*《&ruby(アンティーク・ギア・カオス・ジャイアント){古代の機械混沌巨人};》 [#top]
 融合・効果モンスター
 星10/闇属性/機械族/攻4500/守3000
 「アンティーク・ギア」モンスター×4
 このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
 (1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
 このカードは魔法・罠カードの効果を受けず、
 相手はバトルフェイズ中にモンスターの効果を発動できない。
 (2):このカードは相手モンスター全てに1回ずつ攻撃でき、
 守備表示モンスターを攻撃した場合、
 その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:https://twitter.com/YuGiOh_OCG_INFO/status/778562393911590912

 [[レイジング・テンペスト]]で登場する[[闇属性]]・[[機械族]]の[[融合モンスター]]。~
 [[魔法・罠カード]]の[[効果を受けない]][[効果]]、[[バトルフェイズ]]中の[[相手]]の[[モンスター効果]]の[[発動]]を封じる[[効果]]、[[全体攻撃]]、[[貫通]][[効果]]を持つ。~

 [[融合素材]]が4体と[[重い]]ものの[[機械族]]・[[闇属性]]なので[[《オーバーロード・フュージョン》]]ならば[[墓地コスト]]のみで[[融合召喚]]できる。~
// [[融合素材]]が4体と重いものの[[機械族]]・[[闇属性]]なので[[《オーバーロード・フュージョン》]]ならば容易に[[融合召喚]]できる。~
//墓地コストが使えるとはいえ4体素材は容易と言っていいのか怪しいので
 また、[[自分]][[フィールド]]に[[モンスター]]がいない状況で[[手札]]に[[《古代の機械射出機》]]と[[《歯車街》]]の2枚があれば[[召喚]]権を使わずに[[融合召喚]]できる。~
 [[《古代の機械射出機》]]で[[《歯車街》]]を[[破壊]]し[[《古代の機械飛竜》]]と[[《古代の機械猟犬》]]を[[リクルート]]し[[《古代の機械箱》]]を[[サーチ]]、[[《古代の機械箱》]]で[[《古代の機械騎士》]]等を[[サーチ]]すれば良い。~
 [[《古代の機械猟犬》]]に[[《地獄の暴走召喚》]]を使い展開するのも手で、[[全体攻撃]]できるために[[相手]][[モンスター]]が増える点も[[攻撃]]回数を増やし活用できる。~

 (1)の[[効果]]により、[[魔法・罠カード]]の[[効果を受けない]]ため、[[《奈落の落とし穴》]]などの[[除去]]を受けずに[[攻撃]]できる。~
 [[バトルフェイズ]]中の[[モンスター効果]]の[[発動]]も防げるので、[[《超電磁タートル》]]・[[《オネスト》]]などでも妨害されず、[[攻撃]]を通しやすい。~
 [[《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》]]と[[戦闘]]を行ってもこちらが一方的に[[戦闘破壊]]できる。~
 だが、他の[[アンティーク・ギア]]と異なり、[[バトルフェイズ]]中の[[相手]]の[[魔法・罠カード]]の[[発動]]までは防げず、[[《プライドの咆哮》]]などを使われれば[[戦闘破壊]]される。~
 また[[モンスター]]であっても[[《邪神アバター》]]等の、[[発動]]ではない[[永続効果]]にも無力である。~
 [[バトルフェイズ]]以外に[[発動]]する[[モンスター効果]]には無防備なため、使わせることなく[[フィニッシャー]]とするのが好ましい。~

 (2)は[[貫通]]を持った[[全体攻撃]][[効果]]であり、自身の[[攻撃力]]は4500もあるため、大抵は[[相手]][[モンスター]]を全て[[破壊]]できる。~
 [[破壊]][[耐性]]持ちには[[守備力]]の低めのものが多く、[[貫通]][[効果]]で[[ダメージ]]を通せるためあまり気にならない。~
 [[トークン]]などを並べた後に出して[[攻撃]]を行えば[[1ターンキル]]すらも容易になり、こちらから押し付ける戦術も有効となる。~
 中でも[[《ブラック・ガーデン》]]とは相性が良く、この[[カード]]は一切[[弱体化]]しないまま[[ローズ・トークン]]を[[攻撃]]できる。~
 [[《歯車街》]]との兼ね合いはあるが、[[フィールド魔法]]を扱いやすい[[デッキ]]のため、忍ばせて活用するのはさほど難しくないだろう。~

