遊戯王カードWiki - 《光の精霊ディアーナ》のバックアップ(No.15)

《光(ひかり)の精霊(せいれい) ディアーナ/Diana the Light Spirit》 †

特殊召喚・効果モンスター
星４/光属性/雷族/攻1700/守1000
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地から光属性モンスター１体を除外した場合に特殊召喚できる。
(1)：相手エンドフェイズに発動する。
自分は１０００ＬＰ回復する。

　種族・属性・墓地のカードを除外するという性質上、サンダー・ドラゴンとシナジーを持つ。
　その中でも《サンダー・ドラゴン》ならばコストとして自身を落とせるためすぐにこのカードを特殊召喚できる。

　ただ、同じコストで特殊召喚できる《霊魂の護送船》や、光属性２枚が必要だが単体である程度戦闘にも耐えうる《神聖なる魂》という選択肢もある。
　こちらはレベル４であるためランク４につなげられる他、光属性・雷族のこのカードに《トランスターン》を使い、サンダー・ドラゴンをリクルートするといった動きができる。
　《ＯＮｉサンダー》でのサーチに対応しているのも優位点となる。

　【光天使】はレベル４であることや特殊召喚効果もコンセプトに合致し相性がよく、《光天使スケール》の効果のトリガーとなったり、《武神姫－アマテラス》とのコンボも行える。

　ライフポイントを回復する効果を持つが、発動タイミングは相手のエンドフェイズと遅い。
　回復量自体も発動タイミングが遅いわりには少なく、防御用のカードを併用してまで守るほどではない。
　緩いコストを活かした各種素材としての運用が主となるだろう。
　一応、相手エンドフェイズに《戦線復帰》などを利用して蘇生し、回復するという動きは狙える。

イラストの女性は羽根のようなモチーフがついた純白の衣装を身にまとっており、一見すると天使族のイメージが強い。
稲光などの演出もないのだが、上記の通り種族は雷族である。
おそらく同パックでカテゴリ化したサンダー・ドラゴンとの相性を考慮して同種族に設定したのだろう。
後に悪魔族の《闇の精霊ルーナ》が登場し、結果的には精霊と６帝の種族・属性の組み合わせが一致することとなった。

「ディアーナ(Diana)」とは、ローマ神話に登場する女神の一柱。
月の女神として知られていることが多いが、狩猟や貞節を司る女神でもあり、ギリシャ神話のアルテミスと同一視されている。

ちなみにディアーナは、ローマ神話の主神であるユピテルが女性化・女体化して女神となった姿であるという言い伝えもある。
ユピテルは天空神であり、そこから転じて天候（特に雷）を司る神とされた。