*《&ruby(グラディアルビースト){剣闘獣};オクタビウス/Gladiator Beast Octavius》 [#add648e3]
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 効果モンスター
 星7/光属性/鳥獣族/攻2500/守1200
 このカードが「剣闘獣」と名のついたモンスターの効果によって
 特殊召喚に成功した時、魔法&罠カードゾーンにセットされたカード1枚を破壊する。
 このカードが「剣闘獣」と名のついたモンスターの効果によって特殊召喚に成功した時、
 魔法&罠カードゾーンにセットされたカード1枚を破壊する。
 このカードが戦闘を行った自分のバトルフェイズ終了時に、
 手札を1枚捨てるかこのカードをデッキに戻す。

 [[EXTRA PACK]]で登場した[[光属性]]・[[鳥獣族]]の[[最上級モンスター]]。~
 [[剣闘獣]]の1体であり、同族の[[効果]]で[[特殊召喚]]すると[[セット]]された[[魔法・罠カード]]を[[破壊]]する[[誘発効果]]を持つ。
 [[剣闘獣]]の[[効果]]で[[特殊召喚に成功した]]場合に[[セット]]された[[魔法・罠カード]]を[[破壊]]する[[誘発効果]]、[[戦闘を行った]][[自分]]の[[バトルフェイズ終了時>エンドステップ]]に[[手札]]を1枚[[捨てる]]か自身を[[デッキに戻す]][[誘発効果]]を持つ。~

 [[融合モンスター]]を除くと[[剣闘獣]]の中では最高の[[攻撃力]]を誇る。~
 また、[[上級>上級モンスター]][[剣闘獣]]で唯一どんな[[剣闘獣]]からも[[リクルート]]できる。~
 [[特殊召喚]]と同時に[[伏せカード]]を[[除去]]でき、攻撃も通しやすい。~
 [[鳥獣族]]のため、近年[[【剣闘獣】]]での採用率が上がっている[[《ゴッドバードアタック》]]も使用可能。~
 [[特殊召喚]]の容易な[[レベル]]7[[鳥獣族]]なので[[《スワローズ・ネスト》]]で[[《ダーク・シムルグ》]]に化けることも可能。~
 [[魔法・罠除去]]の[[効果]]を持つが、[[《剣闘獣ベストロウリィ》]]と異なり[[セット]][[カード]]にしか対応しない。~
 [[メインデッキ]]に入る[[剣闘獣]]の中では[[《剣闘獣アウグストル》]]に次いで高い[[攻撃力]]を持つが、[[戦闘を行った]]場合[[手札]]を[[捨てる]]か自身を[[デッキに戻す]]必要がある。~
 そのため、その[[攻撃力]]を生かして[[モンスター]]を[[戦闘破壊]]しても、せっかく得られた[[アドバンテージ]]は相殺されてしまう。~
 [[直接攻撃]]を行った場合は純粋に[[ディスアドバンテージ]]となるため、その[[ターン]]で勝負を決められない場合は[[攻撃]]しないほうがいい場合が多い。~
 [[バトルフェイズ]]の[[エンドステップ]]時に[[発動]]する[[効果]]のため、[[デメリット]]を回避するには[[《団結する剣闘獣》]]などで[[バトルフェイズ]]中に処理する必要がある。~
 また、他の[[剣闘獣]]を[[リクルート]]する[[効果]]を持っておらず、[[剣闘獣]]の[[回転]]を止めてしまう点も痛い。~
 これらの[[デメリット]]に目を瞑り[[攻撃力]]だけを見ても、[[《剣闘獣アウグストル》]]や[[効果]]を得た[[《剣闘獣ウェスパシアス》]]の方が[[攻撃力]]が高く、利点とは言いづらい。~

