通常魔法 手札から「アンティーク・ギア」と名のついたモンスターカード1枚を選択する。 選択したカードの倍のレベルになるように 墓地の「アンティーク・ギア」と名のつくカードをゲームから除外する。 選択したカードはこのターンに限り召喚時に生け贄は必要なくなる。
SHADOW OF INFINITYで登場した通常魔法。
アンティーク・ギア1体を、墓地のアンティーク・ギアを除外することでリリースなしで召喚できる。
発動条件は、《E・HERO プリズマー》の効果で《古代の機械巨人》を墓地へ送ると満たしやすい。
《古代の機械究極巨人》の融合召喚を考慮する場合は自然に行うことができ、【古代の機械】では《古代の機械巨人》を3枚積むことも多いためデッキから枯渇する心配も少ない。
最上級モンスターの比率が高い【古代の機械】のデッキタイプとは比較的マッチしており、《トレード・イン》で墓地へ送った最上級アンティーク・ギアでも発動を補助できる。
ただし、墓地の《古代の機械巨人》を全て除外してしまうと、《古代の機械究極巨人》の《古代の機械巨人》を特殊召喚する効果が使えなくなることに注意。
サルベージカードである《古代の整備場》との相性も非常に悪い。
リリースを減らす最有力候補は《古代の機械巨人》だが、そのためには合計16レベルのアンティーク・ギアを除外しなければならず、安定性に大きく問題がある。
最も少ない《古代の機械工兵》でも合計10レベルが必要となる。
リリース1体ならこのカードに頼らずとも、《歯車街》や《機動砦 ストロング・ホールド》、《ギガンテス》、《デビルズ・サンクチュアリ》等で事足りる。
リリース2体にしても、《素早いモモンガ》・《ダンディライオン》を使えば大して変わらない効率での生け贄召喚が可能。
発動条件自体が厳しいカードとのコンボを狙うのは、手札事故を誘発する危険性を増大させてしまう。
やはり《血の代償》・《歯車街》・《古代の機械城》・《死皇帝の陵墓》等の方が召喚補助として有効である。
【古代の機械】であっても、特にテーマ性を重視するのでなければオススメはできない。
―イラスト関連