*《&ruby(ファントム・ナイツ){幻影騎士団};シェード・ブリガンダイン/The Phantom Knights of Shade Brigandine》 [#top]
 通常罠
 「幻影騎士団シェード・ブリガンダイン」は1ターンに1枚しか発動できない。
 自分の墓地に罠カードが存在しない場合、
 このカードはセットしたターンでも発動できる。
 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
 自分の墓地に罠カードが存在しない場合、このカードはセットしたターンでも発動できる。
 (1):このカードは発動後、通常モンスター(戦士族・闇・星4・攻0/守300)となり、
 モンスターゾーンに守備表示で特殊召喚する(罠カードとしては扱わない)。
//英語名https://yugiohblog.konami.com/articles/?p=7668#more-7668

 [[PREMIUM PACK 18>PREMIUM PACK#PP18]]で登場した[[通常罠]]。~
 特定条件で[[セット]]した[[ターン]]に[[発動]]できる[[効果]]、[[発動]]後、[[モンスター]]となる[[効果]]を持つ。~
 [[罠モンスター]]の一種であり、[[発動]]後に[[通常モンスター]]となる[[効果]]、[[墓地]]に[[罠カード]]が無い場合[[セット]]した[[ターン]]に[[発動]]できる[[効果外テキスト]]を持つ。~

 [[発動]]後[[モンスター]]となる[[効果]]を持つが、それ以外の[[効果]]を持たないため、[[《幻影騎士団トゥーム・シールド》]]よりも扱いにくい。~
 [[幻影騎士団]]は多くが[[レベル]]3なので、[[発動]]後に[[レベル]]4[[モンスター]]となるこの[[カード]]はその点でもかみ合いにくい。~
 [[墓地]]に[[罠カード]]が無ければ[[セット]]して即座に[[発動]]できるという、[[罠モンスター]]としては非常に貴重な性質を持っている。~
 [[自分]]・[[相手]][[フィールド]]の状況を問わずに[[手札]]から[[特殊召喚]]できる[[レベル]]4[[モンスター]]として運用でき、初手で[[ランク]]4の[[エクシーズ召喚]]を行いたい[[デッキ]]等では有力な選択肢と言える。~
 ただし、[[墓地]]に[[罠カード]]が存在する場合、「即効性の無い弱小の[[罠モンスター]]を[[特殊召喚]]するだけの[[カード]]」になってしまうため、この点とどう向き合うかが[[デッキ]]構成のカギとなる。~

 [[墓地]]に[[罠カード]]がない場合に即座に[[発動]]できる利点はあり、[[ファントム]][[罠カード]]の多くは[[墓地]]から[[除外]]することで[[効果]]を発揮するものは多い。~
 だが、[[《幻影騎士団シャドーベイル》]]など、[[発動条件]]を選ぶものもあるため常に条件を満たすのは難しく、[[墓地]]の[[罠カード]]を能動的に[[除外]]するか、[[罠カード]]のない序盤に出す必要がある。~
 第1の起用方法は「[[デッキ]]の[[罠カード]]をこの[[カード]]のみにする」というもの。~
 いつ引いてもこの[[カード]]を即座に[[発動]]可能な状態にできるので、展開力を重視する[[デッキ]]に[[ピン挿し]]する事で展開力を増強できる。~
 第10期頃は[[環境]]全体で[[罠カード]]の採用率が大幅に低下していたため、この方法での起用が[[環境]]クラスの[[デッキ]]でもしばしば見られた。~

 [[罠カード]]が[[墓地]]にない場合、[[《ダーク・グレファー》]]・[[《終末の騎士》]]で[[デッキ]]から[[《幻影騎士団サイレントブーツ》]]を[[墓地へ送る]]ことでこの[[カード]]を[[サーチ]]し[[発動]]すれば[[ランク]]4につなげられる。~
 また、[[《幻影騎士団ブレイクソード》]]を出しきった後は[[ランク]]4を使いきれない場合があるため、1枚採用しておくのも悪くはない。~
 第2の起用方法は「[[《マクロコスモス》]]や[[《妖精伝姫−シラユキ》]]といった、[[墓地]]の[[罠カード]]を[[除外]]する手段と併用する」というもの。~
 使用済みのこの[[カード]]自身も[[除外]]できるため、2枚目以降の[[同名カード]]も有効活用できるのが強みとなる。~
 [[《マクロコスモス》]]の[[発動]]時に[[リクルート]]した[[《原始太陽ヘリオス》]]や[[《妖精伝姫−シラユキ》]]とで[[ランク]]4の[[エクシーズモンスター]]にも繋げられる。~

 [[罠カード]]をほとんど、あるいは一切採用せず、[[ランク]]4の[[エクシーズモンスター]]を主軸とする[[デッキ]]であれば[[レベル]]4[[モンスター]]としての採用が検討できるか。~
 [[《フォトン・スラッシャー》]]等とは異なり[[フィールド]]の状況に左右され難い利点はある。~
 [[手札]]に引き込むことを目的として複数枚採用した場合、1枚目が[[墓地]]へ置かれてしまうと2枚目以降の速効性がなくなってしまうため注意したい。~
 [[《マクロコスモス》]]を用いる[[デッキ]]ならば[[《原始太陽ヘリオス》]]とで[[ランク]]4の[[エクシーズモンスター]]に繋げられ[[除外]]されるため2枚目以降も活用できるが、[[《マクロコスモス》]]が[[除去]]された場合の処理方法なども考えておきたい。~
 第3の起用方法は、[[【幻影騎士団】]]での採用である。~
 [[【幻影騎士団】]]は[[罠カード]]を重視する[[デッキ]]であるが、その大半が自らの[[効果]]で[[墓地]]から[[除外]]できるので、「[[墓地]]に罠0枚」の条件を満たしやすい。~
 また、[[ファントム]][[カード]]の[[サーチ]]手段が豊富なので、この[[カード]]を必要かつ[[発動条件]]を満たした時に[[サーチ]]する運用が行いやすいのも長所である。~
 [[《終末の騎士》]]や[[《ダーク・グレファー》]]などで[[デッキ]]から[[《幻影騎士団サイレントブーツ》]]を[[墓地へ送って>墓地へ送る]][[サーチ]]すれば即座に[[ランク]]4に繋げられる。~
 自己[[除外]][[効果]]を持たない[[罠カード]]を採用しづらくなり、[[デッキ]]構築が縛られるという[[デメリット]]もあるものの、展開力を重視する構築ではしばしば採用されている。~