 しかし、[[戦闘]]を行うには、[[手札]]を[[捨てる]]か自身を[[デッキ]]に[[戻す]]必要がある。~
 [[カードの効果]]なので[[《閃光を吸い込むマジック・ミラー》]]で[[無効]]化できるが、他の[[剣闘獣]]と[[シナジー]]とメリットが無い。~
 [[バトルフェイズ]]の[[エンドステップ]]時に発動する[[効果]]のため、[[デメリット]]が発動する前に[[融合]]して[[デッキ]]に戻してしまう事もできない。~
 「[[自分]]の[[バトルフェイズ]]終了時」と指定されているため、[[相手]][[ターン]]中の[[自爆特攻]]からこちらの[[手札]]を削られる心配は無いのがせめてもの救いである。~
 [[《剣闘獣総監エーディトル》]]の[[融合素材]]になる[[剣闘獣]]では唯一、直接的な[[アドバンテージ]]を得られる[[破壊]][[効果]]を持つ。~
 [[戦闘]]を行わずに[[融合素材]]にすれば共通[[効果]]を持たない点や[[デメリット]][[効果]]は無視できるため、速やかに[[フィールド]]から離してしまうといいだろう。~
 [[チェーン]]されてこの[[カード]]が[[除去]]される可能性も高いが、肝心の[[《剣闘獣総監エーディトル》]]の前に妨害を削っておけるのは悪くない。~
 ただ、単体での使いづらさ、[[セット]]された[[魔法・罠カード]]という範囲の狭さはどうにもならず、[[メリット]]もそれほど大きいものでもないため、[[手札事故]]のリスクに釣り合わない。~
 [[手札]]に来てしまった場合には[[《剣闘獣アウグストル》]]で処理できるが、[[最上級モンスター]]が多くなるため、この[[カード]]まで合わせて採用するのは難しい。~

 また、この[[カード]]自身は[[リクルート]][[効果]]を持っていないので、[[剣闘獣]]を[[リクルート]]し続ける流れが止まってしまう。~
 専用の[[融合]]体も存在せず、[[手札]]に来てしまうと完全に[[腐る]]事が難点。~
 何らかの方法で手早く[[デッキ]]に戻したいところだが、[[下級>下級モンスター]][[剣闘獣]]と異なり「[[召喚]]して[[融合]]」や「[[召喚]]して[[壁]]を殴って[[デッキ]]に戻す」事が難しい。~
 [[特殊召喚]]の容易な[[レベル]]7[[鳥獣族]]という点から[[《スワローズ・ネスト》]]で[[《ダーク・シムルグ》]]を[[リクルート]]する用途なら採用を検討できるか。~

 [[《剣闘獣ダリウス》]]の[[効果]]で[[墓地]]から[[特殊召喚]]することで[[デメリット]][[効果]]が消え、[[攻撃力]]2500の擬似[[通常モンスター]]が生還する。~
 しかし、現在では[[《剣闘獣ダリウス》]]で[[レベル]]4の[[剣闘獣]]を蘇生すれば、[[ランク]]4の[[エクシーズ召喚]]も可能であり、[[攻撃力]]はこちらとほぼ同じである。~
// このカードを[[墓地]]に落とす手間や[[事故>手札事故]]率を考えると、あまり有効なコンボであるとは評しがたい。~
 全く使えない[[カード]]ではないものの、共通[[効果]]と真逆の[[デメリット]][[効果]]を抱える割にはそれに見合う大きな[[メリット]]も無く、細かい利点と言える部分はどれも他と比較して見劣りし、単体で機能しない[[最上級モンスター]]な事もあって、総合的には使いづらい[[カード]]となっている。~

 自慢の[[攻撃力]]も2500程度では[[《マスター・ヒュペリオン》]]などの切り札級には対抗できず、現在ではやや力不足な数値と言わざるを得ない。~
 総じて[[デメリット]]が邪魔すぎる[[カード]]であり、[[【鳥剣】>【剣闘獣】#i29f2604]]でも採用される事はない。
-[[フィールドゾーン]]の[[カード]]は[[破壊]]することができない。~
基本的に[[フィールドゾーン]]に[[カード]]が[[セット]]されることは少ないが、[[《歯車街》]]や[[《盆回し》]]との[[コンボ]]等はできない。~

-[[剣闘獣]]で[[守備力]]1200という[[ステータス]]は、この[[カード]]の他に4体も存在する。~
[[《剣闘獣ラニスタ》]]や[[《剣闘獣エクイテ》]]も含まれているので[[【鳥獣族】軸>【剣闘獣】#WingedBeast]]に[[《星に願いを》]]を投入すれば[[ランク]]7の[[エクシーズ召喚]]も狙えるようになる。~
[[レベル]]7に変更した[[剣闘獣]]は[[《剣闘獣総監エーディトル》]]の[[融合素材]]にすることもできる。~

