遊戯王カードWiki - 《幻獣機ブルーインパラス》のバックアップ(No.34)

《幻獣機(げんじゅうき)ブルーインパラス/Mecha Phantom Beast Blue Impala》 †

チューナー（効果モンスター）
星３/風属性/機械族/攻1400/守1100
このカードをシンクロ素材とする場合、
機械族モンスターのシンクロ召喚にしか使用できず、
他のシンクロ素材モンスターは自分の手札・フィールド上の
「幻獣機」と名のついたモンスターでなければならない。
自分フィールド上にトークンが存在する限り、
このカードは戦闘及び効果では破壊されない。
また、相手フィールド上にモンスターが存在し、
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、
墓地のこのカードをゲームから除外して発動できる。
「幻獣機トークン」（機械族・風・星３・攻／守０）１体を特殊召喚する。

　JUDGMENT OF THE LIGHTで登場した風属性・機械族の下級モンスターのチューナー。
　幻獣機特有の耐性に関する永続効果に加え、手札をシンクロ素材にできるがシンクロ素材とシンクロ召喚先が制限される効果外テキスト、墓地に存在する自身を除外して幻獣機トークンを生成する起動効果を持つ。

　機械族専用のチューナーであり、特殊なシンクロ素材の使用法を持つ。
　他のシンクロ素材を手札からも使用できるが、類似する他のチューナーに比べると、手札・フィールドどちらでもよく、その枚数も指定しない。
　また、幻獣機である幻獣機トークンも使用することができ、シンクロ召喚自体は非常に容易に行うことができる。
　幻獣機や幻獣機トークンのレベルを考慮するとレベル６の《甲化鎧骨格》・《ＨＳＲ魔剣ダーマ》、レベル７の《幻獣機コンコルーダ》・《カラクリ将軍無零》・《ダーク・ダイブ・ボンバー》が主な選択肢となるだろう。
　幻獣機共通のレベル上昇効果やシンクロ素材を増やせばレベル９の《幻獣機ヤクルスラーン》、環境や構築によっては《Ａ・Ｏ・Ｊディサイシブ・アームズ》等も選択肢に入るだろう。

　後半の効果の条件は《サイバー・ドラゴン》と同じものだが、墓地から使用し、自身ではなく幻獣機トークンを特殊召喚する。
　優秀なチューナーであるこのカードを除外してしまうのは、蘇生を採用しているならばあまり好ましくない。
　しかし、墓地アドバンテージを失うだけでトークンを生成できるため、各種幻獣機の補助として優秀な役割を期待できるだろう。
　《緊急発進》とは発動条件が噛み合っており、特に相性が良い。

　《幻獣機ウォーブラン》《幻獣機オライオン》とは、レベルの他に、あちらは機械族以外にも使用できる点を踏まえての使い分けとなるだろう。
　しかし、《幻獣機ウォーブラン》も効果は機械族シンクロモンスター専用のため、可能であれば機械族のシンクロ召喚を優先した構成にしておきたい。

現在、このカードと幻獣機トークン１体をシンクロ素材とするレベル６のシンクロモンスターは《甲化鎧骨格》と《ＨＳＲ魔剣ダーマ》のみ。
また、レベル７の《幻獣機グリーフィン》と合わせた場合のシンクロ召喚先は《ブンボーグ・ジェット》のみである。

デザインのモチーフは、航空自衛隊の曲技（アクロバット）飛行隊「ブルーインパルス(Blue Impulse)」（正式名称は「航空自衛隊第４航空団第11飛行隊」）であろう。
僚機との同調を求められるアクロバット飛行隊としての能力は、チューナーとしての効果にもマッチしていると言える。
現在の使用機種は国産の川崎重工業製Ｔ-４高等練習機であり、イラストでもそれがモチーフとして描かれているようである。
一般からの知名度と人気も高く、宮城県松島基地を本拠地として、全国各地の航空祭で華やかな展示飛行を披露している。