*《&ruby(アルダンピール){交血鬼};−ヴァンパイア・シェリダン》 [#top]
 エクシーズ・効果モンスター
 ランク6/闇属性/アンデット族/攻2600/守1000
 レベル6モンスター×2体以上
 元々の持ち主が相手となるモンスターをこのカードのX召喚の素材とする場合、
 そのレベルを6として扱う。
 (1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
 相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
 そのカードを墓地へ送る。
 (2):1ターンに1度、フィールドのモンスターカードが、
 効果で相手の墓地へ送られた場合、または戦闘で破壊され相手の墓地へ送られた場合、
 このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
 そのモンスター1体を自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:https://twitter.com/YuGiOh_OCG_INFO/status/958641098078920704

 [[デッキビルドパック ダーク・セイヴァーズ]]で登場する[[闇属性]]・[[アンデット族]]の[[エクシーズモンスター]]。~
 [[相手]][[モンスター]]をこの[[カード]]の[[エクシーズ素材]]にする場合に[[レベル]]6として扱える[[効果外テキスト]]、[[相手]][[フィールドのカード]]を[[墓地へ送る]][[効果]]、[[フィールド]]の[[モンスター]]が[[効果]]または[[戦闘破壊]]で[[相手]]の[[墓地へ送られた]]場合に[[自分]][[フィールド]]に[[蘇生]]させる[[効果]]を持つ。~

 自身の[[効果外テキスト]]により、[[エクシーズ召喚]]に必要な分だけの[[レベル]]6[[モンスター]]を用意する手間を幾分か軽減できる。~
 [[妥協召喚]]可能な[[レベル]]6[[モンスター]]を出した上で[[《精神操作》]]の様な汎用[[コントロール奪取]]を用いれば簡単に行える。~
 [[《ゴヨウ・ガーディアン》]]・[[《メタファイズ・ホルス・ドラゴン》]]・[[《デスカイザー・ドラゴン》]]といった[[コントロール奪取]][[効果]]を持つ[[レベル]]6[[モンスター]]を利用するのも良い。~
 [[【聖刻】]]では適当な[[聖刻]][[モンスター]]を[[《エネミーコントローラー》]]で[[リリース]]する事で、[[特殊召喚]]した[[ドラゴン族]]と奪った[[モンスター]]とで[[エクシーズ召喚]]できる。~

 [[エクシーズ素材]]の条件は2体「以上」であり、複数の[[モンスター]]の[[コントロール]]を奪取しているのならばその全てを[[エクシーズ素材]]に使用できる。~
 [[デッキ]]自体が[[コントロール奪取]]を得意とする[[【霊使い】>【魔法使い族】#Charmer]]・[[【エーリアン】]]・[[【グレイドル】]]等にはうってつけの[[カード]]と言える。~
 [[《ダブルマジックアームバインド》]]なら簡単に2体を奪い[[エクシーズ召喚]]につながる。~
 [[《スウィッチヒーロー》]]ならば大量[[コントロール奪取]]も可能だが、[[自分]]の[[モンスター]]を送ってしまうため、(1)の[[効果]]で[[相手]]の[[墓地]]に[[モンスター]]が置けなくなる。~

 [[【ヴァンパイア】]]は現状[[ランク]]5の[[エクシーズ召喚]]を狙う[[デッキ]]なので[[レベル]]という観点ではやや噛み合わない。~
 [[自己再生]][[効果]]を持つ[[《ヴァンパイア・グレイス》]]ならば[[エクシーズ素材]]として利用しやすく、もう1体は[[コントロール奪取]]で補える。~
 例えば[[《紅貴士−ヴァンパイア・ブラム》]]なら[[相手]][[墓地]]の[[モンスター]]を[[特殊召喚]]できる(ただしこの場合は[[エクストラモンスターゾーン]]か[[リンク先]]が空いている必要はある)。~
 また、[[自己再生]]した[[《紅貴士−ヴァンパイア・ブラム》]]は[[エクシーズ素材]]が無いため、[[《RUM−幻影騎士団ラウンチ》]]でこの[[カード]]に繋げることもできる。~
 [[《アンデットワールド》]]を投入した[[【アンデット族】]]では[[コントロール奪取]]の手段が増えるので[[エクシーズ召喚]]も狙いやすくなる。~
 上記に挙げた[[カード]]以外にも、[[《傀儡虫》]]・[[《デスカイザー・ドラゴン》]]・[[《ゾンビ・マスター》]]・[[《闇竜の黒騎士》]]・[[《真紅眼の不死竜》]]などが存在する。~
 中でも[[《デスカイザー・ドラゴン》]]は上述の通り自身と[[蘇生]]させた[[モンスター]]で[[エクシーズ召喚]]可能なので[[シナジー]]が高い。~
//新カードで変わる可能性も高いがとりあえず現状を。ヴァンパイアカードでヴァンパイアデッキについて全く記載しないのも変だと思ったので
//ヴァンパイアはアンデット族テーマなのでアンデットワールド+傀儡虫という手も紹介してよさそうな?
//反映してみた

