*《&ruby(グラディアルビースト){剣闘獣};ホプロムス/Gladiator Beast Hoplomus》 [#r31a7f23]
 効果モンスター
 星4/地属性/岩石族/攻 700/守2100
 このカードが「剣闘獣」と名のついたモンスターの効果によって
 特殊召喚に成功した場合、このカードの元々の守備力は2400になる。
 このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に
 このカードをデッキに戻す事で、デッキから「剣闘獣ホプロムス」以外の
 「剣闘獣」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。
//テキストはDE02より

 [[GLADIATOR'S ASSAULT]]で登場した[[地属性]]・[[岩石族]]の[[下級モンスター]]で[[剣闘獣]]の一体。~
 [[剣闘獣]]の[[効果]]で[[特殊召喚]]された時に[[守備力]]が上昇する[[効果]]を持つ。~

 [[攻撃力]]が低く、[[効果]]も次の[[戦闘]]に直接貢献するものではない。~
 [[リクルート]]成功時の[[守備力]]も決して安心できる数値ではなく、同条件における[[《剣闘獣ラクエル》]]の[[攻撃力]]2100と比較して、耐える事のできる[[モンスター]]の数こそ増えるが、反撃には結局他の[[カード]]が必要となる。~
 2100から2400のラインでも、[[シンクロモンスター]]や[[エクシーズモンスター]]の場合は、同じ素材で高[[攻撃力]]、あるいは[[除去]][[効果]]を備えるものを使い分けられるケースも考えられる。~
 [[魔法・罠カード]]による防御を主軸とするならば、[[ピン挿し]]で機能する[[【剣闘獣】]]といえど優先順位は低くなる。~

 しかし[[剣闘獣]]が苦手とする[[《ライオウ》]]などの高[[攻撃力]][[アタッカー]]に対しては強く、[[裏側守備表示]]で[[セット]]されたこの[[モンスター]]が[[攻撃]]された場合は、高い確率で[[効果]]を[[発動]]できる。~
 [[《剣闘獣ムルミロ》]]による[[除去]]以外にも[[《剣闘獣ベストロウリィ》]]からの[[《剣闘獣ガイザレス》]]も狙え、特に[[デッキ]]内容が悟られていない序盤なら、その後の展開を大きく変化させる可能性を持つ。~
 [[【E・HEROビート】]]や[[【BF】]]、[[【メタビート】]]など[[下級モンスター]]での[[戦闘]]に高い比重を置く[[【剣闘獣】]]の苦手とする[[デッキ]]に強く、[[《禁じられた聖槍》]]で[[除去]]を回避した場合でも追撃を恐れる心配がない。~

 ただし[[エクシーズモンスター]]によって上記の[[デッキ]]でも突破される事も多くなり、[[メタカード]]としてはそれらも含めて直接[[除去]]できる[[《スノーマンイーター》]]が存在している。~
 こちらは[[メインデッキ]]から無理なく組み込めるので、[[環境]]にあわせ採用するべきだろう。~

 [[《剣闘訓練所》]]で[[サーチ]]した場合も含め、[[【剣闘獣】]]である事が発覚すると[[裏側守備表示]]からの[[リクルート]]は狙いにくくなる。~
 しかしこれは[[相手]]からすれば「[[【剣闘獣】]]の[[裏側守備表示]]は全てこの[[カード]]である」と想定して動く必要があるという事である。~
 そのため例え[[メインデッキ]]に入っていなくても、この[[カード]]の存在自体が[[攻撃]]抑止の効果を生む。~
 [[手札]]に来てしまった[[《剣闘獣レティアリィ》]]等の低[[ステータス]][[剣闘獣]]を[[セット]]して次[[ターン]]での[[《剣闘獣ガイザレス》]]に備える、あるいは[[《メタモルポット》]]や[[《ドッペルゲンガー》]]の[[リバース効果]]を利用するなどの動きも、[[マッチ]]初戦からこの[[カード]]を意識させる事で成功しやすくなる。~

 [[手札]]にあると基本的に[[裏側守備表示]]で出す事になるが、その場合[[《禁じられた聖槍》]]や[[《安全地帯》]]による防御との相性は良くない。~
 反面[[《ヒーローアライブ》]]の[[発動]]を阻害しないので安心して展開できるという[[メリット]]もある。~
 先の[[攻撃]]抑止効果から他の[[剣闘獣]]を[[セット]]した場合でも生存が期待できる。~

 [[《剣闘獣スパルティクス》]]の[[特殊召喚]]にはこのカードが必要となる。~
 能動的に[[特殊召喚]]するには、[[《和睦の使者》]]や[[《剣闘獣の闘器マニカ》]]を使い[[自爆特攻]]したり、相手の場が開いた隙に[[直接攻撃]]をするのが良い。~
 あるいは[[《シフトチェンジ》]]を使うのも面白いか。~
 変わった所では[[種族]]を活かし[[《岩投げエリア》]]を利用する事ができる。~
 [[剣闘獣]]全てに[[戦闘破壊]][[耐性]]を与えられ、[[墓地へ送った>墓地へ送る]]この[[カード]]は[[《剣闘獣ダリウス》]]・[[《剣闘獣エクイテ》]]で[[蘇生]]・[[サルベージ]]したり、[[《剣闘獣の底力》]]で直接[[デッキ]]に戻し[[耐性]]付加を再度狙うといった動きが可能となる。~
 [[《岩投げエリア》]]は[[相手]][[攻撃表示]][[モンスター]]が存在しなければ意味を成さないが、[[剣闘獣]]らは[[直接攻撃]]や[[壁]]相手でも[[効果]]を[[発動]]でき、[[アドバンテージ]]を稼ぐ事ができるので互いの弱点をカバーし合える。~
 ただし[[自爆特攻]]時の[[除去]]や複数枚採用時の[[手札事故]]といった危険性も存在するのは確かで、ほかに相性の良い[[岩石族]]も現状では少ない。

//-モチーフはサイであると思われる。

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

-モデルは恐らく重装備をした剣闘士の「ホプロマシ(Hoplomachi)」。~
[[守備力]]が高く設定されているのはこのためだろう。~
英語版の[[剣闘獣]]はモデルそのままのネーミングが多いが、この[[カード]]は日本名がそのまま英語にされている。

**関連カード [#g8f52fbf]
-[[剣闘獣]]

-[[《剣闘獣スパルティクス》]]

-[[《エヴォルダー・ペルタ》]]

―《剣闘獣ホプロムス》の姿が見られる[[カード]]
-[[《ディフェンシブ・タクティクス》]]

**収録パック等 [#ddf6667b]
-[[GLADIATOR'S ASSAULT]] GLAS-JP022
-[[DUELIST EDITION Volume 2]] DE02-JP039

**FAQ [#c051b02b]
Q:元々の[[守備力]]が変化する[[効果]]に[[チェーンブロック]]は作られますか?~
A:いいえ。[[チェーンブロック]]は作られません。(08/03/30)~
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&tag(《剣闘獣ホプロムス》,効果モンスター,モンスター,星4/地属性/岩石族/攻700/守2100,剣闘獣,);