 [[《古代の機械究極巨人》]]と比較した場合、こちらは[[耐性]]により場持ちが良く、複数の[[モンスター]]が並んでいる場合に威力を発揮する。~
 しかし、[[融合素材]]が多く、[[自分]]の[[カード]]でサポートしにくい。~
 あちらは[[《リミッター解除》]]などでサポート可能であり、[[破壊]]されてもフォローが効く。~
 だが[[攻撃]]時の[[魔法・罠カード]]封印[[効果]]しかなく、1体しか[[攻撃]]できない。~
 両者の長所、短所が明確に違うため、両方投入して使い分けるのが得策か。~
 [[《古代の機械射出機》]]・[[《歯車街》]]があればどちらにもつなげられるので、状況に応じて使い分けたい。~

-[[魔法カード]]の[[効果]]を受けないため、[[フィールド]]上では[[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]]以外の[[融合モンスター]]の[[融合素材]]にできない。~
//-[[魔法カード]]の[[効果]]を受け付けないため、[[《パワー・ボンド》]]で[[融合]]しても恩恵を受けられない。~
//パワーボンドで出せる、効果を受けない融合モンスターがこのカード以外いないのでCO。発売後に問い合わせる必要あり。

-現在のところ[[アンティーク・ギア]]では唯一の[[地属性]]以外の[[モンスター]]。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメARC-Vの「黒咲vsデニス」(2戦目)でデニスが使用。~
[[魔法カード]]《&ruby(アンティーク・ギア・カオス・フュージョン){古代の機械混沌融合};》の[[効果]]で、[[《古代の機械猟犬》]]・《&ruby(アンティーク・ギア・ダブルバイト・ハウンドドッグ){古代の機械双頭猟犬};》・《&ruby(アンティーク・ギア・トリプルバイト・ハウンドドッグ){古代の機械参頭猟犬};》・《&ruby(アンティーク・ギア・アルティメット・ハウンドドッグ){古代の機械究極猟犬};》を[[融合素材]]に[[融合召喚]]される。~
自身の[[効果]]により[[永続罠]]《RR−ロック・チェーン》の[[効果]]を受けず、更に[[《RR−レヴォリューション・ファルコン》]]の[[効果]]を封じて[[戦闘破壊]]し黒咲の[[ライフ]]を0にしようとする。~
だが、[[《RR−ラスト・ストリクス》]]の[[効果]]で[[ライフ]]を残されため仕留められず、そのまま[[《RR−ラスト・ストリクス》]]も[[戦闘破壊]]する。~
そして、返しの[[ターン]]に[[《RUM−ソウル・シェイブ・フォース》]]で呼び出された[[《RR−サテライト・キャノン・ファルコン》]]に[[攻撃力]]を500まで削られ、そのまま[[戦闘破壊]]されデニスは敗北した。~
「遊矢&黒咲vsオべリスク・フォース」戦ではオべリスク・フォースの一人が[[《古代の機械猟犬》]]の[[効果]]で[[融合召喚]]している。~
[[連続攻撃]]で遊矢たちの[[フィールド]]を一掃した上で勝負を決めようとしたが、乱入してきたカイトが[[発動]]した[[アクションマジック>魔法カード]]《クイックガード》によって防御される。~
直後のカイトの[[ターン]]に[[《銀河眼の光波竜》]]によって[[カード名]]を変更された上で[[コントロール奪取]]され、そのまま敗北する。~
また、その巨体を活かしてリアルソリッド・ビジョンで物理的にハートランドを粉砕している回想シーンが度々描写されている。~
[[攻撃]]名は「クラッシュ・オブ・ダークネス」。~