 (1)は[[相手]][[フィールドのカード]]を[[墓地へ送る]][[効果]]。~
 [[対象]]を取るものの[[破壊]][[耐性]]を無視でき、[[モンスター]]を[[除去]]したならば(2)の[[効果]]に繋げることも可能。~

 (2)は[[モンスターカード]]が[[効果]]または[[戦闘]]で[[フィールド]]から[[相手]]の[[墓地へ送られた]]場合に[[自分]][[フィールド]]に[[蘇生]]する[[効果]]。~
 [[守備表示]]で[[蘇生]]するため奪って即[[アタッカー]]にするのは無理だが、[[効果]]も有効なままで期間も区切られていないため[[汎用性]]は十分に高い。~
 [[リリース]]要員や[[リンク素材]]の他、([[エクシーズ召喚]]できる場所があれば)2体目の《交血鬼−ヴァンパイア・シェリダン》の[[エクシーズ素材]]にも転用できる。~
 この[[カードの効果]]には[[同名カード]]の[[発動]]回数制限はないため、呼び出した2体目でもう1度(1)⇒(2)の[[コンボ]]も狙っていける。~
 ただし、[[墓地へ送る]]条件と[[守備表示]]という条件から、[[ペンデュラムモンスター]]や[[リンクモンスター]]は奪えない点は注意。~

 総じて、自身の[[効果]]のかみ合いの良さと[[汎用性]]の高さ故に採用の幅は広い[[エクシーズモンスター]]と言える。~
 [[ランク]]6が狙える[[デッキ]]は勿論のこと、[[コントロール奪取]]をある程度採用した[[デッキ]]ならば保険として採用しておくのも良い。~

-[[エクシーズ素材]]が[[フィールド]]から[[墓地]]に行っても「[[モンスターカード]]が」という(2)の[[効果]]の条件を満たせない点に注意。

-(1)(2)を併用すれば1[[ターン]]で[[エクシーズ素材]]2つを消費できるため、[[効果]][[発動]]後に[[《RUM−幻影騎士団ラウンチ》]]の[[対象]]にもしやすい。~
[[破壊]][[耐性]]持ちをこの[[カード]]で[[除去]]した後に[[《覇王烈竜オッドアイズ・レイジング・ドラゴン》]]に繋げれば、あちらの[[全体破壊>全体除去]]からの[[直接攻撃]]も通りやすくなる。~

-[[エクシーズ素材]]とする場合に「[[レベル]]を〇として扱う」という[[テキスト]]を持つ[[エクシーズモンスター]]は[[OCG]]では初。~
なお、アニメZEXALシリーズでは[[《CX 冀望皇バリアン》]]など似た[[効果]]や[[召喚条件]]を持つ[[カード]]が複数登場していたが、それらが[[OCG]]化される際は[[効果]]が変更されている。~

--ただし、元々の持ち主が[[相手]]であっても、(この[[カード]]単体では)この[[カード]]の[[エクシーズ召喚]]の[[素材>エクシーズ素材]]として[[エクシーズモンスター]]や[[リンクモンスター]]を使用することはできないと思われる(正式な[[裁定]]は発売待ち)。~
//そもそもエクシーズやリンクはエクシーズ召喚の素材に使用できない
//「レベルを」6に、だからレベルないモンスターは無理だろうね

-「&ruby(アルダンピール){交血鬼};」という[[カード名]]を見るに、モチーフには東欧・ロシアの伝承に伝わる人間と吸血鬼の交雑種である「ダンピール」が含まれていると思われる。~
[[【ヴァンパイア】]]で使用する場合の、[[エクシーズ素材]]となる[[自分]]の[[モンスター]]を[[吸血鬼>ヴァンパイア]]・[[相手]]の[[モンスター]]を人間に見立てているのだろう。~
一方で「シェリダン」は、吸血鬼小説『カーミラ』の著者であるジョゼフ・シェリダン・レ・ファニュが由来だろう。~
吸血鬼小説の著者の名、というのは同[[カテゴリ]]の[[エクシーズモンスター]]である[[《紅貴士−ヴァンパイア・ブラム》]]と同様のネーミングとなっている。~
あちらの命名則からすると、この[[カード]]の「交血」も同音の「高潔」とかけて選ばれたのだろう。~
//--この[[カード]]は[[効果外テキスト]]から察するに[[自分]]と[[相手]]の[[モンスター]]を素材に[[エクシーズ召喚]]される事がデザインされている。~
//恐らくは上記の人間と吸血鬼の交雑種という点をイメージされているのだろう。~
//上に書いてましたね

--[[ヴァンパイア]](吸血鬼)と月は切っても切れない関係にあり、この[[カード]]の[[イラスト]]にも赤い満月が描かれている。~
なお、この[[カード]]が公式Twitterで紹介された2018年1月31日は「ブルームーン(1ヶ月のうち2回目の満月)」かつ「ブラッドムーン(皆既月食の影響で、月が赤く見える現象)」の日であった。

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[ヴァンパイア]]

//―[[イラスト]]関連
//カードのイラストに描かれているカードが存在した場合、そのカードをリンク

//―《交血鬼−ヴァンパイア・シェリダン》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[デッキビルドパック ダーク・セイヴァーズ]] DBDS-JP007 &size(10){[[Ultra]],[[Secret]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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