*《&ruby(げんまおう){幻魔皇};ラビエル/Raviel, Lord of Phantasms》 [#dc199cdb] 効果モンスター 星10/闇属性/悪魔族/攻4000/守4000 このカードは通常召喚できない。 自分フィールド上に存在する悪魔族モンスター3体を 生け贄に捧げた場合のみ特殊召喚する事ができる。 相手がモンスターを召喚する度に自分フィールド上に「幻魔トークン」 (悪魔族・闇・星1・攻/守1000)を1体特殊召喚する。 このトークンは攻撃宣言を行う事ができない。 1ターンに1度だけ、自分フィールド上のモンスター1体を生け贄に捧げる事で、 このターンのエンドフェイズ時までこのカードの攻撃力は 生け贄に捧げたモンスターの元々の攻撃力分アップする。 [[SHADOW OF INFINITY]]で登場した[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[特殊召喚モンスター]]。~ [[三幻魔]]の一体であり、[[悪魔族]][[モンスター]]を[[生け贄]]に捧げて[[特殊召喚]]することができる。~ [[《オベリスクの巨神兵》]]・[[《降雷皇ハモン》]]・[[《邪神ドレッド・ルート》]]と同等の[[攻撃力]]・[[守備力]]4000を誇る。~ [[《オベリスクの巨神兵》]]と違い[[耐性]]を一切持たず、[[除去]]が流行している現[[環境]]ではすぐに[[破壊]]されてしまうことも多い。~ 2つの[[効果]]もそれほど強力ではないため、[[《我が身を盾に》]]などで守りながら[[《巨大化》]]や[[《E−HERO ヘル・ゲイナー》]]の[[効果]]で早めにゲームエンドまで持っていくのが理想的。~ この[[カード]]を[[融合素材]]に[[《E−HERO ダーク・ガイア》]]を[[召喚]]すれば破格の[[攻撃力]]が得られるので[[【ダーク・ガイア】]]に投入されることもある。~ [[エクストラデッキ]]に[[《混沌幻魔アーミタイル》]]が存在していれば、[[《E・HERO プリズマー》]]の[[効果]]で[[墓地]]に送り、[[《ダーク・コーリング》]]にも繋げられる。 [[召喚]]するには[[悪魔族]][[モンスター]]3体を[[生け贄に捧げる]]必要がある。~ [[特殊召喚]]扱いなので[[通常召喚]]を行った後でも[[召喚]]できるが、[[《ダブルコストン》]]などの[[ダブルコストモンスター]]を[[《DNA改造手術》]]で[[悪魔族]]にしても[[生け贄]]1体分にしかならない点には注意。~ 場に3体の[[生け贄]]を揃えるのは難しいため、[[モンスター]]や[[トークン]]を高速展開する方法を用意したい。~ -[[モンスター]]~ [[《幻銃士》]]・[[《ヘルウェイ・パトロール》]]・[[《メタボ・サッカー》]]・[[《死霊操りしパペットマスター》]]の[[効果]]を使う。~ [[《ジャイアントウィルス》]]・[[《バグマンX》]]・[[《バグマンY》]]・[[《バグマンZ》]]を[[デッキ]]から[[特殊召喚]]する。~ [[《魔轟神ルリー》]]・[[《魔轟神クルス》]]・[[《E−HERO ヘル・ブラット》]]・[[《トラップ・イーター》]]を併用する。~ -[[魔法・罠>魔法・罠カード]]~ [[《終焉の焔》]]・[[《デビルズ・サンクチュアリ》]]・[[《地獄の暴走召喚》]]・[[《血の代償》]]を使う。 -[[コンボ]]~ [[《トーチ・ゴーレム》]]と[[特殊召喚]][[モンスター]]1体、または[[《洗脳解除》]]を使う。~ [[《クリボー》]]と[[《増殖》]]、または[[《スケープ・ゴート》]]と[[《DNA改造手術》]]を使う。~ [[《ダーク・ネクロフィア》]]等で[[除外]]した[[モンスター]]を[[《異次元からの帰還》]]等で[[帰還]]させる。~ 1つ目の[[効果]]は[[相手]]が[[モンスター]]を[[召喚]]する度に[[トークン]]を[[召喚]]する[[誘発効果]]。