--アニメでは以下の[[テキスト]]だった。~
 「古代の機械猟犬」+「古代の機械双頭猟犬」+「古代の機械参頭猟犬」+「古代の機械究極猟犬」
 (1):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、相手の魔法・罠カードの効果の対象にならず、効果も受けない。
 (2):このカードは相手モンスター全てに1回ずつ攻撃できる。
 (3):このカードが攻撃する場合のダメージステップ終了時まで、相手フィールドのモンスターの効果は無効化される。 
[[OCG]]化に際して(1)は(3)と統合され、[[対象]]に選択できるようになり、[[バトルフェイズ]]の[[相手]]の[[モンスター効果]]の[[発動]]自体を封じるようになった。~
また、(2)の[[効果]]は[[貫通]]が追加された。~
[[融合素材]]は格段に緩くなっているが、[[融合召喚]]以外で[[特殊召喚]]できなくなった。~
また[[OCG]]版[[イラスト]]では[[《古代の機械猟犬》]]と同じく体全体に薄汚れや錆が付着した、既存の[[アンティーク・ギア]]にやや近いものに変わっている。~

--アニメの[[融合素材]]では、[[《古代の機械猟犬》]]、その2体[[融合]]と3体[[融合]]、さらに3体[[融合]]+[[古代の機械]]の[[融合]]が必要。~
正規手順で出すには、[[《古代の機械猟犬》]]9体、何らかの[[古代の機械]][[モンスター]]1体、[[《融合》]]4枚が必要と、破格の重さである。~
オベリスク・フォースによる多人数での[[モンスター]]共有を前提にデザインされた[[カード]]といってよいだろう。~
ただし、アニメでは[[融合召喚]]扱いで[[特殊召喚]]する[[通常罠]]《&ruby(アンティーク・ギア・リバース・フュージョン){古代の機械再生融合};》を始め[[召喚条件]]を無視して[[特殊召喚]]する[[サポートカード]]が多く存在しているので、正規の[[召喚]]以外ではそう出し辛い訳ではない。~

--[[攻撃]]パターンは3つありデニスが使用した時は[[相手>《RR−レヴォリューション・ファルコン》]]を掴んで空中に上昇し地面に叩きつける「クラッシュ・オブ・ダークネス」と、手の先で[[相手>《RR−ラスト・ストリクス》]]を軽く小突く攻撃を使用したが、オべリスク・フォースの一人が使用時には手からレーザー光線を放つものだった。~

--デニスの[[融合召喚]]時の口上は「いにしえの魂受け継ぎし機械仕掛けの猟犬どもよ!その10の首混じり合わせ混沌にして絶大なる力とならん![[融合召喚]]!現れろ![[レベル]]10!《古代の機械混沌巨人》!」~
オべリスク・フォースの一人が使用した際には、上記の口上の[[レベル]]と[[カード名]]の間に「この世の全てを形無き混沌に帰す 究極破壊神」という言葉が加えられている。~
なお、この「10の首」とは[[融合素材]]となった[[モンスター]]達の首を合計した数値と思われる。~
また、この[[カード]]の全身には頭部を含めて獣の頭のようなデザインが10ヶ所ほど確認できる。

--エクシーズ次元を物理的に蹂躙した印象が強いためか、エクシーズ次元出身のデュエリストはこの[[モンスター]]の登場に強い反応を示す。~
黒咲はこの[[モンスター]]及び使用者に憎悪を抱いており、サヤカはトラウマと恐怖心から逃げ出したほどである。~
また、その物理的破壊力は[[デュエル]]の展開にも影響を及ぼしており、デニス使用時にはコースが破壊されたためにデニスは2度も[[アクションマジック>魔法カード]]の獲得に失敗しており、オベリスク・フォース使用時には逃げたサヤカを助けるため瓦礫を受けた黒咲が負傷し[[デュエル]]続行不能に陥っている。~


//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[アンティーク・ギア]]

-[[《伝説のフィッシャーマン三世》]]

-[[《オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン》]]

//―《古代の機械混沌巨人》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[レイジング・テンペスト]] RATE-JP041 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]],[[Secret]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

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