効果モンスター 星４/地属性/機械族/攻 500/守2000 このカードがドロー以外の方法でデッキまたは墓地から手札に加わった場合、 デッキから「古代の機械箱」以外の攻撃力または守備力が５００の 機械族・地属性モンスター１体を手札に加える事ができる。 「古代の機械箱」の効果は１ターンに１度しか発動できない。
PRIMAL ORIGINで登場した地属性・機械族の下級モンスター。
アンティーク・ギアの名を持ち、自身のサーチまたはサルベージに成功した場合にサーチを行う誘発効果を持つ。
デッキから手札に加える手段としては、《ギアギガント Ｘ》や《ギアギアングラー》の効果が考えられる。
墓地から手札に加える手段としては、《古代の整備場》や《死者転生》等が有効。
手札に加わった場合なので、フィールドに関係なくサーチによりハンド・アドバンテージを稼げる。
《ギアギアングラー》等のギアギアはアドバンテージを稼ぐ効果を持つため、サーチしてさらにアドバンテージを稼ぐことが可能。
【古代の機械】では、《古代の機械究極巨人》の融合素材を揃えるために利用できる。
このカードでもう１体のアンティーク・ギアを呼ぶことで２体分の融合素材が揃うので、３体の融合素材を必要とする重さをいくらか軽減できるだろう。
《古代の機械巨人》はサーチできないが、そちらは《Ｅ・ＨＥＲＯ プリズマー》などでの補助に任せたい。
このカードでサーチできるアンティーク・ギアは２種いるが、基本的には単体での実用性から《古代の機械騎士》が優先される。
《古代の機械砲台》をサーチする場合は、このカード自身にも対応する《機械複製術》などとコンボを狙わないと厳しい。
しかし、サーチ対象の範囲が非常に狭く、上記以外の活用法には乏しい。
効果自体は《ギアギアングラー》以外に明確なシナジーを持つものが無く、サーチしても手札で持て余す場合がほとんどである。
また、このカードも手札に加えた後はバニラでしかなく、壁と融合素材以外の有効活用方法をほとんど持たない。
手札を増やせる利点も、サーチ対象も自身も特殊召喚効果を持たないようでは増やすメリットが大いに減じられる。
そもそもこのカードをサーチ・サルベージできるカードは、このカードを介さずともサーチ対象を加える事ができるので、あえてこの効果を使う必要が無いのも難点である。
《二重召喚》での展開も考えられるが、それなら《ブリキンギョ》や《トイナイト》を加えるだけでも充分である。
【古代の機械】で採用する場合も、融合召喚に繋げることありきのカードであることを念頭において投入するようにしたい。
―攻撃力500
―守備力500