*《&ruby(ひかり){光};の&ruby(ついほうしゃ){追放者};/Banisher of the Light》 [#f221230e]
 効果モンスター
 星3/光属性/天使族/攻 100/守2000
 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
 墓地へ送られるカードは墓地へは行かずゲームから除外される。

 [[Pharaoh's Servant −ファラオのしもべ−]]で登場した、[[光属性]]・[[天使族]]の[[下級モンスター]]。~
 2000の[[守備力]]と[[墓地に送る]]ことが決まったカードを墓地に送らせずに[[除外]]する[[永続効果]]を持つ。~

 この[[モンスター]]の影響下では、[[墓地]][[誘発効果]]が発動しなくなるので、大半の[[リクルーター]]と[[サーチャー]]を封じることができる。~
 また、[[墓地]]に行くと[[効果]]が発動してしまう[[《グラナドラ》]]、[[《雷仙人》]]の[[効果]]も[[無効]]にすることが可能。~
 加えて、[[墓地]]を肥えさせないということは[[《貪欲な壺》]]などの[[墓地]]のカードを利用するカード全般を封じることが可能となる。

 [[表側守備表示]]にするのが少々難しいが、[[《シャインエンジェル》]][[《コーリング・ノヴァ》]] から引っ張ってくればさほど苦にはならない。~
 比較的簡単に[[除外]]ゾーンを肥やすことができるので、[[除外]]に関連したカードと非常に相性が良い。~
 代表的なものは[[《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》]]や[[《異次元からの帰還》]]、[[《異次元の生還者》]]辺りか。

 [[《カオス・エンド》]]、[[《カオス・グリード》]]の[[発動条件]]を比較的簡単に満たすことができる貴重なカードでもある。~
 [[《マクロコスモス》]][[《閃光の追放者》]]といったカードも登場したが、まだまだ現役である。

-「カードを[[墓地に送る]]」「[[手札]]を[[墓地に捨てる]]」など、必ず[[墓地]]へ送らないといけない[[コスト]]が必要な場合、それらのカードを発動することはできなくなる。~
ただし[[モンスター]]を[[シンクロ召喚]]に使用する場合は、例外的事例なので注意が必要。~
「[[《神の宣告》]]された場合、素材は失われる」と[[墓地]]送りは[[コスト]]に近いのだが、このカードの存在中は[[除外]]に置換される。~
これは、「そういうルールだから」と納得するしかない。
//[[アドバンス召喚]]の[[リリース]]と同様の考え方である。
//アドバンス召喚だろうとカードコストだろうとリリースは墓地に送る必要がない。この例はシンクロ召喚で墓地に送るは可能、カードコストで墓地に送るは不可能だから不整合。

-昔の[[【次元ビートダウン】]]は[[《シャインエンジェル》]]からこのカードを引っ張ってきて[[《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》]]を大きく育てる…という[[デッキ]]だった。~
今となっては懐かしい時代の話である。~
このタイプの[[デッキ]]については[[【除外ビートダウン】]]に解説がなされている。~

**関連カード [#w2b1a331]
-[[《閃光の追放者》]]

-[[《マクロコスモス》]]

-[[《グレイヴ・キーパー》]]

**収録パック等 [#g3048cd4]
-[[BEGINNER'S EDITION 1]] BE1-JP044
-[[DUELIST LEGACY Volume.1]] DL1-062 &size(10){[[Rare]]};
-[[Pharaoh's Servant −ファラオのしもべ−]] PS-27 &size(10){[[Rare]]};
-[[プロモカード]] PC2-001
-[[ストラクチャーデッキ−帝王の降臨−]] SD14-JP006

**FAQ [#n0e89100]
Q:自分[[フィールド]]上に《光の追放者》とその他の[[モンスター]]が居るときに[[《ライトニング・ボルテックス》]]を使われました。~
  自分[[フィールド]]上の[[表側表示]][[モンスター]]は[[除外]]されますか?それとも[[墓地]]に送られますか?~
A:[[破壊]]された時点で[[効果]]は適用されなくなるため、同時に[[破壊]]される[[モンスター]]と[[《ライトニング・ボルテックス》]]は[[墓地]]へ行きます。~
  なお、[[《ライトニング・ボルテックス》]]の[[手札コスト]]は《光の追放者》がまだ[[フィールド]]に居るとき捨てるので[[除外]]されます。