装備魔法 属性を1つ宣言して発動する。 装備モンスターの属性は宣言した属性になる。
Spell of Mask −仮面の呪縛−で登場した装備魔法。
属性を1つ宣言して発動し、装備モンスターを宣言した属性に変更する効果を持つ。
自他双方のモンスターの属性を操作できるカードは未だ稀少で、フィールドの属性を参照するカードとのコンボが狙える。
他にも属性を指定するシンクロ素材やエクシーズ素材の用意、各召喚獣の使い分けにも利用出来る。
しかし装備魔法である以上、装備モンスターがいなくなるだけで破壊されてしまうため不安定。
属性を変更するだけの効果も併せてアドバンテージを稼ぎ辛い。
同じ属性変更カードには無効化されにくい《帝王の轟毅》や使い減りしない《DNA移植手術》が存在する。
【A・O・J】と相性は良いが、その場合も《DNA移植手術》で全体を光属性に変更した方が都合が良い。
同様に【ジェネクス】においても《A・ジェネクス・チェンジャー》や《A・ジェネクス・ケミストリ》といった専用の属性変更カードがある。
相手モンスターの属性を変えるにしても、壊獣などを相手フィールドに特殊召喚する方が除去にもなり有用であることが多い。
属性を変更するだけなら上記の通り使い勝手のいいものはいくらでもあるので、このカードを使うならば「手札に来た時点で属性を選べること」「装備魔法であること」「相手のモンスターにも使え、1体だけに作用すること」のいずれかがメリットとして働くデッキに採用したい。
特に壊獣や《DNA移植手術》は構築段階あるいは展開後に属性が固定されがちなので、必要に応じて属性を選べる点に注目すると良いだろう。
相性のいいもので例を挙げるなら、複数種類の霊術または霊使いを採用した【霊使い】などが挙げられる。
また《アームズ・ホール》や《パワー・ツール・ドラゴン》でサーチ可能な点ではこのカードが勝っているため、余力があるならばこれらを併用しても良い。
―効果関連
Q:このカードを別々の属性を宣言し2枚装備させた場合、後から装備させた属性が有効ですか?
A:はい、後から装備した方が有効になります。(10/09/01)
Q:《力の集約》で別々の属性を宣言した2枚を同時に装備させた場合、どうなりますか?
A:《力の集約》を発動したプレイヤーがどちらが有効かを決めます。(10/09/01)
Q:《移り気な仕立屋》で別のモンスターに装備対象を変えたとき、属性を宣言し直すことはできますか?
A:いいえ、できません。最初に宣言した属性のままです。
Q:《DNA移植手術》適用中にこのカードを発動した場合、装備モンスターの属性はどうなりますか?
A:このカードの発動時に宣言した属性になります。(13/11/01)
Q:《妖精伝姫−シンデレラ》の効果でこのカードを装備できますか?
A:装備できますが、属性は宣言されていませんので、属性は変化しません。(16/10/13)