殊召喚]]し、あちらの[[破壊]][[効果]]に繋げた。~
[[バトルフェイズ]]に[[攻撃]]を行った[[《剣闘獣ガイザレス》]]が[[エクストラデッキ]]に戻ったことで(2)の[[効果]]が[[発動]]し、[[攻撃力]]を3400に[[強化]]する。~
遊矢に[[直接攻撃]]を行うが、権現坂の[[アクションマジック>魔法カード]]《ベンケイ・ガード》により[[攻撃表示]]で[[特殊召喚]]された「ベンケイトークン」に[[攻撃]]が誘導された。~
(1)の[[効果]]で[[《剣闘獣ガイザレス》]]を[[エクストラデッキ]]から[[召喚条件]]を無視して[[特殊召喚]]し、[[攻撃]]後に[[デメリット]]で[[エクストラデッキ]]に戻ったことで(2)の[[効果]]を[[発動]]して、[[攻撃力]]を3400に[[強化]]した。~
そのまま遊矢に[[直接攻撃]]を行うが、権現坂の[[アクションマジック>魔法カード]]《ベンケイ・ガード》により[[攻撃表示]]で[[特殊召喚]]された「ベンケイトークン」に[[攻撃]]が誘導された。~
[[バトルフェイズ]]終了時に(3)の[[効果]]で[[エクストラデッキ]]に戻り、[[《剣闘獣ムルミロ》]]・[[《剣闘獣ベストロウリィ》]]を[[リクルート]]した。~
その後、権現坂が脱落するもジャックとサンダースが[[デュエル]]に乱入。~
サンダースの[[《剣闘獣総監エーディトル》]]の[[効果]]で[[エクストラデッキ]]からBBの[[フィールド]]に[[特殊召喚]]された。~
遊矢の[[ターン]]に《EMパラライノ》により[[モンスター効果]]を[[無効]]にされ、[[《EMドラネコ》]]により[[攻撃力]]を100にされるも[[永続罠]]《&ruby(メダリオン・オブ・グラディアルビースト){剣闘獣の勲傷};》で[[破壊]]から守る。~
その後[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント》]]の[[効果]]で[[破壊]]されるも、[[永続魔法]]《&ruby(グラディアルビースト・グレート・フォートレス){剣闘獣の大砦};》によって出来た砦の中に収容される。~
《剣闘獣の大砦》の[[効果]]で[[モンスター効果]]を[[無効]]にした状態で幾度も[[特殊召喚]]・[[戦闘]]・収容が繰り返されたが、最終的には[[速攻魔法]]《EMガード・ダンス》の[[効果]]で[[コントロール]]が入れ替わり、[[通常魔法]]《EMペンデュラム・アート&クリーン》の[[効果]]で[[破壊]]された。~
その後、乱入したサンダースの[[《剣闘獣総監エーディトル》]]の[[効果]]で[[エクストラデッキ]]からBBの[[フィールド]]に[[特殊召喚]]されたが、同じく乱入したジャックの[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント》]]の[[効果]]で[[破壊]]されるも、[[永続魔法]]《&ruby(グラディアルビースト・グレート・フォートレス){剣闘獣の大砦};》によって出来た砦の中に収容された。~
その後[[効果]]で[[モンスター効果]]を[[無効]]にした状態で幾度も[[特殊召喚]]・[[戦闘]]・収容を繰り返したが、最終的には[[速攻魔法]]《EMガード・ダンス》の[[効果]]で[[コントロール]]が入れ替わり、[[通常魔法]]《EMペンデュラム・アート&クリーン》の[[効果]]で[[破壊]]された。~

--アニメでの[[レアリティ]]は[[Ultra]]で、[[テキスト]]は以下の通りだった。~
 「剣闘獣アウグストル」+「剣闘獣」モンスター×2
 自分フィールドの上記カードをデッキに戻した場合のみ、
 エクストラデッキから特殊召喚できる(「融合」カードは必要としない)。
 (1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
 自分のエクストラデッキから「剣闘獣アンダバタエ」以外の
 「剣闘獣」融合モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
 この効果で特殊召喚したモンスターが戦闘を行ったダメージステップ終了時、
 そのモンスターは自分のエクストラデッキに戻る。
 (2):自分フィールドの「剣闘獣」モンスターがデッキまたはエクストラデッキに戻った場合に発動できる。
 このカードの攻撃力はそのモンスターの攻撃力分アップする。
 (3):このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に
 このカードを持ち主のエクストラデッキに戻して発動できる。 
 デッキから「剣闘獣」モンスター2体を特殊召喚する。
アニメ版と比べると、自身の[[特殊召喚]]方法でしか(1)の[[効果]]を使えず、[[対象]]は[[レベル]]7以下となった点、(2)の[[効果]]自体が削除された点で[[弱体化]]された。~
[[OCG]]においては[[新マスタールール]]によって、[[効果]]自体がまともに使えなくなってしまい、[[効果]]が削除されたことも含めて[[《剣闘獣総監エーディトル》]]と同様に非常に使いづらい[[モンスター]]となってしまった。

--[[融合召喚]]時の口上は「[[彷徨える古の剣闘士の亡霊ども>剣闘獣]]よ。[[皇帝の名>《剣闘獣アウグストル》]]のもとに集い、その力を捧げよ![[融合召喚]]!来い!《剣闘獣アンダバタエ》!」~
---[[カード]]の処理としては[[融合召喚]]ではないのだが、劇中では完全に[[融合召喚]]のような扱い、口上となっている。~
因みに、同じく自身の[[効果]]で[[特殊召喚]]された[[《剣闘獣ガイザレス》]]は[[召喚]]口上に「[[融合召喚]]」の言葉は無かった。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[剣闘獣]]

-[[《剣闘獣アウグストル》]]

//―《剣闘獣アンダバタエ》の姿が見られる[[カード]]

**(1)の効果で特殊召喚できるレベル7以下の剣闘獣融合モンスター [#list]
#taglist(剣闘獣^星1~~7^融合モンスター)

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[COLLECTORS PACK 2017]] CP17-JP026

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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&tag(《剣闘獣アンダバタエ》,モンスター,融合モンスター,効果モンスター,星8/闇属性/獣戦士族/攻1000/守2800,剣闘獣,正規の方法以外でエクストラデッキから特殊召喚不可,融合召喚不可);