遊戯王カードWiki - 《幻獣機メガラプター》のバックアップ(No.33)

《幻獣機(げんじゅうき)メガラプター/Mecha Phantom Beast Megaraptor》 †

効果モンスター
星４/風属性/機械族/攻1900/守1000
自分フィールド上にトークンが特殊召喚された時、
「幻獣機トークン」（機械族・風・星３・攻／守０）１体を特殊召喚する。
「幻獣機メガラプター」のこの効果は１ターンに１度しか使用できない。
このカードのレベルは自分フィールド上の「幻獣機トークン」のレベルの合計分だけ上がる。
自分フィールド上にトークンが存在する限り、
このカードは戦闘及び効果では破壊されない。
また、１ターンに１度、トークン１体をリリースして発動できる。
デッキから「幻獣機」と名のついたモンスター１体を手札に加える。

　LORD OF THE TACHYON GALAXYで登場した風属性・機械族の下級モンスター。
　幻獣機共通の永続効果に加え、トークン特殊召喚時に幻獣機トークンを生成する誘発効果と、幻獣機をサーチする起動効果を持つ。

　下級機械族では優秀な攻撃力を持ち、メリット効果も合わせ持つ。
　幻獣機の１枚だが、効果自体は【幻獣機】に限らずトークンを使用するデッキならば適用できるのも心強い。

　幻獣機トークンの生成効果は他のトークンを必要とするため、《デビルズ・サンクチュアリ》等を併せて使いたい。
　相手ターンにも特殊召喚できるため、《空中補給》等のフリーチェーンも活用出来る。
　下級モンスターとしては充分な攻撃力を持つため、【幻獣機】なら《幻獣機テザーウルフ》に次いで主力アタッカーになれる。
　自身の先出しが前提だが、他の幻獣機の効果で特殊召喚してトリガーとするのも手。

　幻獣機をサーチする効果はトークンをコストとするものの、自身の効果によるトークンとそのトリガーとなったトークンをコストに使える。
　トークンが２体以上いる状況が多いためリリースしても耐性を失いにくく、《幻獣機テザーウルフ》をサーチして次のターンに召喚すればそのモンスター効果でトークンを補充できる。
　幻獣機トークンがいる状態でレベル４の幻獣機をサーチすればランク７、幻獣機トークンが２体いるならランク10のエクシーズ召喚も狙える。

幻獣機トークンの生成は強制発動の誘発効果であり、モンスターカードゾーンが満杯の状態でも強制発動する。
この場合でも１ターンに１度の回数制限に含まれてしまうため注意が必要。

無限ループ防止のためか、幻獣機トークン生成効果の中では唯一同名カードで１ターンに１度しか効果を使用できない。
なお、ダメージステップでも問題なく発動する効果である。

全種族の中でも特に数の多い機械族だが、元々の攻撃力が1900の下級機械族は実はこのカードが初である。
それ以前のデメリットの無い下級機械族の元々の攻撃力の最高値は、《メカ・ハンター》の1850だった。

デザインのモチーフは、アメリカ空軍の最新鋭ステルス戦闘機「F-22Aラプター(Raptor)」と思われるが、機体形状に関しては翼面形状にその面影を残す程度である。
下級アタッカーの水準値である高攻撃力は、「世界最強の戦闘機」と評されるモチーフに相応しいと言えるだろう。
また、戦闘機は作戦上常に編隊を組んで行動するが、このカードのトークン生成及びサーチ効果はそれを元にしているのかもしれない。
- カード名は「ラプター」と「メガラプトル」を掛けたものと思われる。
  「メガラプトル」は前脚に巨大な鉤爪を持つ肉食恐竜であり、このカードのイラストも戦闘機に恐竜の頭部がついたようなデザインで翼には鍵爪のような部分が見られる。
  なお、「ラプター(Raptor)」自体は鳥類の一種である猛禽類を意味するが、モチーフとしては反映されていない。
  そもそも、ラプターとラプトルの違いは同じ言葉の発音の違い（前者は英語読み、後者はラテン語読み）である。