*《&ruby(げんじゅうし){幻銃士};/Phantom Skyblaster》 [#iedd0619]
 効果モンスター
 星4/闇属性/悪魔族/攻1100/守 800
 このカードが召喚・反転召喚に成功した時、
 自分フィールド上に存在するモンスターの数まで
 「銃士トークン」(悪魔族・闇・星4・攻/守500)を特殊召喚する事ができる。
 自分のスタンバイフェイズ毎に自分フィールド上に表側表示で存在する
 「銃士」と名のついたモンスター1体につき300ポイントダメージを
  相手ライフに与える事ができる。
 相手ライフに与える事ができる。
 この効果を発動する場合、このターン自分フィールド上に存在する
 「銃士」と名のついたモンスターは攻撃宣言する事ができない。

 [[デュエリストパック−ヨハン編−]]で登場した[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[召喚・反転召喚に成功した]]時の[[トークン]]生成と[[自分]][[スタンバイフェイズ]]の[[ダメージ]]発生の任意の[[誘発効果]]を持つ。~

 生成する[[トークン]]の数は「まで」となっているため、[[《スケープ・ゴート》]]などと異なり、[[自分]][[フィールド]]の空き枚数に関係なく使用できる。~
 [[発動条件]]は[[召喚]]・[[反転召喚]]のみで、[[特殊召喚]]には対応していないのが難点だが、それでも十分に[[汎用性]]の高い[[カード]]である。

 自身もカウントするため、ただ[[召喚]]するだけでも最低1体は[[トークン]]を生み出すことができる。~
 [[自分]][[フィールド]]上に1体でも[[モンスター]]がいる状態で[[召喚]]出来れば、生み出せる[[トークン]]の数は2つに増える。~
 しかし[[自分]][[フィールド]]上に2体以上[[モンスター]]が存在していても、[[モンスターカードゾーン]]の5枚の枚数制限に引っかかってしまうため[[トークン]]を3つ以上生み出すことはできない。

 [[フィールド]]上に一気に生み出される[[トークン]]は、[[リリース]]などに制限がないため非常に活用しやすい。~
 ただし前述の通り[[特殊召喚]]に対応していないため、[[アドバンス召喚]]に活用するには[[反転召喚]]で[[効果]]を狙う・[[《二重召喚》]]や[[《血の代償》]]と併用するなどの工夫が必要。~
 しかし[[《幻魔皇ラビエル》]]や[[《D−HERO Bloo−D》]]・[[トゥーン]]等の[[特殊召喚]]であれば、すぐに[[リリース]]とすることができる。~
 他にも[[《強制転移》]]や[[《エネミーコントローラー》]]などの[[魔法カード]]との相性も良い。~
 また、[[《スケープ・ゴート》]]のように大量展開出来るのを利用して[[《団結の力》]]で一気に[[攻撃力]]を上げて、[[1ターンキル]]に近い[[ダメージ]]を叩き出すことも可能。~
 [[レベル]]4の[[チューナー]]と組み合わせれば、この[[カード]]、もしくは[[銃士トークン]]を使って[[レベル]]8の[[シンクロモンスター]]の複数展開も容易である。~
 このように、様々な[[コンボ]]が出来るのは魅力的である。~
 また、[[トークン]]は[[通常モンスター]]扱いであるため、[[《ナチュラル・チューン》]]を使えば容易に[[レベル]]8の[[シンクロモンスター]]を[[召喚]]できる。~
 [[トークン]]、本体ともに[[闇属性]]・[[悪魔族]]であるためこの方法ならば[[《ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン》]]や[[《ダークエンド・ドラゴン》]]の[[シンクロ召喚]]も可能。~

// また本体こそ無理だが、[[トークン]]は[[攻撃力]]が低いため[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]の媒体に出来る。~
//[[悪魔族]]であること、[[トークン]]の[[レベル]]が4であることから、[[《冥界流傀儡術》]]にも流用できる。

 [[ダメージ]]を与える[[効果]]は、[[《光の護封剣》]]などで[[攻撃]]を封じられた際に活用できる。~
 毎[[ターン]]、安定した[[ダメージ]]を与えられるので、[[【ロックバーン】]]などでも活躍が見込める。~
 この場合、[[《地獄の暴走召喚》]]による大量展開も視野に入れたい。

 ちなみに場に《幻銃士》が3体いれば、最高4500[[ダメージ]]与えることができる。~
 [[相手]]の《幻銃士》の[[コントロール]]を奪えば最大7500[[ダメージ]]を与えられるが、そんな機会はほとんどないだろう。~

-[[《幻魔皇ラビエル》]]の[[サポートカード]]である[[《幻魔の殉教者》]]の立場がない。

-現時点で「[[銃士]]」と名のつく[[モンスター]]は《幻銃士》と[[銃士トークン]]のみである。~
アニメでは《ランドスターの銃士》・《火縄光線銃士》という[[モンスター]]が登場したが、OCG化はされていない。

-「銃士」とは中世末期から近代初期のヨーロッパに実在したマスケット銃を持つ歩兵・騎兵を指す。~

--日本ではフランスのデュマによる小説「三銃士」が有名で、恐らくはこのカードの[[カード名]]の由来にもなっている。

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXの「ヨハン([[ユベル>《ユベル》]])vsアモン」戦にてヨハン([[ユベル>《ユベル》]])が使用。~
[[通常魔法]]《デュアル・ゲート》の[[効果]]で[[ドロー]]した[[カード]]の中にあり、[[《神炎皇ウリア》]][[《降雷皇ハモン》]]がいる状態で[[召喚]]され、[[《幻魔皇ラビエル》]]の[[生け贄]]を揃えた。~
その後2体目が[[召喚]]され、[[《霧の王》]]を[[攻撃]]したが、次の[[ターン]]には[[攻撃力]]の上昇した[[《霧の王》]]の反撃によって[[戦闘破壊]]された。~
[[攻撃]]名は「シュート・オブ・ビジョン」。

--なお、アニメでは「この[[カード]]を除いた[[自分]][[フィールド]]上に存在する[[モンスター]]の数まで」[[銃士トークン]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]だった。~
OCG化に際して[[トークン]]生成能力は強化されている。~
だが、[[バーン]][[効果]]は[[メインフェイズ]]に使用できていたのでその点は弱体化している。

--また、アニメの映像では[[イラスト]]の背景の色がOCGと異なっていることが確認でき、上部が青緑で下部が濃いピンク色である。

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#k46d0902]
-[[銃士]]

-[[《幻魔の殉教者》]]

-[[銃士トークン]]

-[[《Token》(Skyblaster)]]

**収録パック等 [#me1d0c7e]
-[[デュエリストパック−ヨハン編−]] DP07-JP009 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#yda05313]
Q:[[特殊召喚]]する[[トークン]]の数を決定するのはいつですか?~
A:[[効果]]処理時です。(07/10/21)

Q:[[フィールド]]上に「[[銃士トークン]]」のみの場合、[[ダメージ]]を与える[[効果]]は[[発動]]しますか?~
A:この[[効果]]は《幻銃士》の[[効果]]として[[発動]]する事ができますので、[[銃士トークン]]のみの場合はこの[[効果]]を[[発動]]することはできません。(07/10/27)

//質問だけの投稿はお止めください。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。