効果モンスター 星4/光属性/天使族/攻1000/守2000 (1):自分フィールドに「幻奏」モンスターが存在し、 このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。 自分のデッキ・墓地から「融合」1枚を選んで手札に加える。 (2):このカードが融合召喚の素材となって墓地へ送られた場合、 自分フィールドの「幻奏」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターの攻撃力を500ダウンし、相手に500ダメージ与える。
クラッシュ・オブ・リベリオンで登場した光属性・天使族の下級モンスター。
(1)の効果は《融合》をサーチ・サルベージする効果。
特殊召喚時に他に幻奏がいる必要があり、《独奏の第1楽章》などでは効果を使用するできない。
《融合》を手札に加えたいならば《沼地の魔神王》、《E・HERO ブレイズマン》などを使う方がよく、融合召喚するにしても《幻奏の歌姫ソプラノ》を特殊召喚してその効果を使う手も考えられる。
《幻奏の音姫プロディジー・モーツァルト》の効果か、《融合解除》であれば、発動条件を満たしやすい。
(2)はこのカードを融合召喚に使用すればダメージを相手に与えられるが、わずかな数値の上にこちらも弱体化するため、戦闘を行えるならば結果的にはダメージは変わらない。
幻奏モンスターでこれを活かせるようなモンスターは特におらず、弱体化は永続のため、逆に足を引っ張る結果となることも多い。
反射効果を持つ《幻奏の華歌聖ブルーム・ディーヴァ》とは一見相性が良いように思えるが、あちらの効果は元々の攻撃力を参照するので、実際にはデメリットをなくす程度の効力しかない。
このカードの(1)の効果が使えるような状況ならば、《幻奏の歌姫ソプラノ》を出せば自身の効果で融合召喚が可能である。
加えてあちらは幻奏のサルベージも可能であり、融合素材にするメリットが乏しいこのカードを優先することは非常に難しい。
一応、守備力は下級モンスターとしては高い数値だが、幻奏には同じ守備力で扱いやすい効果を持つ《幻奏の音女カノン》もいるので、利点にはなりにくい。
Q:(1)の効果をダメージステップに発動できますか?
A:はい、発動できます。(15/04/25)
Q:攻撃力が0になっている状態の幻奏モンスターを対象に(2)の効果を発動できますか?
A:その場合でも、発動でき、攻撃力がダウンする処理とダメージを与える処理は行われます。(15/04/25)
Q:《あまのじゃくの呪い》の効果が適用され、(2)の効果で攻撃力がダウンする代わりにアップした場合でも、ダメージを与える処理は行われますか?
A:はい、行われます。(15/04/25)
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