古代の機械城(アンティーク・ギアキャッスル)/Ancient Gear Castle》

永続魔法
フィールド上に表側表示で存在する「アンティーク・ギア」と名のついた
モンスターの攻撃力は300ポイントアップする。
モンスターが通常召喚される度に、このカードにカウンターを1つ置く。
「アンティーク・ギア」と名のついたモンスターを生け贄召喚する場合、
必要な生け贄の数以上のカウンターが乗っていれば、
このカードを生け贄の代わりにする事ができる。

 SHADOW OF INFINITYで登場した、「アンティーク・ギア」専用のサポートカード。
 上級モンスター生け贄召喚を助け、更に戦闘を補助する永続魔法
 【古代の機械】ではかなり重要なカードであり、デッキに3枚投入もあり得る。

 全体強化魔法というよりは、上級最上級アンティーク・ギア」の専用召喚サポートと言った方が正しいだろう。
 なお、「通常召喚される度」は「自分限定」ではないので、相手の通常召喚にも反応しカウンター個数を増やせる。
 首尾良く運べば、たとえ最上級モンスターであっても十分に高速召喚できる。
 結局、1枚分のディスアドバンテージにはなるが、《古代の機械巨人》生け贄にするなら効率は悪くない。

 次々と通常召喚することが可能であるガジェットとの相性がかなり良いのは嬉しいところ。
 フィールド魔法ではないため、《死皇帝の陵墓》との併用が出来るのも利点。
 ライフを失いたくない時にこのカードを生け贄に捧げることで安定して召喚できる。
 だが、《死皇帝の陵墓》と比較すると速効性には欠けるという弱点もある。
 《血の代償》無しでは、何処まで頑張っても発動した次の自分のターンにならない限りは生け贄の代わりに消費することができないのだ。
 (→FAQ参照)

 また少々不足ではあるものの、攻撃力アップの影響も決して小さくない。
 特に、攻撃力の低さがネックとなる《古代の機械兵士》《古代の機械工兵》《古代の機械獣》にとっては利用価値が高い。

 ただ、このデッキのメインはあくまでも《古代の機械巨人》である。
 《死皇帝の陵墓》《ダンディライオン》《黄泉ガエル》等の召喚サポートが多い現在では【古代の機械】自体が微妙な立場に立たされている。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:このカードのカウンター《マジック・ガードナー》カウンターは同じものとして扱うことが出来ますか?
A:調整中

Q:相手が通常召喚したときもこのカードにカウンターを置きますか?
A:はい、相手が通常召喚した時もカウンターを置きます。

Q:生け贄の代わりとする効果チェーンブロックを作りますか?
A:いいえ、作りません。

Q:《生贄封じの仮面》発動中に、生け贄の代わりとする効果を使えますか?
A:いいえ、使えません。この効果は、このカードを生け贄とする扱いになります。

Q:《血の代償》効果による通常召喚時に、生け贄の代わりとする効果を使えますか?
A:いいえ、使えません。《血の代償》との同時併用は不可能です。
  ただ、同一メインフェイズ1に以下の流れを行うことは可能です。
  「このカード発動→《血の代償》による通常召喚(カウンター乗る)→このカードを生け贄に1ターンに1度の通常召喚《古代の機械獣》召喚