*《&ruby(けんきょ){謙虚};な&ruby(つぼ){壺};/Pot of Generosity》 [#h635840c]
 通常魔法
 自分の手札のカードを2枚デッキに戻す。
 その後デッキをシャッフルする。

 [[CYBERNETIC REVOLUTION]]で登場した[[通常魔法]]。~
 [[手札]]をカードを2枚[[デッキ]]に[[戻す]]効果を持つ。~

 一見すると単に[[手札]]を2枚失うだけであり、この[[カード]]の分を数えると3枚の損失である。~
 しかし、[[手札]]に来ると困る[[特殊召喚モンスター]]等を[[戻す]]際には役立つ。~
 とはいえ、大抵は枚数を指定できて[[ドロー]][[効果]]もある[[《打ち出の小槌》]]の方が優先されるであろう。~
 その他、[[《サイバーデーモン》]]・[[《サイバネティック・サイクロプス》]]・[[《メカニカル・ハウンド》]]や[[インフェルニティ]]を使う時などに重宝する場合がある。~
 しかし[[デッキ]]に戻したければ汎用的かつ他に使いようがある[[《ゾンビキャリア》]]や[[《ゴブリンのやりくり上手》]]があり、やはり採用は厳しいか。~

 [[《精霊の鏡》]]と同時に使う事で、まともな[[効果]]となる。~
 ただし、[[《精霊の鏡》]]は間に何かを[[チェーン]]で挟まれると[[発動]]する事ができない。~
 [[コンボ]]はこれ以外にはほぼなく、この[[カード]]を使った時点で[[《精霊の鏡》]]を使う事が読まれる可能性があり、何らかの[[チェーン]]を挟まれる事が考えられる。~
 すると、この[[コンボ]]は成立せず、結局[[自分]]の[[手札]]を減らすだけになってしまう。~
 仮に成功しても[[2:2交換>1:1交換]]であり[[アドバンテージ]]差を付けられる訳ではない上、[[相手]]が[[戻す]]カードを選ぶために被害もそれほど大きくない。~
 しかもその[[《精霊の鏡》]]が[[絶版]]中なのも大きなマイナス要素。~
 さらに、[[《無の煉獄》]]が登場した。[[デッキ]]に戻すという違いはあるが、[[《精霊の鏡》]]とのコンボならこちらのほうが[[2:2交換>1:1交換]]以上を狙え、なおかつ単体での[[汎用性]]がいくらか高い。もともとなかったこのカードの立場がまた狭くなったといえる。~

 [[《エクスチェンジ》]]や[[《アマゾネスの鎖使い》]]で奪った[[カード]]をデッキに戻せれば、再利用しにくくすることが可能。~
 もっとも、[[ディスアドバンテージ]]が大きく実用的とは言い難いが。

-[[《強欲な壺》]]とは対をなす効果である。~
名前としては[[《無欲な壺》]]のほうが反対の意味なのだが。

**関連カード [#h70617d8]
-[[《強欲な壺》]]
-[[《貪欲な壺》]]
-[[《無欲な壺》]]

―《謙虚な壺》の姿が見られる[[カード]]
-[[《強欲で謙虚な壺》]]

**収録パック等 [#wf97c0e5]
-[[EXPERT EDITION Volume.4]] EE04-JP043
-[[CYBERNETIC REVOLUTION]] CRV-JP043

**FAQ [#p288bebb]
Q:この[[カード]]の[[効果発動時]]に[[自分]]の[[手札]]2枚を[[対象]]に指定しますか?~
A:いいえ。[[対象]]に指定しません。(05/05/26)

Q:この[[カードの効果]]は[[自分]]に[[対象をとる(指定する)効果]]になりますか?~
A:いいえ。[[自分]]を対象に指定しない[[効果]]になります。ただし、この[[カードの発動]]に[[《精霊の鏡》]]を[[チェーン]]して[[発動]]する事はできます。~