効果モンスター 星5/地属性/機械族/攻 500/守2500 このカードは特殊召喚できない。 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分フィールドのモンスターが、存在しない場合または機械族・地属性モンスターのみの場合、 このカードはリリースなしで召喚できる。 (2):相手が魔法・罠カードの効果を発動した時、 自分の手札・フィールド(表側表示)の機械族モンスター1体または デッキの「古代の機械巨人」1体を墓地へ送って発動できる。 その効果を無効にする。
Vジャンプ(2024年5月号) 付属カードで登場する地属性・機械族の上級モンスター。
特殊召喚できない効果外テキスト、自分フィールドに地属性・機械族以外のモンスターが存在しない場合にリリースなしで召喚できる効果、相手の魔法・罠カードの効果の発動時、手札・フィールドの機械族またはデッキの《古代の機械巨人》を墓地へ送り、その効果を無効にする効果を持つ。
効果外テキストによって特殊召喚できないものの、アンティーク・ギアであるため、《古代の機械射出機》・《古代の機械戦車兵》等で召喚条件を無視して特殊召喚することはできる。
その他、(1)以外にも《歯車街》・《古代の進軍》等でもリリースをなくすことができる。
また、攻撃力500なので《古代の機械箱》からサーチできる。
(1)はリリース軽減効果。
【古代の機械】であればそれなりに安定して満たせる条件ではあるものの、直接アドバンテージを稼げるわけでもないこのカードに召喚権を割けるかはよく考えたい。
また純【古代の機械】でも《古代の機械混沌巨人》は闇属性である点は注意。
(2)は相手の魔法・罠カードの効果の発動の無効。
コストが必要だが、デッキの《古代の機械巨人》で賄えるのでほとんどノーコストのように扱える。
とはいえ、常にデッキに残っているとは限らないため、手札・フィールドから選ばなければならない状況も多い。
そういった場合には他にフィールドでの効果を持たないこのカード自身を墓地へ送ってもよいだろう。
パーミッション範囲は魔法・罠カード限定かつダメージステップに使用できないとはいえ、カードの発動を伴わない効果の発動も無効にできる。
ただし、上述した召喚条件を無視した特殊召喚を用いない限り、基本的には召喚から攻撃表示でフィールドに残りやすい。
その場合、攻撃力の低さがネックとなり適当な下級モンスターに容易に戦闘破壊されてしまうため、メインフェイズ1の抑止と割り切る運用も必要になる。
【古代の機械】で妨害へのケアとして使う場合、アンティーク・ギアには対象・破壊両方への耐性を付与し、アンティーク・ギアカードの効果の発動に相手がチェーンできなくなる《古代の機械要塞》が存在しており、召喚権の競争率も高い為相手に先攻を渡された場合の妨害札として採用するのが無難だろう。
なお(1)とは異なりこちらで要求する機械族は属性を問わないため、地属性以外の機械族を併用する場合には間違えないように注意。