《剣竜/Sword Arm of Dragon》 †
通常モンスター
星6/地属性/恐竜族/攻1750/守2030
全身にカタナのトゲがついた恐竜。突進攻撃をする。
BOOSTER6で登場した地属性・恐竜族の上級モンスター。
第1期の通常モンスターであるため、生け贄が必要な割に強くはないが、30という必要以上に半端な数値はダメージ計算の時に要注意。
相手もライフポイントの計算が面倒だが、自分も計算が面倒なことだろう。
《剣竜》という名前の割には突進攻撃をするらしい。
効果無しで能力値も中途半端なので、特に活躍の場は無く、強いてあげるとすればファンデッキ用くらいだと思われる。
またSTRIKE OF NEOSで《フロストザウルス》が登場したため、【恐竜族】でも活躍の場がほぼ無くなってしまった。
- 闇のプレイヤーキラーが使用するいくつかのモンスターを除くと、唯一の非常に中途半端な能力値を持ったカードである。
- 唯一、ダイナソー竜崎の使った恐竜族では最も活躍しているので、竜崎のファンデッキならば出番はあるかもしれない。
地味に第1期の恐竜族では守備力が最も高い。
- 「剣竜(けんりゅう)」とは、本来はステゴサウルスなどに代表される装楯亜目・ステゴサウリアの恐竜の総称である。
モチーフが同じ《暗黒ステゴ》とデザインを比べてみるとおもしろいかもしれない。放熱板や尻尾の先をあえて剣に変えたデザインは非常に良いセンスである。
尻尾がより明確な武器になっている、という点においては鎧竜の流れを汲むといえなくもないがデザイン的には他に類似点もないので偶然だろう。
が、OCGにおいての登場に際してのデザイン変更で、尻尾の剣が刃物ではなくなってしまい、残念なデザインになってしまった。
- 原作で闇のプレイヤーキラーが使用したモンスターは全てOCGでは中途半端なステータスにされている(《バロックス》参照)。
しかし、このカードは闇のプレイヤーキラーが使用した訳でもないのに中途半端な守備力を持っている。
しかもこのカードは原作登場の時からこの攻守であるため、OCG化にあたってこの数値となった訳でもない。
- コナミのゲーム作品において―
DM4では、2030と言う微妙な守備力によって、上級モンスター最強の守備力を持ったモンスターとして登場している。
本来、DM4における上級モンスターの能力値は1400〜2000の値に収められていると言われているのだが、このカードは唯一の例外である。
とは言え、守備力2000のモンスターでも十分攻撃力2000のモンスターの攻撃を防ぐ事が可能なため、ほとんど使用される事は無かっただろう。
関連カード †
―非常に中途半端な攻守を持つカード
収録パック等 †