*《&ruby(ライトニングギア){光神機};−&ruby(ごうりゅう){轟龍};/Majestic Mech - Goryu》 [#h9e0705f]
 効果モンスター
 星8/光属性/天使族/攻2900/守1800
 このカードは生け贄1体で召喚する事ができる。
 この方法で召喚した場合、
 このカードはエンドフェイズ時に墓地へ送られる。
 また、このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
 その守備力を攻撃力が越えていれば、
 その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。

 [[ENEMY OF JUSTICE]]で登場した、[[光属性]]・[[天使族]]の[[最上級モンスター]]。[[光神機]]の一体であり、[[《光神機−桜火》]]の[[上位種]]である。~
 「[[妥協召喚]][[モンスター]]」の一体であり、[[貫通]][[ダメージ]]を与える[[永続効果]]、[[生け贄]]1体で[[召喚]]する[[召喚ルール効果]]、自身を[[墓地に送る]][[誘発効果]]を持つ。~

 [[攻撃力]]2900という数値は[[召喚制限]]の無い[[天使族]][[モンスター]]の中では最高クラス。~
 [[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]や[[《ゴヨウ・ガーディアン》]]といった、2800ラインの[[モンスター]]を一方的に殴り倒す事ができるというだけでも評価に値する。~
 高[[攻撃力]]と相性の良い[[貫通]][[効果]]により、[[攻撃]]が通ればほぼ確実に[[戦闘ダメージ]]が見込める。~
 [[妥協召喚]]可能なので奇襲性も持ち合わせており、[[フィニッシャー]]としてはかなり強力な[[モンスター]]であると言える。~

 [[最上級モンスター]]なので展開には手間がかかると思われがちだが、[[光属性]]・[[天使族]]なので[[《ジェルエンデュオ》]]を利用できる。~
 「[[《光神化》]]→[[《地獄の暴走召喚》]]」による3体同時展開や[[《神の居城−ヴァルハラ》]]での[[特殊召喚]]にも対応し、[[《死皇帝の陵墓》]]で[[生け贄]]無しで[[召喚]]することも可能。~
 [[蘇生制限]]が無いので[[《光と闇の竜》]]や[[《冥王竜ヴァンダルギオン》]]、[[《アテナ》]]などで[[蘇生]]するのも手。~
 特に[[《アテナ》]]は[[妥協召喚]]したこの[[カード]]を[[コスト]]として[[墓地に送り>墓地に送る]]、[[蘇生]]対象にこの[[カード]]を選択することで[[自壊]][[デメリット]]を打ち消せる。~
 それどころか[[《アテナ》]]の[[誘発効果]]2回分で、合計1200[[ダメージ]]のオマケ付きである。~

-尚、[[生け贄]]1体で[[召喚]]した際の[[自壊効果>自壊]]は[[裏側守備表示]]にすれば免れる。~
[[守備力]]もそこそこあるので、[[自壊]]防止と[[除去]]回避のために[[《月の書》]]を使うのも有効である。~
状況によっては[[相手]]の切り札[[モンスター]]を[[守備表示]]にし、[[貫通]][[ダメージ]]を狙うことも可能。~
とはいえ一時的に[[裏側守備表示]]となっても、再び[[表側表示]]になってしまえばその[[ターン]]の[[エンドフェイズ]]には漏れなく[[自壊]]が待っている。~
[[相手]][[ターン]]で[[除去]]を回避しても、適当な[[モンスター]]に殴られて[[表側表示]]にされたらアウトなので、安定した手段であるとは言い難い。~
//この裁定を前提において上手い具合に記述ができればいいのですが・・・。~

-[[《エンジェルO7》]][[《閃光を吸い込むマジック・ミラー》]]とは相性が良く、[[貫通]]の[[永続効果]]は残り、[[自壊]][[効果]]だけが失われる。~
[[《スキルドレイン》]]でも[[自壊]]を回避可能だが、こちらの場合は[[貫通]][[効果]]も失われてしまう。~
また、[[貫通]][[効果]]により[[戦闘ダメージ]]を与えやすいので、[[《門前払い》]]と相性がいいのも忘れてはならない。~
 →[[【門前払い光神機】]]

