*《&ruby(げんわく){幻惑};の&ruby(まきもの){巻物};/Scroll of Bewitchment》 [#raa641c8]
 装備魔法
 属性を1つ宣言して発動する。
 装備モンスターの属性は宣言した属性になる。 

 [[Spell of Mask −仮面の呪縛−]]で登場した[[装備魔法]]。~
 [[属性]]を1つ[[宣言]]して[[発動]]し、[[装備モンスター]]を[[宣言]]した[[属性]]に変更する[[効果]]を持つ。~

 [[エレメント]][[モンスター]]に装備することで片方の[[効果]]を得ることができる。~
 その中でも[[《エレメント・ソルジャー》]]・[[《エレメント・ザウルス》]]・[[《エレメント・デビル》]]の三体と相性がいい。~
 [[地属性]]を指定することで、[[効果]][[無効]]の能力を得ることが出来るのはなかなか便利。~
 場合によっては他の[[属性]]を選択し、[[炎属性]]を指定して[[攻撃力]]アップ、[[風属性]]を指定して[[連続攻撃]]といった臨機応変な使い方が可能となる。~
 装備[[対象]]は[[相手]][[モンスター]]でも良いため、[[フィールド]]の[[属性]]を参照する[[カード]]との[[コンボ]]が狙える。~
 他にも[[属性]]指定の[[シンクロモンスター]]や[[エクシーズモンスター]]の[[素材]]を用意する目的で使うこともできる。~

 [[相手]][[モンスター]]に装備させて[[《神禽王アレクトール》]]の[[特殊召喚]]サポートにもならなくはない。~
 似た要領で[[霊使い]]の[[効果]]の補助にも使える。~
 [[相手]][[モンスター]]に装備させて[[神属性]]を指定し、[[《御前試合》]]を[[発動]]すれば[[相手]]の展開を鈍らせることも可能。~

 しかし[[装備魔法]]である以上、装備[[モンスター]]がいなくなるだけで[[破壊]]されてしまうため不安定。~
 通常は使い減りしない[[《DNA移植手術》]]で事足りる。~
 こちらが勝るのは[[装備魔法]]故の即効性と、[[《ウォーター・ドラゴン》]]等の[[フィールド]]全体に[[効果]]が及ぶと都合が悪い[[カード]]を使用する場合ぐらいである。~
//とはいえ何をするにも回りくどく、また[[装備カード]]である点から非常に脆いのが難点。~
//何かしらの[[属性]]を必要とする[[カード]]は、ただでさえ[[汎用性]]が低く[[発動条件]]が厳しいが、それをこの[[カード]]で補助するのは輪をかけて運用が不安定になる事が大半である。~
 [[属性]]を変更するだけの[[効果]]も併せて[[アドバンテージ]]を稼ぎ辛い。~
 同じ[[属性]]変更[[カード]]には[[無効]]化されにくい[[《帝王の轟毅》]]や使い減りしない[[《DNA移植手術》]]が存在する。~
 [[【A・O・J】]]と相性は良いが、その場合も[[《DNA移植手術》]]で全体を[[光属性]]に変更した方が都合が良い。~
 同様に[[【ジェネクス】]]においても[[《A・ジェネクス・チェンジャー》]]や[[《A・ジェネクス・ケミストリ》]]といった専用の[[属性]]変更[[カード]]がある。~

-[[属性]]指定の[[融合]]や[[シンクロ召喚]]に使うという用途もある。~
この使い道は消費が少なくて済む[[《簡易融合》]]が優先されやすいが、[[《簡易融合》]]に該当しない組み合わせも作れる点や[[エクストラデッキ]]を圧迫しない点で勝る。~
 上記と比較すると[[《アームズ・ホール》]]や[[《パワー・ツール・ドラゴン》]]で[[サーチ]]可能な点で、この[[カード]]が勝っている。~
 [[《A・ジェネクス・チェンジャー》]]は[[召喚]]権を消費するが、自身も変更できるため装備[[対象]]を用意する手間が省ける。~
 [[【霊使い】>【魔法使い族】#Charmer]]のような必要に応じて[[属性]]を変える必要がある[[デッキ]]でも優先しやすい。~

-複数の[[属性]]に関する[[効果]]を持つ[[A・ジェネクス]]との相性が良い。~
[[ジェネクス]][[シンクロモンスター]]の[[シンクロ素材]]は[[属性]]が指定されていることが多いので、その点でも[[シナジー]]が見込める。~
しかし、同じ使い方であれば[[《A・ジェネクス・ケミストリ》]]でも充分であり、[[【ジェネクス】]]では大抵4枚目以降の採用となる。~

-[[英語名]]の「Bewitchment」は「魔法の言葉」を意味する英単語である。~
元となった「Bewitch」は「〜〜に魔法をかける」という意味であり、その影響を受けて属性が変わるという解釈だろう。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメオリジナル「乃亜編」における「本田&御伽&静香vsビッグ4(大田)」戦で、静香の[[手札]]にあるのが確認できる。~
--この[[カード]]ではないが、アニメGXの「十代vsヨハンvs藤原」戦において、藤原が同じ[[効果]]を持ち、毎[[ターン]][[対象]]を変更できる[[永続罠]]《属性変化−アトリビュート・カメレオン》を使用した。~

**関連カード [#t9664107]
-[[《A・ジェネクス・ケミストリ》]]
―[[属性]]を変更する[[カード]]は[[《DNA移植手術》>《DNA移植手術》#qa75cc54]]を参照

-[[《錬金生物 ホムンクルス》]]

-[[《始源の帝王》]]

-[[《DNA移植手術》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#z5ef18b9]
-[[【A・O・J】]]
-[[【霊使い】>【魔法使い族】#Charmer]]

**収録パック等 [#e3a919b2]

-[[Spell of Mask −仮面の呪縛−]] SM-47
-[[DUELIST LEGACY Volume.3]] DL3-084
-[[BEGINNER'S EDITION 1]] BE1-JP243
-[[BEGINNER'S EDITION 1(第7期)]] BE01-JP202

**FAQ [#hfef98c5]
Q:[[属性]]を[[宣言]]するのは、いつですか?~
A:[[発動]]時です。
//消されていたため復帰。

Q:この[[カード]]を別々の[[属性]]を[[宣言]]し2枚装備させた場合、後から装備させた[[属性]]が有効ですか?~
A:はい、後から装備した方が有効になります。(10/09/01)

Q:[[《力の集約》]]で別々の[[属性]]を[[宣言]]した2枚を同時に装備させた場合、どうなりますか?~
A:[[《力の集約》]]を[[発動]]した[[プレイヤー]]がどちらが有効かを決めます。(10/09/01)

Q:[[《移り気な仕立屋》]]で別の[[モンスター]]に装備[[対象]]を変えたとき、[[属性]]を[[宣言]]し直すことはできますか?~
A:いいえ、できません。最初に[[宣言]]した[[属性]]のままです。

Q:[[《DNA移植手術》]][[適用]]中にこの[[カード]]を[[発動]]した場合、[[装備モンスター]]の[[属性]]はどうなりますか?~
A:この[[カード]]の[[発動]]時に[[宣言]]した[[属性]]になります。(13/11/01)
//A:[[《DNA移植手術》]][[適用]]中には、《幻惑の巻物》を[[発動]]できません。(10/08/10)
//DNA移植手術からコピーしました

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