~ 生成された[[幻魔トークン]]は[[生け贄]]や[[シンクロ素材]]に使える。~ この[[カード]]が場に存在する時に[[相手]]が[[表側攻撃表示]]で[[召喚]]する場合は大抵[[シンクロ召喚]]や[[エクシーズ召喚]]、[[モンスター効果]]などによるこの[[カード]]の[[除去]]狙いなので、[[壁]]が増える程度と思う方がいい。~ //[[幻魔トークン]]は[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]の[[生け贄]]としても活用可能。~ 2つ目の[[効果]]は1[[ターン]]に1度[[自分]]の[[モンスター]]を[[生け贄に捧げる]]事で[[攻撃力]]を上昇させる[[起動効果]]。~ [[攻撃力]]4000を上回る[[モンスター]]は少ないので、[[戦闘破壊]][[耐性]]を持つ[[《マシュマロン》]]や[[《魂を削る死霊》]]に対して[[《メテオ・ストライク》]]などで[[貫通]][[効果]]を付与して[[戦闘ダメージ]]を上げたり、[[モンスターカードゾーン]]が埋まりすぎた時に自発的に減らす用途で使うことになるだろう。~ [[攻撃力]]を集約する分[[《魔法の筒》]]が致命傷になりかねないので十分な注意が必要。~ 一時的な[[コントロール奪取]]を[[除去]]に変えることもできるが、[[禁止カード]]以外では[[《エネミーコントローラー》]]か[[《シンクロ・コントロール》]]くらいしかないのが難点。~ // [[三幻魔]]の中で唯一[[特殊召喚]]の際に払った[[コスト]]を[[回復]]できる可能性を持つ。~ // ([[《神炎皇ウリア》]]も相手のカードを[[破壊]]で[[カード・アドバンテージ]]を取り戻せるが。)~ // だが、3体の[[生け贄]]を展開するのは手間が掛かり、[[特殊召喚]]には3枚の[[カード]]を消費する場合が多い。~ //同じ[[攻撃力]]・[[守備力]]の[[《シューティング・クェーサー・ドラゴン》]]と対峙した場合には有効な[[効果]]に思えるが、普通に[[発動]]した場合、[[効果]]を[[無効]]にされた挙句[[破壊]]されてしまう。~ //[[リリース]]した[[モンスター]]も併せ多大な損失を被ってしまうので、一方的な[[戦闘破壊]]を狙う場合前もって[[除去]][[カード]]等を使用し[[無効]]化能力を消費させる必要がある。~ //-[[レベル]]10のため、[[三幻魔]]は全て[[《サイバー・エンド・ドラゴン》]]に[[《突然変異》]]することが可能だった。~ -原作・アニメにおいて―~ アニメGXで「十代vs影丸」にて登場。~ デザインモチーフは、恐らく[[三幻神]]の一体[[《オベリスクの巨神兵》]]であろう。~ [[生け贄]]を捧げて[[攻撃]]する部分に共通点が見られる。~ [[《幻魔の殉教者》]]によって[[特殊召喚]]された[[幻魔の殉教者トークン]]3体を[[生け贄]]に[[特殊召喚]]された。~ [[《E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン》]]を[[攻撃]]するが、[[《融合解除》]]によってかわされてしまい、[[巻き戻し>バトルステップの巻き戻し]]によって[[《E・HERO フレイム・ウィングマン》]]を[[戦闘破壊]]した。~ 最終的には《賢者の石−サバティエル》によって[[攻撃力]]14500となった[[《E・HERO エリクシーラー》]]によって[[戦闘破壊]]された。~ [[攻撃]]名は「&ruby(てんかいじゅうりんけん){天界蹂躙拳};」。~ ~ 初登場時の[[効果]]は以下のようになる。 このカードを生け贄召喚する場合、三体の生け贄を捧げなければならない。 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、 罠の効果を受け付けず、魔法・効果モンスターの効果は 発動ターンのみ有効となる。 