*《&ruby(げんえい){幻影};の&ruby(かべ){壁};/Wall of Illusion》 [#qf39e9a6]
 効果モンスター
 星4/闇属性/悪魔族/攻1000/守1850
 このカードを攻撃したモンスターは持ち主の手札に戻る。
 ダメージ計算は適用する。

 [[EX]]で登場した[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[下級モンスター]]。~
 1850という半端な数値だがなかなか高い[[守備力]]と、自身を[[攻撃]]した[[モンスター]]を[[バウンス]]させる[[誘発効果]]を持つ。~
 同じ[[効果]]を持つ[[カード]]に[[《ケルベク》]]、似たような[[効果]]を持つ[[カード]]に[[《伝説の柔術家》]]が存在する。

 [[《伝説の柔術家》]]の方が[[バウンス]]先と[[攻撃力]]に恵まれている。~
 が、こちらは僅かに[[守備力]]が上回り、[[表示形式]]を問わずに[[効果]]を[[発動]]できる。~
 そのため[[リクルーター]]から[[サーチ]]して[[効果]]を[[発動]]することもできる。~
 [[《死のデッキ破壊ウイルス》]]の[[リリース]][[コスト]]や[[《ダーク・ネクロフィア》]]の[[除外]][[コスト]]にもできる。~

 また[[《ケルベク》]]との大きな違いは[[《ケルベク》]]は[[リクルーター]]程度なら対処できるほどの[[攻撃力]]があることだろう。~
 [[守備力]]は1850と1800ではさほど影響はないことも考えて、[[種族]]・[[属性]]などを考えなければ[[《ケルベク》]]が優秀と言える。~

-[[《異次元の戦士》]]の[[攻撃]]を受ける場合について。
--[[守備表示]]で受ける場合~
---両方[[強制効果]]であるので、[[ターンプレイヤー]]から先に[[チェーンブロック]]を積むルールに従う。~
つまり「1:[[《異次元の戦士》]]」「2《幻影の壁》」と[[チェーンを積む]]。~
結果、「2:[[《異次元の戦士》]]を[[手札]]に戻し」「1:《幻影の壁》をゲームから[[除外]]」する。
--[[攻撃表示]]で受け、かつ[[攻撃力]]が[[《異次元の戦士》]]を上回っている場合~
---[[チェーン]]の積み方は同じ。~
ただし[[《異次元の戦士》]]は[[戦闘破壊]]が確定しているため「2:」の部分で[[手札]]に戻さない。~
その後「1:」の処理に入り、[[《異次元の戦士》]]と《幻影の壁》を[[除外]]する。

-初期では[[《ランプの魔精・ラ・ジーン》]]などのは[[アタッカー]]の攻撃を防ぎつつ[[手札]]に戻す強力な[[壁]]となっていた。~
また微妙な[[守備力]]のせいで[[《ブラッド・ヴォルス》]]などに泣かされていた。

-肉塊のようなものから紫色の肌の女性の顔が現れているその[[イラスト]]は、数ある[[カード]]の中でも屈指の不気味さを誇っている。~

-初期のカードにしては割と使えるが、[[絶版]]となっているため入手困難である。~
[[トーナメントパック2008 Vol.2]]に収録されたが、[[トーナメントパック]]である事を考えるとやはり入手難易度は高いと言える。

-原作・アニメにおいて―~
バトルシティ直前の「海馬vsデュエルロボ(タクティクスレベルMAX)」のアニメ版においてデュエルロボが使用。~
[[《サイバーポッド》]]の[[効果]]によって[[特殊召喚]]され、すぐさま[[《青眼の白龍》]]の[[生け贄]]となった。~
その後はアニメオリジナル「乃亜編」での、「闇遊戯vsBIG1」戦でBIG1が使用。~
実際にその[[効果]]が[[発動]]されることはなかったものの、[[攻撃]]の牽制の役目を果たした。

-コナミのゲーム作品において―~
GBのDMシリーズでは[[効果]]を持たない[[モンスター]]として登場し、オリジナルの[[テキスト>フレイバー・テキスト]]が存在する。~
「相手に幻影を見せ攻撃が当たらないようにしてくれる」と書かれている。~
[[悪魔族]]・幻想魔族という珍しい組み合わせを持つ。

**関連カード [#wf772256]
-[[《ケルベク》]]
-[[《伝説の柔術家》]]

**収録パック等 [#l7eb81d5]
-[[EX]]
-[[EX-R]] EX-34
-[[STRUCTURE DECK−城之内編− Volume.2]] SJ2-045
-[[トーナメントパック2008 Vol.2]] TP06-JP007

//**FAQ [#hd09c6b4]
//Q:
//A: