*《&ruby(アンティーク・ギアキャッスル){古代の機械城};/Ancient Gear Castle》[#s5e1904b]
 永続魔法
 フィールド上に表側表示で存在する「アンティーク・ギア」と名のついた
 モンスターの攻撃力は300ポイントアップする。
 モンスターが通常召喚される度に、このカードにカウンターを1つ置く。
 「アンティーク・ギア」と名のついたモンスターを生け贄召喚する場合、
 必要な生け贄の数以上のカウンターが乗っていれば、
 このカードを生け贄の代わりにする事ができる。

 [[SHADOW OF INFINITY]]で登場した[[永続魔法]]。~
 「[[アンティーク・ギア]]」[[上級モンスター]]の[[生け贄召喚]]を助け、更に[[戦闘]]を補助する[[効果]]を持つ。~
 かつての[[【古代の機械】]]では比較的重要な[[カード]]であり、[[デッキ]]に3枚投入もあり得た。

 まず、[[全体強化]]魔法として特に[[下級]]の[[アンティーク・ギア]]の補助として活躍できる。~
 特にやや[[攻撃力]]不足な[[レベル]]6以下の[[アンティーク・ギア]]にとっては利用価値が高い。~
 通常時の[[ステータス]]では[[戦闘]]で勝てなかった[[相手]][[モンスター]]に対抗できるようになることも多いだろう。~
 ただ、[[攻撃力]]上昇がやや小さいため、その意味では他の[[カード]]に頼った方がいい場合も多い。~

 ゆえに実際には[[上級]]「[[アンティーク・ギア]]」の専用[[召喚]]補助としての役割が主となる。~
 [[自分]]・[[相手]]の[[通常召喚]]([[召喚]]だけではなく[[セット]]でも)で[[カウンター]]がたまる。~
 ゆえに、この[[カード]]を貼って次の[[自分]]のターンにはもう2個の[[カウンター]]がたまっていることも多く、上級の[[アンティーク・ギア]]を[[フィールド]]の[[モンスター]]を消費することなく[[召喚]]できることは非常に有用である。~
 ただ、逆に考えると複数の[[ターン]]維持して[[カウンター]]をたくさんためても、その間の[[攻撃力]]上昇と、[[カウンター]]二つだけで事足りる[[最上級モンスター]]の補助にしかならないのは残念かもしれない。

// 次々と[[通常召喚]]できる[[ガジェット]]との相性がよい。~
 さらに[[フィールド魔法]]ではないため、[[《死皇帝の陵墓》]]との併用が出来るのも利点。~
 もちろん、[[《死皇帝の陵墓》]]での[[通常召喚]]でも[[カウンター]]は乗り、その後ライフを失いたくない時にこのカードを[[生け贄に捧げる]]ことで安定して[[召喚]]できる。~
 [[《死皇帝の陵墓》]]とは違い、[[通常召喚]]の[[リリース]]として使う場合に[[チェーンブロック]]も作られないので、[[優先権]]があればこの[[通常召喚]]を妨害されないのも[[メリット]]。~
// だが、同じく[[召喚]]補助としての役目を担う[[《死皇帝の陵墓》]]と比較すると速効性には欠けている。~
 また、[[《血の代償》]]によって[[生け贄]]の代わりにすることはできるが、これは[[自分]]の[[ターン]]にしか[[生け贄に捧げる]]事ができない。~
 (→[[FAQ>#jefac9e3]]参照)

-[[《連合軍》]]などとは違い、[[相手]]の[[アンティーク・ギア]]も[[攻撃力]]アップする。

-[[テキスト]]に書いてある[[カウンター]]を[[置く]]条件は、ただの"[[通常召喚]]"である。~
[[通常召喚]]される[[モンスター]]に[[アンティーク・ギア]]の名がついている必要はない。

-[[生け贄]]の代わりにする場合、[[生け贄]]の数全てをまかなえる状況でないと代わりにはできない。~
「[[カウンター]]が1つ乗ったこの[[カード]]+[[フィールド]]の[[モンスター]]1体」で[[《古代の機械巨人》]]を[[召喚]]することはできない。

-英語版の[[テキスト]]では「[[モンスター]]が[[召喚]]または[[セット]]されるたびに」と非常にわかりやすい文章になっている。~
ただし、[[特殊召喚]]の[[セット]]に関しては触れられていない。

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXにおける「クロノスvsカミューラ」戦においてクロノスが使用。~
[[《古代の機械兵士》]]と[[《古代の機械獣》]]を[[強化]]し、[[《古代の機械巨人》]]を[[召喚]]した。~
「vsナポレオン」戦でも[[《古代の機械兵士》]]を[[強化]]し、[[《古代の機械工兵》]]の[[召喚]]に使われた。

--[[フィールド魔法]]の様な[[効果]]にもかかわらず[[永続魔法]]なのは、上記の初登場時の[[相手]]が[[フィールド魔法]]《不死の王国−ヘルヴァニア》を使用していたためと推測される。~
そのおかげで、[[《歯車街》]]と共存する事、この[[カード]]を複数並べる事もできる。

**関連カード [#se61c7f4]
-[[アンティーク・ギア]]

-[[《歯車街》]]

**収録パック等 [#w37e01af]
-[[EXPERT EDITION Volume.4]] EE04-JP167 &size(10){[[Super]]};
-[[SHADOW OF INFINITY]] SOI-JP047 &size(10){[[Super]],[[Ultimate]]};
-[[ストラクチャーデッキ−機械の叛乱−]] SD10-JP023

**FAQ [#jefac9e3]
Q:このカードの[[カウンター]]と[[《マジック・ガードナー》]]の[[カウンター]]は同じものとして扱うことが出来ますか?~
A:いいえ、[[カウンター]]に名前はありませんが、違う物として考えます。~
[[アンティーク・ギア]]と名のついた[[モンスター]]を[[生け贄召喚]]する場合に、代わりに必要な[[カウンター]]は、この[[カードの効果]]で乗せられたものでなければなりません。(08/09/16)

Q:[[相手]]が[[通常召喚]]したときもこのカードに[[カウンター]]を置きますか?~
A:はい、[[相手]]が[[通常召喚]]した時も[[カウンター]]を置きます。

Q:[[相手]]が[[通常召喚]]の権利を使って[[モンスター]]を[[セット]]した場合も、[[カウンター]]を置きますか?~
A:はい、[[セット]]したときも[[カウンター]]を置きます。条件が「[[召喚]]」ではなく「[[通常召喚]]」だからです。

Q:[[生け贄]]の代わりとする[[効果]]は[[チェーンブロック]]を作りますか?~
A:いいえ、作りません。

Q:[[《生贄封じの仮面》]][[発動]]中に、[[生け贄]]の代わりとする[[効果]]を使えますか?~
A:いいえ、使えません。この[[効果]]は、このカードを[[生け贄]]とする扱いになります。

Q:[[《血の代償》]]の[[効果]]による[[通常召喚]]時に、[[生け贄]]の代わりとする[[効果]]を使えますか?~
A:[[生け贄]]の代わりにできます。(10/07/01)
//メール質問内容
//Q:自分フィールド上にカウンターが2個以上乗った《古代の機械城》が存在する時に、自分フィールド上の《血の代償》の効果による《古代の機械巨人》の通常召喚時に《古代の機械城》をリリースする事は出来ますか?

Q:[[デュアル]][[モンスター]]を[[再度召喚]]を行った際にこのカードに[[カウンター]]は置かれますか?~
A:はい、[[カウンター]]を1つのせることができます。2回目の[[召喚]]が[[通常召喚]]扱いのためです。(2008/04/30)

Q:このカードを[[生け贄]]に捧げて「[[アンティーク・ギア]]」の[[上級モンスター]]を[[セット]]できますか?~
A:はい、可能です。(08/10/01)
//メールでの質問内容
//Q:自分フィールド上に表側表示で存在し、カウンターが2つ乗っている《古代の機械城》をリリースして、《古代の機械巨人》または《古代の機械巨竜》をセットできますか?
//A:カウンターが置かれた「古代の機械城」をリリースして、「古代の機械巨人」「古代の機械巨竜」を裏側守備表示でアドバンス召喚する事ができます。