相手がモンスターを召喚・特殊召喚した時、自分フィールド上に「幻魔トークン」 (悪魔族・闇・星1・攻/守1000)を同じ数だけ特殊召喚する。 このトークンは攻撃宣言を行う事ができない。 1ターンに1度だけ、自分フィールド上のモンスター2体を生け贄に捧げる事で、 このターンのエンドフェイズ時までこのカードの攻撃力は 生け贄に捧げたモンスターの攻撃力分アップする。 「十代&ヨハンvs[[ユベル>《ユベル》]]」戦では[[攻撃力]]0の[[効果モンスター]]《カオス・コア》の「[[攻撃]]を[[無効]]にする[[効果]]」の[[コスト]]として他2枚の[[三幻魔]]と共に[[墓地]]に送られ、《カオス・フォーム》の[[効果]]で[[攻撃力]]をコピーされた。~ その後、《暗黒の召喚神》の[[効果]]で[[特殊召喚]]され[[《混沌幻魔アーミタイル》]]の[[融合素材]]となった。 --この時、初登場時と同じく、[[相手]]が[[特殊召喚]]を行ったときも[[幻魔トークン]]が[[特殊召喚]]されていた。~ ただし、その後[[通常召喚]]も行われ、その時は[[モンスターカードゾーン]]に空きがなく[[幻魔トークン]]が[[特殊召喚]]されなかったため、OCGとの辻褄あわせはできている。 --「十代vs[[ユベル>《ユベル》]]」戦で[[ユベル>《ユベル》]]が[[《チェーン・マテリアル》]]との[[コンボ]]で[[《超融合》]]により[[融合召喚]]しようとした12の次元を統一する超融合神の[[融合素材]]として選んだ[[レベル]]10の[[モンスター]]がこの[[カード]]だった。 -神話・伝承において―~ おそらく名前の由来は四大天使の一員「ラファエル」だろう。~ ラファエルは元々はバビロニア南部のカルデア人によって信仰されていた神格であり「ラビエル」と呼ばれていたからである。~ ラファエルには「人間の霊魂を司るもの」という説明がある。~ この[[カード]]の[[トークン]]生成能力はここから付けられたのだろうか。 **関連カード [#t168f286] -[[《混沌幻魔アーミタイル》]] -[[《幻魔の殉教者》]] -[[幻魔トークン]] -[[《Token》(Phantasm)]] -[[三幻魔]] -[[《オベリスクの巨神兵》]] -[[《邪神ドレッド・ルート》]] -[[《Aggiba, the Malevolent Sh'nn S'yo》]] -[[《King of Destruction - Xexex》]] ―「[[生け贄]]で[[攻撃力]]が上昇する」[[効果]] -[[《アイルの小剣士》]] -[[《爆炎集合体 ガイヤ・ソウル》]] -[[《怨念の魂 業火》]] -[[《D−HERO ダッシュガイ》]] //-[[《幻魔皇ラビエル》]] -[[《ジュラック・ティラヌス》]] -[[《デスサイズ・キラー》]] -[[《E・HERO ジ・アース》]] **収録パック等 [#y040b2eb] -[[EXPERT EDITION Volume.4]] EE04-JP123 &size(10){[[Ultra]]}; -[[SHADOW OF INFINITY]] SOI-JP003 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]]}; -[[MASTER COLLECTION Volume 2>パックパッケージ#f91717ad]] MC2-JP003 &size(10){[[Secret]]}; **FAQ [#n6b9c5c7] Q:[[《ワイトキング》]]等の[[元々の攻撃力]]が変化している状態の[[モンスター]]を[[リリース]]した場合、アップする数値のどの数値を参照にしますか?~ A:[[テキスト]]に記載されている[[元々の攻撃力]]の数値を参照にします。(10/05/27)