-元々は、海外版[[Gladiator's Assault]]で追加された10種の海外新規[[カード]]の内の1枚である。~

-Vジャンプにおいて何故か[[《カオス・ソーサラー》]]の代わりになると書かれていた。~
[[効果]]は全く異なるので、代わりにはならない。~
-[[手札事故]]の危険性がありながら[[【剣闘獣】]]の動きの基本となる[[リクルート]]ができず、更には[[デメリット]]まで持ち合わせているため来日以前から評価は低かった。~
にもかかわらず[[EXTRA PACK]]には[[スーパーレア>Super]]で収録されており、同パックの同[[レアリティ]]には優秀な[[効果]]を持つ[[《闇の誘惑》]]が存在したことも影響して[[ハズレア>紙]]と見なされてしまった。~
唯一の利点であった[[攻撃力]]も後に登場した同[[種族]]の[[《剣闘獣アウグストル》]]に抜かれてしまい、立場が悪くなる一方である。~
あまりの不遇さから一種の[[ネタ]][[カード]]として見られることすらある。~

-モチーフは白頭鷲といったところだろうか。
-モチーフは白頭鷲といったところだろうか。~

-モデルはおそらく、共和政ローマにおける第2回三頭政治の一員・オクタウィアヌスだろう。~
かの有名な[[ユリウス・カエサル>《DDD怒濤王シーザー》]]の養子として育てられ、その後継者に指名されていた。~
カエサル暗殺後の紀元前31年にはアクティウムの海戦で、同じく第2回三頭政治の一員で政敵でもあるアントニウスとエジプト女王クレオパトラ7世を破った。~
そして紀元前27年にローマ帝国の初代皇帝[[アウグストゥス>《剣闘獣アウグストル》]]として即位した。~
--オクタウィウスはラテン語で「8番目の息子」もしくは「10月(October)生まれの息子」を意味する個人名が氏族名に転用されたもので、音楽用語のオクターブと同源である。~
--ちなみに幼名は「オクタウィウス(Octavius:英語名そのもの)」だった。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

-神話・伝承において―~
おそらくモデルは、共和政ローマにおける第2回三頭政治の一人であるオクタウィアヌスだろう。~
幼少期はオクタウィウス(Octavius:英語名そのもの)という名前だった。~
かの有名なユリウス・カエサルの養子として育てられ、その後継者に指名されていた。~
カエサル暗殺後の紀元前31年にはアクティウムの海戦で同じく第2回三頭政治の一人で政敵でもあるアントニウスとエジプト女王クレオパトラ7世を破った。~
そして紀元前27年にローマ帝国の初代皇帝アウグストゥスとして即位した。~
--オクタウィウスはラテン語で「8番目の息子」もしくは「10月(October)生まれの息子」を意味する個人名が氏族名に転用されたもので、音楽用語のオクターブと同源である。

**関連カード [#z02c9425]
**関連カード [#card]
-[[剣闘獣]]

-[[《剣闘獣ベストロウリィ》]]

//―《剣闘獣オクタビウス》の姿の見られるカード
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#m581d95a]
**収録パック等 [#pack]
-[[EXTRA PACK]] EXP1-JP013 &size(10){[[Super]]};

**FAQ [#h0866bf3]
**FAQ [#faq]
Q:それぞれの[[効果]]分類は何ですか?~
  [[デメリット]]は[[チェーンブロック]]を作りますか?~
A:[[魔法・罠カード]]の[[破壊]]は[[誘発効果]]、[[デメリット]]も[[誘発効果]]であり[[チェーンブロック]]を作ります。(08/09/13)~

Q:[[《剣闘獣ダリウス》]]を介して[[墓地]]から[[特殊召喚]]することで[[デメリット]][[効果]]を消せますか?~
A:[[デメリット]][[効果]]は[[発動]]しますが、[[効果]]が[[無効]]化されているので、何も処理しません。(08/09/13)~

Q:[[デメリット]]の「[[手札]]を1枚[[捨てる]]」は[[コスト]]ですか?~
A:[[カードの効果]]です。(08/09/14)~

//質問だけの投稿はお止めください。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//質問と回答を記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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