-[[通常召喚]]できる[[貫通]][[モンスター]]の中では[[《古代の機械巨人》]]に続く[[攻撃力]]を持つ。~
[[通常召喚]]・[[特殊召喚]]に制限のない[[貫通]][[モンスター]]の中では堂々の最高値である。~
[[蘇生]]時には[[デメリット]]が無く、[[守備力]]も及第点。~
[[光属性]]なので[[《オネスト》]]にも対応しているなど、ポテンシャルは高いと言える1体である。

-[[妥協召喚]]後に[[《強制転移》]]などで[[相手]]に[[送りつけ]]た場合、他の[[光神機]]たちと同様「その[[ターン]]の[[エンドフェイズ]]に[[自壊]]する」。~
(07/04/20の裁定)

-「[[生け贄]]一体で[[召喚]]できる」のであって、「[[生け贄]]一体で[[通常召喚]]できる」訳ではないので注意。つまり、[[生け贄]]一体では[[セット]]する事ができないのだ。(詳しくは「[[召喚]]」参照)


-名前の由来は[[《光神機−桜火》]]のルーツがおそらく旧帝国海軍の特攻機桜花であることから、同じく旧帝国海軍の特殊潜行艇蛟竜(こうりゅう)だと思われる。~
これは太平洋戦争開戦時の真珠湾攻撃の際に南雲機動艦隊と呼応して米太平洋艦隊へ奇襲をかけた特殊潜航艇甲標的の改良型である。~
//甲標的と同じく艇首に2本の魚雷を搭載していた。~
//なお、桜花や大戦末期に投入された自爆用の人間魚雷回天とは違い一応は回収を前提にはしていたが、小型であるために航続力が短く、高性能なソナーもなく、さらに魚雷を発射したら艇の重量が一気に軽くなって浮き上がってしまい操縦も困難になるため対潜能力の高い米海軍を相手に帰還の可能性はほぼゼロに等しかっただろう。~
//沖縄戦で投入され、米戦艦に魚雷を命中させたとの記録もあるが真偽ははっきりとしていない。~
//全長:26.3m 全幅:2.0m 排水量:水中60t 最大速度:水上8kt、水中16kt 水中航続距離:231km(125海里)/2.5kt 水上航続距離:1850km(1,000海里)/8kt 兵装:45cm魚雷発射管×2、三式魚雷×2 



-コナミのゲーム作品においてー~
[[遊戯王デュエルモンスターズ World Championship 2007>ゲーム付属カード#zc3eaab5]]では、[[《ジェルエンデュオ》]]を用いて[[召喚]]すると、[[妥協召喚]]したと判断されて[[エンドフェイズ]]に[[自壊]]してしまう。

**関連カード [#f27669c6]
-[[光神機]]
--[[《光神機−閃空》]]
--[[《光神機−桜火》]]

-[[《光神化》]]

-[[《古代の機械巨人》]]

-[[《百獣王 ベヒーモス》]]
-[[《可変機獣 ガンナードラゴン》]]
-[[《パペット・キング》]]
-[[《ミストデーモン》]]

**このカードを使用する代表的な[[デッキ]] [#z45b8914]
-[[【門前払い光神機】]]

**収録パック等 [#v0179e92]
-[[EXPERT EDITION Volume.4]] EE04-JP196 &size(10){[[Super]]};
-[[ENEMY OF JUSTICE]] EOJ-JP016 &size(10){[[Super]],[[Ultimate]]};
-[[ストラクチャーデッキ−巨竜の復活−]] SD13-JP017

**FAQ [#sa24b5c9]
Q:「[[生け贄]]一体で[[召喚]]」した時、[[エンドフェイズ]]前に[[《月読命》]]や[[《月の書》]]で[[裏側守備表示]]にした場合、[[エンドフェイズ]]時に[[自壊効果>自壊]]は[[発動]]しますか?~
A:いいえ、[[発動]]しません。その後[[表側表示]]になった場合は[[自壊効果>自壊]]が[[発動]]します。(07/07/09)~