-この[[カード]]および[[《幻影騎士団トゥーム・シールド》]]は[[発動]]後[[罠カード]]扱いとはならない。~
そのため[[セット]]されたこの[[カード]]に対して[[魔法・罠カード]]を[[除去]]する[[《サイクロン》]]などを使われた場合、[[チェーン]][[発動]]すれば[[不発]]にできる。~
 第4の起用方法は、[[【クロノダイバー】]]での採用である。~
 [[罠カード]]を[[エクシーズ素材]]とした[[《クロノダイバー・リダン》]]を[[エクシーズ召喚]]するのが目的となる。~
 特に[[先攻]]1[[ターン]]目にこの布陣を展開できるかどうかで[[制圧]]力が大きく変わるので、初手で引く[[確率]]を上げるためにあえて特殊な工夫はせずに3枚積む事も選択肢に入る。~
 なお、類似する[[《狡猾な落とし穴》]]と違って[[メリット]]が薄れるだけで完全に[[腐る]]事は無いので、2枚目以降も[[ブラフ]]に使いつつ[[エクシーズ素材]]にする機会を窺うと良いだろう。~

-[[発動]]後に[[罠カード]]扱いとはならないため、[[セット]]されたこの[[カード]]に対して[[魔法・罠カード]]を[[除去]]する[[《サイクロン》]]などを使われた場合、[[チェーン]][[発動]]すれば[[不発]]にできる。~
[[《サンダー・ブレイク》]]などの[[フィールドのカード]]を[[破壊]]する[[効果]]の[[対象]]になった場合でも[[チェーン]][[発動]]すれば、[[特殊召喚]]されたこの[[カード]]は[[対象]]に選択された[[カード]]として扱われなくなるので[[不発]]にできる。~
[[罠モンスター]]のページも参照。

//-第10期頃は[[罠カード]]の採用率が大幅に低下していたため、「[[罠カード]]をほぼ採用しない[[デッキ]]への[[ピン挿し]]」が[[環境]]クラスの[[デッキ]]でも散見されていた。~
//[[環境]]の高速化による[[罠カード]]全体の採用の低下が、この[[罠カード]]の評価を向上させていたのである。~
//上に移動

-[[【蟲惑魔】]]では、1[[ターン]]目から[[《セラの蟲惑魔》]]の(2)の[[効果]]を[[発動]]する手段として使える。~
[[【蟲惑魔】]]は[[罠カード]]を多用する[[デッキ]]だが、中盤以降に[[腐った>腐る]]この[[カード]]は[[蟲惑魔]]の[[罠モンスター]]である[[《ホールティアの蟲惑魔》]]の[[手札コスト]]にできる。~

-「シェード(Shade)」は「日陰」といった意味。~
「ブリガンダイン(Brigandine)」は鎧の一種である。~
「ブリガンダイン(Brigandine)」は中世〜近世のヨーロッパで使われた鎧の一種で、胸と腹を覆うベストのような布の内側に金属板をつけたものを指す。~

-原作・アニメにおいて―~
漫画ARC-Vの「ユートvs沢渡」戦においてユートが使用。~
[[後攻]]1[[ターン]]目に2枚[[セット]]されたが、2枚ともすぐに自身の[[効果]]で[[特殊召喚]]された。~
その後、[[《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》]]の[[エクシーズ素材]]となった。~
[[後攻]]1[[ターン]]目に2枚[[セット]]され、即座に[[発動]]し[[罠モンスター]]として[[特殊召喚]]された。~
その後、2体とも[[《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》]]の[[エクシーズ素材]]となった。~

--漫画では1[[ターン]]に1枚の[[発動]]制限が無く、[[守備力]]は800だった。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[幻影騎士団]]
-[[ファントム]]

-[[罠モンスター]]

-[[《狡猾な落とし穴》]]

-[[セットしたターンに発動できる罠カード>《ディメンション・スライド》#card]]

//―《幻影騎士団シェード・ブリガンダイン》が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]
**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【クロノダイバー】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[PREMIUM PACK 18>PREMIUM PACK#PP18]] PP18-JP015 &size(10){([[Secret]])};
-[[PREMIUM PACK 18>PREMIUM PACK#PP18]] PP18-JP015 &size(10){[[Normal]],[[Secret]]};
-[[RARITY COLLECTION−PREMIUM GOLD EDITION−]] RC03-JP047 &size(10){[[Super]],[[Secret]],[[Collectors]]};
-[[ストラクチャーデッキ−蟲惑魔の森−]] SD45-JP035
-[[ストラクチャーデッキ−蟲惑魔の森− 決闘者伝説 QUARTER CENTURY EDITION>ストラクチャーデッキ−蟲惑魔の森−#QCE]] TDS2-JP035 &size(10){[[Ultra]]};
-[[QUARTER CENTURY CHRONICLE side:UNITY]] QCCU-JP149 &size(10){[[Super]],[[Secret]],[[Quarter Century Secret>Secret#QCSE]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

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